テラシマユウカ

今回のアルバムにも、ユユさんとナルハさんの作詞曲が1曲ずつ収録されていますよね。分かりやすく言うと、ふたりの歌詞の世界は、真逆。

ユユさん  ナルハの歌詞は具体的で情景が思い浮かぶ。私の歌詞は抽象的で、何通りにでも意味を取れる。本当に真逆の歌詞を書くなって思います。

ナルハさんの歌詞はスッとストレートに入ってきますが、ユユさんの歌詞は「ん?どういうことだ?」ってちょっと考えてしまう“含み”が多い印象です。

ユユさん  実際それを狙って書いていて、自分の込めた思いはそこにあるけど、聴いた人の数だけ意味があっていいと思っています。歌詞に関しては、意味を変に固定したくないっていうこだわりがあって。でも、今回のアルバムの『キモチイイコトシタイ!』は、割と分かりやすく、PARADISESのことを書いたつもりです。このメンバーで活動を始めるにあたって、2人のことをより知りたいと思って、メンバーそれぞれの脳みそに自分がなったら何を思うんだろうと、人の立場に立ってみて書いてみました。私たちが何か伝える方法って、歌とパフォーマンス、あとは歌詞しかなくて。GANG PARADEじゃなくなることに不安を感じる方も多いと思うので、変化は怖いものじゃなくて、チャンスを掴むための転機なんだよって。だから大丈夫、私たちとこれからも楽しく過ごしていこうねって意味を込めています。
ナルハさん  私が書いた『優しい風に吹かれて』は、私自身にとっての良い日、悪い日をイメージして書きました。悪い日があるとやっぱり落ち込んだり悲しんだりしちゃうけど、でもきっといつか良い日は来るからって、最後はポジティブな物語に。

「PARADISES」のリードトラックである『GOOD NIGHT』からも、新しいことが始まることへの前を向いたメッセージを感じます。

ユユさん  Aメロ、Bメロではちょっと突き放すというか、ハッキリと物事を言っているので決してやさしくはない歌詞ですが、サビでは「初めから飛ばすよ」とか、「前だけ見てるよ」とか、私たち自身の背中も押してくれる、新しく始まることへの一曲目としてとてもいい歌詞だなって思います。

PARADISES「GOOD NIGHT」 Music Video


あ、話が逸れちゃいましたね。最後に、月ノさんがナルハさんを紹介してください。

月ノさん  先日、合宿(WACK合同オーディション2020)に参加させてもらって、BiSの楽曲『primal.』を歌う機会がありました。2番の歌詞に「透明な心を白で汚したんだ」ってフレーズがあって、それを歌った瞬間にナルハの顔が思い浮かびました。入ったばかりの頃は、いい意味で何も知らず、色なんてなくて透明だったと思うんですけど、GANG PARADEとして一緒に約1年間活動してきて、もう透明ではないのかもしれないけど、でもまだ何色にでもなれる可能性を秘めている子。“白で汚したんだ”って斬新な表現が、今のナルハにぴったりな気がしています。

ナルハワールド

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GANG PARADEが分裂?!“若(わか)”の文字を背負い、 ファンを楽園へと誘う「PARADISES」始動!

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