2020.4.1wed
劇団四季のディズニーミュージカル『ライオンキング』名古屋公演が開幕!
名古屋四季劇場で、3月26日(木)から上演が始まったミュージカル『ライオンキング』。名古屋では14年ぶり、2度目のロングラン公演です。実は、日本演劇史上、上演回数が歴代トップの演目。日本中、世界中で多くの人を魅了する、舞台の見どころをお届けします♪
ライオンの子・シンバの成長物語
©Disney
舞台はアフリカのサバンナ。動物の王国「プライドランド」で暮らすライオンの子・シンバは、父であり王のムファサや他のライオンたちと幸せに暮らしていました。しかし、シンバの誕生で王位の第一継承権を奪われたムファサの弟・スカーは、親子2匹の抹殺を企みます。その結果、「プライドランド」を一人去ることになったシンバ。本作では、シンバの心の葛藤と成長を、サバンナの雄大な自然とともに描きます。
本作は「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」が大きなテーマ。一見壮大で難しく感じますが、3つのポイントによって、子どもから大人まで楽しめる、素晴らしい作品になっているんです!
【Point1】リアリティ&インパクト大の舞台美術
©Disney
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幕が上がってまず驚くのが、本当に生きているかのように、精巧に作られた動物たちの舞台美術。アメリカの舞台演出家・ジュリー・テイモアが手がけたもので、インドネシアの影絵や、日本の文楽や歌舞伎からも着想を得たといいます。アニメーションとはまた違ったリアリティがあり、動物ごとに異なる表情や、細やかな動きの表現も見事。特に「プライドランド」の動物たちが大集合するシーンは圧巻です。
【Point2】ストーリーを引き立てる、多彩な楽曲
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物語を彩る曲は、アニメーション版と同じくイギリスのミュージシャン・エルトン・ジョンが担当。さらに、『美女と野獣』『アラジン』などで知られるティム・ライスも作詞で参加しています。南アフリカ出身の作曲家・レボMの、ズールー語(南アフリカで使われる言語)を用いたコーラス編曲も、力強く印象的。好奇心旺盛なシンバが歌う「早く王様になりたい」、「ハクナ・マタタ」などの軽快なものから、冒頭の「サークル・オブ・ライフ」、「愛を感じて」「お前の中に生きている」といった、心に響く迫力ある楽曲まで、魅力的な全19曲が盛り込まれています。
【Point3】子役&ユニークなサブキャラクターの好演
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劇団四季の『ライオンキング』といえば、厳しいオーディションを勝ち抜いた子役が活躍することでも有名。シンバと幼なじみの子ライオン・ナラの、小さな身体から飛び出す、パワフルな歌声と演技に惹きつけられます。また、人気キャラクターのティモンとプンバァは、なんとオール名古屋弁!東京では江戸弁と女言葉、大阪では関西弁と、シンバがプライドランドから遠く離れた場所に来たことを表現するために、上演するエリアによって口調が変わる面白い演出です。次々と出てくる流暢な方言に、思わずクスっと笑いが起こる場面も。
美術、楽曲、演技、ディズニーの職人技が結集した『ライオンキング』。開幕前から、早くも12月末までの上演延長が決定し、期待が高まっています!
※新型コロナウイルス対策については、公式サイト・SNSで事前に確認して、おでかけください。喉エチケットや頻繁な手洗いなど、感染症対策の実施を心掛け、ご自身の体調に不安がある場合は、決してご無理をなさらないようお願いいたします。(4月30日公演分まで払い戻し対応中)
ディズニーミュージカル『ライオンキング』
- 上演期間
- 2020年3月26日(木)~ロングラン公演
- 問い合わせ
- 0570-008-110
- 会場
- 名古屋市中村区名駅南2-11-11 名古屋四季劇場
- 時間・休演日
- 公式サイトで確認
- 料金
- 一般S席1万1000円、A席8800円、B席6600円、C席3300円、ファミリーゾーンS席子ども5500円、A席子ども4400円(全て税込)
※子どもは3歳以上、小学校6年生以下