ノスタルジックな港まち、三重・尾鷲「網干場」のアートな絶景にうっとり
#おでかけ

2020.5.4mon

ノスタルジックな港まち、三重・尾鷲「網干場」のアートな絶景にうっとり

せっかくの連休なのに、おでかけできない今年のゴールデンウィーク。日刊ケリーでは、「記事を見て、少しでもおでかけ欲を満たしていただけたら」と、コロナが落ち着いたら行きたい素敵なスポットを紹介中です。今回の第三弾は、三重・尾鷲の旅をお届け!

名古屋から車を走らせて、およそ2時間半。どこか懐かしい雰囲気が残る尾鷲は、長年愛される老舗と、移住者が開いた店が集まる注目のエリアです。

土日のみオープンする食事処「網干場」は、「地域おこし協力隊」として移住した豊田さんと、地域の住民によって誕生しました。海沿いの一本道を進むと見えてくる、赤い屋根が目印です。

店に入ると、大きな窓が切り取る雄大な風景に、思わずうっとり。この窓を生かした店づくりは、豊田さんのアイデア。外に立って、景色と一緒に写真を撮るのも◎

「網干場」に来たら食べたいのが、地元の新鮮な魚介を使った定食。「キントキダイの姿造り定食」(1200円+税)です。多くの種類がかかる、定置網漁で獲れた魚を使用しており、中には都会で流通しないものもあるそうです。「尾鷲港」でその日に揚がった、獲れたての魚を味わえるのは、漁師まちならでは。鮮度を保ったまま、刺身や天ぷらにし、魚嫌いの人や子どもが「おいしい!」と驚くことも多いのだとか。

非日常へと誘う窓から、のどかな海辺を眺めるだけで癒されます目が合うと「どっから来たん?」と声をかけてくれる、気さくな地元民との出会いも、旅の醍醐味です。

町中は昭和から時を止めたレトロな看板や、港に停泊する漁船など、見慣れないもので溢れていて、まるで異国に来たかのよう。都会では味わえない景色と海の幸、温かい地元の人に癒される尾鷲で、スローな旅をしてみませんか?

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WRITER

Moeko Mizuno

Moeko Mizuno

岐阜県多治見市出身。雑誌編集者として飲食店やショップを中心に取材経験を積んだ後、家業の陶器屋に転職。現在はライターとの二足のわらじで活動中。趣味は休日に各地のカフェや純喫茶を巡ること。

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