近江の食文化をふんだんに。発酵フレンチ×ペアリングも千秋楽
お待ちかねのディナータイム。近江の発酵にこだわるフレンチとワインをいただけるのも、これで最後です。「大地の恵みを存分に味わいたいと思います!」と編集長。近江とフランスの食材を使った料理の中でも、選りすぐりのメニューをご紹介♪前菜は、イワナなどの魚を使った、食感も香りも豊かな3点盛り。菱三陶園のシックな器に盛られています。
古株牧場の出来たてでフレッシュなチーズを使った「ア・ラ・ミニッツフロマージュと林檎」。濃厚でクリーミーなチーズと爽やかな甘さのリンゴの相性が抜群です。
フレンチ×近江食材の融合の真骨頂!「鮒鮓甘露漬けとフォアグラテリーヌ柚餅子」は、大福のような素朴な見た目とは裏腹に、口に入れるとしっかりフレンチの一品。鮒鮓とフォアグラのうま味、淡海酢が見事に融合したスペシャリテです。
メインは、サカエヤの熟成肉。2カ月熟成したスネ肉は、とても柔らかく、肉の持つうま味や甘みが口の中でジワリと広がる極上の味わいです。
今回はペアリングディナー。それぞれの料理にベストマッチするワインをソムリエが勧めてくれました。料理の個性を知るソムリエが選ぶワインは、お互いのおいしさを引き立てる絶妙なセレクト。「そうそう、このペアリングの感動を以前も感じたのです!本当に絶妙!」と編集長。
冨田酒造の「七本槍」も、もちろんラインナップ。「米のうま味が生きているから、食中酒としてもぴったりですよ」と、ソムリエが教えてくれました。
スパイスなどが効いたボンボンショコラでディナータイムは終了。「ロテルド比叡の夕食は、五感を満足させるディナー。驚きの連続もあって、“また訪れたい!”いつも思っていました。これが最後だと思うと寂しい……」。
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早起きして朝のお勤め。絶景も見られて「今日もいいコトありそう」
WRITER
Yoshimi Horii
『KELLY』編集長。星野リゾートをこよなく愛する。国内外の施設を制覇するのが夢!
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