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「星野リゾート 界 遠州」Trip.14 静岡|お茶の深~い魅力に陶酔
#おでかけ

2020.6.1mon

「星野リゾート 界 遠州」Trip.14 静岡|お茶の深~い魅力に陶酔

旅好きならば誰もが憧れる「星野リゾート」。その素晴らしいホスピタリティと極上ステイは、国内だけでなく海外のゲストをも魅了しています。『月刊ケリー』編集長が毎月、「星野リゾート」の施設を訪れ、現地の旬の魅力をお届けしているこの企画。第14弾は、名古屋からも車ですぐに行ける「星野リゾート 界 遠州」。お茶の奥深い魅力と味わい、穏やかな空気が流れる、静岡ならではの滞在が魅力です。「星野リゾート 界 遠州」のオリジナルブレンド茶「爽華」のプレゼント企画もお見逃しなく!

※この記事は2020年3月に取材を実施しています。

profile 『月刊ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の全施設を制覇するのが夢。「星野リゾート 界 遠州」は、「穏やかな浜名湖の景色にいつもうっとり。名古屋から一番近い癒しの宿ですね」。

伝統工芸と茶処リビング付き。ほっと落ち着ける客室へ。

今回滞在するのは、「遠州つむぎの間 茶処リビング付き和室」。室内の随所に設えた伝統工芸品「遠州綿紬」は、今では希少な織物を作り続けている、ぬくもり工房の作品です。色鮮やかでぬくもりを感じる素朴な風合いが特徴。クッションや障子などに使われています。そして何と言っても、浜名湖を一望できる景色が最高!ロープウェイやボートが行き交う長閑な雰囲気に落ち着きます。

客室内には、茶葉と茶器のセットが3種類も!到着時は香りの高いお茶を、就寝前はうま味、目覚めは色と香りを楽しむ深蒸し茶…といった具合で、飲み分けられるようになっています。もちろん、お茶もお菓子も静岡県のものを採用。「茶器の風合いもそれぞれ個性的で、お茶を入れるのが楽しくなりますね」と編集長。

さっそくお茶をいれます。「お部屋で本格的なお茶を自分で入れられるのが贅沢ですね」。鉄瓶で沸かしたお湯でお茶を入れ、一煎、二煎……と楽しめます。茶処カウンターは障子を閉めることもできるのもうれしいポイント。

チェックイン当日のお楽しみ♪「ご当地楽(ごとうちがく)」で深さとおいしさを新発見。

「界 遠州」のご当地楽(土地の文化に触れる催し)は、煎茶の本格的なおいしさを楽しむもの。この日は、春に合わせた「花香る煎茶体験」と題し、香りの高いお茶(花茶)と、日本人の花見文化を表現したご当地楽です。

お茶は、スタッフの倉橋さんが丁寧に入れながら、その味わいについて詳しく説明してくれます。この日のお茶は、ふくよかな香りの本山茶、話題の香り煎茶の一つ「藤枝かおり」、有機無農薬の和紅茶「春野紅茶」の3種類。

1種類ずつ、順に味わっていきます。「同じ煎茶なのに、色も香りもこんなに違うんですね!」と編集長。それぞれの茶葉の香りと味わいを楽しみます。

その後は、先ほどの3種類から好みの茶葉を選び、ブレンドする「合組」を楽しみます。味わいながら、自宅でもおいしくお茶がいただけるコツを教えてくれます。

「合組」は、自身で体験。「お茶の葉はきちんと軽量するのがおいしさの秘訣。そして温度は70℃で!」と話す倉橋さんに従い、10gの茶葉を計量。編集長は、「本山茶」と「藤枝かおり」の茶葉の合組を体験しました。「計量をここまできちんとしたことがなかったのですが、茶葉の重さって繊細なんですね」と編集長。

自身で入れたお茶の味わいは格別!しっかりとお茶を学びました。この「春のご当地楽」は既に終了していますが、5月11日から6月末までは「新茶体験」のご当地楽がスタート。

こちらは、浜松が誇る天竜川の上流域で作られている天竜茶を一煎、二煎といただき、味わいの変化を楽しみます。そして、最後には、縁起物である八十八夜に摘み取ったお茶で、一年の無病息災を祈願します。その後、7月からは「夏のご当地楽」に切り替わります。

浜名湖の風を感じる露天風呂と、お茶玉美肌入浴で癒しの時。

お茶でリラックスした後は、温泉でのんびりと。界 遠州には「華の湯」と「湖都の湯」の趣が異なる二つの温泉がスタンバイ。「華の湯」では、静岡県産の無農薬茶葉をかごに詰めた、「お茶玉美肌入浴」が楽しめます。「お茶の香りと成分に包まれて、ほっこりゆったり。幸せですよ」と編集長。

