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これからの活躍に目が離せない! 3名の若手映画監督にインタビュー

2020.02.24〈Mon〉

最終更新日:2020/02/24

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最終更新日:2020/02/24

3月6日(金)より、ミッドランドスクエア シネマにて、「若手映画作家育成プロジェクト2019」で制作された、短編映画3作品が公開されます。今回のプロジェクトで選び抜かれた3名の若手映画監督にインタビューしてきました!
(写真左より、川崎僚監督、島田欣征監督、山中瑶子監督)

「若手映画作家育成プロジェクト」とは

2006年よりスタート。次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指し、プロのスタッフの指導のもと、オリジナル脚本、35mmフィルム撮影で、短編映画作品を制作する人材育成プロジェクトです。

自分の作風の持ち味と、今回の題材を選んだ理由、作品のポイントは何ですか?

『あなたみたいに、なりたくない。』川崎 僚監督  「女性が生きていくとは?」をテーマに、自主映画を6年撮り続けてきて、やはり“女性に共感してもらいたい”というところが、私の一番の作風になります。女性であることからは逃れられないけれど、性別で区切るというような固定概念から解き放たれて、寄り添うような映画にしたいと思って制作しました。また、観に来てくれたお客さんが、明日仕事に行くとき気持ちが軽くなるような、優しい映画を目指しています。

今回の題材は「婚活」ですが、私も主人公と同じ28歳の時に、結婚をしなければいけないような気がしていて。でも、実際はそんなことなくて、自由な選択ができる時代なのに、なぜかまだ日本では固定概念がありますよね。「こうしなければいけない」という固定概念から解き放たれてほしいと思い、この題材を選びました。

タイトルの『あなたみたいに、なりたくない。』という意味を考えていただけるとうれしいです。

『Le Cerveau-セルヴォ-』島田欣征監督  映画の本数は多く撮れていないのですが、WEB広告やMV、CGを使った映像を作っていました。作品の演出で自分の強みを活かせればいいなと思っています。ジャンルレスに興味があるので、作品を観たときに「あの人らしいね」と思ってもらえるとうれしいです。

毒っぽいものやシュールなもの、SFが好きで、影響は受けているのですが、そのジャンルにチャレンジしたことがなかったので、今回撮ってみたいと思っていました。脚本も慣れていなかったのですが、試行錯誤して、台詞回しや話の流れなど、苦悩しながら作り上げていきました。

自分がサスペンスものを観る時に好きなのが、ハラハラ・ワクワクして、次の展開はどうなるのかと考えることなので、ドキドキする感覚を意識しながら作っていきました。観終わった後に、「あのシーンはこうだった」「これはこういうことか!」って話してくれるとうれしいです。

『魚座どうし』山中瑶子監督  毎回違う題材を撮りたいと考えているので、今までのテイストとは違うものができたと思っています。ただ、他の人が見ると、テイストは違えど、私の色が出ていると言われるので、実際どうなのかなと(笑)。

子どもの映画を撮りたいと思っていたのですが、子供の時の記憶は単純に忘れちゃうことがあって、どんどんなくなっていくものだと思います。それと同時に、都合の良いように記憶が改ざんされることがあると思っていて。それは、大人になることで子どもの時に見ていた大人の気持ちがわかってくるようになるから、理不尽だったことも割と大人の都合の良いように、自分の記憶も改ざんされるような気がしていて。だから、早いうちに撮らないと忘れちゃうなと思ったので、子どもの映画を撮りました。子どもが自分にとってどういう存在かなと思ったときに、大人に振り回される生き物だと思って作りました。

映画は普通、わかりやすいようにテーマがあって、起承転結があるものが多いと思うのですが、今回は“出会って終わる”という構成になっていて、上手くまとまっていないのがポイントです。

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