私の思う、『ジョン・F・ドノヴァン』の魅力

TAE  全体的にとてもおしゃれ!見たい箇所が多すぎて、目が足りないと思ったくらい(笑)
山崎  場面の構図や見せ方、強弱の付け方なんかも独特で、良い意味で違和感がありました。映画のいくつかのシーンは、70ミリのフィルムで撮影されているそうで、フィルム好きのドラン監督の、映像に対するこだわりも強く感じましたね。
TAE  しかも、どんな人が撮ったんだろう?と思って検索したら、監督自身がめっちゃイケメンでびっくりした!即、インスタグラムフォローしたもん(笑)
山崎  行動が早い(笑) 監督自身が出演する次回作も、日本での公開が決まっていますから、本当に今注目されている人だなって。
TAE  あとは、役者の演技ですね。ルパートの子供時代を演じているジェイコブ・トレンブレイ君の演技力には驚かされました。こんな大人びた表情する11歳いる?って。
山崎  全体的に役者がアップで映し出されるシーンが多くて、少しの表情の変化もしっかりと感じることが出来たので、より気持ちが伝わってきました。
TAE  そうなんですよ~。冒頭のジョンのドアップのシーンをぜひみんなに見てほしい。私、あの表情がすごく好きで、とにかくかっこよくて、惚れましたから(笑)

圧倒的な映像美と音楽。衣装やインテリア、劇中歌にも注目!

TAE  映画の内容もなんですけど、やっぱり私はファッションが好きだから、衣装やインテリアにも目がいきました。
山崎  シーンを一枚の絵で見せているかのような、ファッション、壁紙、インテリアとすべてまとまりのある場面が多々あって、細部にまで行き渡ったこだわりをすごく感じましたね。ジョンの衣装チェンジの回数にも注目してほしい!
TAE  どの衣装も艶やかでゴージャスだったんですけど、その中でもジョンがお母さんに花束を持って行ったところの衣装が一番好き! 飾らずラフなスタイルで、髪もざっくり結んでいるところがとても好印象で、仕草も本当に可愛かった!
山崎  ファッションといえば、今日は映画をイメージしたスタイリングで来てくださったんですよね。
TAE  はい!ジョンをイメージして、マニッシュな感じにしました。ジャケットでかっちりしつつ、インナーでラフさを出しています。ブルーのパンツで春っぽさも忘れず、映画が全体的にレトロな雰囲気を感じたので、ベレー帽でそれっぽさも出しました。

山崎  本当に素敵!映画のイメージを上手く表現してくださっています。ファッションもですが、私は音楽の入り方が好きでした。アデルやザ・ヴァーヴの有名な曲が、絶妙なタイミングで流れてくるので、そのシーンにより入り込めるというか。
TAE  分かります!オープニングと雨の街のシーンが、音楽といい撮影技法といい最高だった…。思わず泣きましたもん。

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注目してほしいポイント。あんまり言えないけど…ここを見てほしい!

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