2020.4.14tue
発酵食で健康に!酵素シロップ&発酵あんこの作り方
お疲れ気味のときは、体をいたわる効果を持つと話題の発酵食がおすすめ。変化が見える発酵食は、手作りすればさらに愛着が湧くもの。今回は、ビギナーさんでも簡単に楽しく作れる、おすすめの発酵レシピを2つご紹介します。
酸味と甘みをギュッと凝縮!3種の果物でつくる酵素シロップ
見た目がオシャレなうえ、美容や健康に効果があるとして人気急上昇中の「酵素シロップ」。シロップはもちろん、具材はヨーグルトにかけるなど、余すことなく味わえます。
酵素シロップの作り方
- 材料(1瓶分※瓶は1リットルのものを使用)
- リンゴ:2個
オレンジ:2個
レモン:1個
上白糖:500g
①リンゴ、オレンジ、レモンの皮についた防腐剤や薬品を落とすため、重曹で皮を洗います。
②果物を適当な大きさにカット。この時、苦みのもとになる、リンゴの茎とオレンジのヘタをそれぞれ取り除くのがポイントです。
③熱湯で消毒済みの容器を用意して、砂糖と果物を交互に入れていきます。最後は砂糖となるようにして、手でギュッと押し込みながらふたをします。
直接日光が当たらないような場所に保管し、1日1回、手でやさしくかき混ぜます。果物から泡が出てくるようになると、発酵が進んでいる証拠。約10日ほど経ったら、飲み頃ですよ。
作った酵素シロップを炭酸水で割ると、酵素ジュースも簡単にできちゃいます。
ほっこりやさしい甘さの発酵あんこ
砂糖類を一切使わずに、麹の力で甘くする注目のスイーツ。麹の酵素や乳酸菌、アミノ酸に加え、美肌に良いとされるコウジ酸もたっぷり。腸内環境を整えてくれます。
発酵あんこの作り方
- 材料(2人分)
- 小豆:200g
米麹:200g
塩:小さじ1/2弱
水:3~4カップ
①小豆はまず渋切り(アク抜き)をします。その後、炊飯器に小豆と塩、水を入れて「玄米モード」のスイッチをオン。小豆が柔らかくなるまで煮ます。
②ここで、自分の手についている常在菌を活用するのが発酵レシピのポイント。菌を活発に動かすため、手で米麹をよく揉みます。
③炊飯器に②の米麹と分量の水を追加。ふたはせずに濡れ布巾をかぶせたら、保温スイッチを押して、6~8時間保温状態にして発酵させます。発酵まではたったの1日、出来上がったらよく混ぜましょう。
出来上がった発酵あんこを使って、おやつにぴったりな「きな粉とあんこのプチマフィン」はいかがでしょう?発酵あんこときな粉を混ぜて、手軽に食べられるサイズの和風マフィンに。ほっこり香ばしい味は、お腹も心も満たしてくれます。
レシピを教えてくれたのは……
八幡善姿子さん
総合フードサービス企業「SORA GROUP」取締役会長、保育事業「エイト」代表取締役会長であり、食生活習慣研究家、予防医学士、ファスティングマイスターの一面も。「2019ベストボディ」40代女性クラスの日本大会準グランプリ。月刊ケリー『BEAUTY&HEALTH Days』連載中。『メナージュケリー』ブロガー。
https://www.instagram.com/yoshiko_9/
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