もう一つの「湖都の湯」は、ヒノキが香る内湯と浜名湖の優しい風を感じる露天風呂があります。「お風呂は男女入れ替え制なので、ぜひ、両方浸かって比較してみてくださいね」。

遠州灘での漁獲量の多さを誇るふぐ。ふぐとうなぎの特別会席。

ふぐの漁獲量が多いということを、浜松の人たちの間でもあまりしられていないとか。遠州灘にちなんだふぐと、言わずとしれた名物のうなぎをふんだんに楽しめる「ふぐうな会席」をいただきます!お造りや酢の物などをのせた宝楽盛りは、地の食材をふんだんに盛り込んでいます。

淡白な味わいの「ふぐ薄造り」は、噛むほどにふぐの甘みがじわり。

名物の浜名湖のうなぎは、あっさりと白焼きから。身がふんわりとやわらかく、香ばしい風味で、お酒もついつい進むおいしさ!「名古屋は蒲焼きがメインですが、白焼きだとさらに濃厚なうま味を感じますね」と編集長。

レモンをキュッとしぼっていただく、ふぐのから揚げ。「サクッと軽い衣に、ふんわりとやわらかい白身のおいしさがたまりません!」。

界 遠州特製 うなぎ共だれ焼きの土鍋ご飯。「共だれ」とは、うなぎの骨や身、日本酒でだしをとり、しょうゆやみりんなどを加えたたれのこと。スッキリとした甘辛さで、「お腹いっぱいでもついつい箸がすすんでしまう味です」と編集長。贅沢すぎる会席を満喫しました。

食後はゆっくり時がながれるトラベルライブラリーで「おちゃけ」を堪能。

「おちゃけ」とは、お茶とお酒を合わせた言葉。すっかりと夜も更けて、ライトアップされたつむぎ茶畑の幻想的な風景を見ながら、優雅に大人の時間♪まるでバーのように、目の前でカクテルなどのお酒を出してくれます。撮影日当日は春直前!だったため、ピンクとグリーンで桜をイメージする色合いの、花茶ジンをいただきました。ジンは、あえてクセの少ないものを使用し、お茶の香りと桜のフレイバーを引き立てているので、すっきりととても飲みやすかったです。

茶箱に入った朝食にワクワク♪

朝食にもご当地の要素をふんだんに。茶葉を保存するために使われる「茶箱」を使った朝食は、見た目にもかわいらしく、静岡らしさ満点!あさりとあおさの浜名湖汁は、この土地で好まれる具沢山のお味噌汁。体をじんわりと温めてくれます。

朝日にきらめく浜名湖の美しさにも感動!「時間によって表情を変える浜名湖は、ずーっと見ていられますね」と編集長。

花×お茶を味わって、朝から福を呼び込む!

界 遠州で毎朝10時から行っている朝茶。撮影時は「春の朝茶ブレンド」と名付けられた、春らしい花と静岡のお茶を合わせたブレンド茶がスタンバイ。ローズやカモミール、ラベンダーなどのハーブとお茶の融合には、ハッとさせられました。

これらのお茶は、ワイングラスに注ぎ、冷茶として味わいます。「グラスに入れると、香りがよりしっかりと楽しめ、味わいもまろやかに感じるかも?」と編集長。かなり集中して香りと味を確かめることができます。

摘みたての香りとうま味。収穫を祝う「新茶いっぷく滞在」で旅を締める。

チェックアウト前、今回の旅を締めくくるお茶プランを体験!若々しい黄緑色の新芽を眺めながら、「新茶いっぷく滞在」を楽しみます。

3種類のお茶とお菓子、茶器の入った「煎茶ヌーボーセット」を片手につむぎ茶畑へ。スタッフさんがお茶の香りとうま味を最大限に引き出したお茶をいれてくれます。

お菓子も、お茶を使ったブリュレやわらび餅など、まさにお茶尽くしです。朝11時から開始のこのプランに参加した編集長は、あまりの心地よさに長居してしまいチェックアウトギリギリに!それでも十分、お茶と界 遠州ならではの穏やか&緩やかな滞在を満喫し、気持ちをリセットしました。「名古屋からも近いので、女性同士でもドライブ気分で来られるのもうれしいですよね。近場の癒しとしては本当にオススメです!」と編集長。さて、次回はどこの星野リゾートへ!?お楽しみに!

※掲載されている情報は、2020年3月時点のものであり、変更となる場合があります。

PRESENT

「星野リゾート 界 遠州」のオリジナルブレンド茶「爽華」を3名にプレゼント!

応募締切は2020年6月15日(月)

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MAGAZINE 雑誌『KELLY』

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「星野リゾート 界 遠州」Trip.14 静岡|お茶の深~い魅力に陶酔

WRITER

Yoshimi Horii

Yoshimi Horii

『KELLY』編集長。星野リゾートをこよなく愛する。国内外の施設を制覇するのが夢!

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