2020年6月27日、中区・大須に韓国マカロン専門店「私はトゥンカロンに恋をした」がオープンしました。

お店があるのは、大須の東仁王門通りと万松寺通りの間、韓国語で書かれたピンク色の看板と、女性のイラストが目立つ外観です。

今回お話を伺ったのは、同店のプロデュースに携わった川崎さん。お店が出来たきっかけや、韓国マカロンの魅力について、お話いただきました。

ーー韓国マカロン専門店は、まだ名古屋では珍しいですよね。この店を開いたきっかけはなんですか？

川崎さん　　今InstagramなどSNSを通じて、韓国マカロンが流行っていますよね。東京の原宿や大阪ではすでに韓国マカロン専門店があり、お客さんが写真を撮ったり、楽しそうに買って食べている姿を見たとき、名古屋にはまだまだ購入できるお店が少ないなと。

もっと名古屋の人にも韓国マカロンの存在を知って、食べて欲しいと思ったのがきっかけです。

ーー川崎さんが韓国マカロンに惹かれたきっかけは？

川崎さん　　ちょうど新型コロナウイルスの影響もあり、現地にはまだ行けていないのですが、国内では東京や大阪で数十軒と食べ歩きました。

いろんなお店を巡る中で、色や形、フレーバーの違いがあるのが楽しいなと感じて。あと、かわいくてポップな見た目に元気になれるなと。

ーー数十軒も！すごい数ですね！食べ歩いた結果、お店づくりにあたって影響を受けたことはありましたか？

川崎さん　　そうですね、どの店舗もそれぞれオリジナリティがあるのが良い点だと思っています。だから、自分たちのお店ならではの味や見た目のデザインを表現しようという気持ちになりました。

同店では、毎日約9種類の韓国マカロンがショーケースに並んでいます。カラフルな韓国マカロンの中には、たっぷりのバタークリームが入っていて、ひとつでお腹も心も満たされる一品です。

ーー韓国マカロンの素材など、こだわりはありますか？

川崎さん　　素材で言えば、サンドされているバタークリームには高品質のバターを使っています。何種類ものバターを使って試した中で、最も韓国マカロンとの相性が良いものを選びました。

ーーひとつずつ色や形といったデザインやフレーバーが違いますよね。商品制作の際、どんなことを考えているのでしょうか？

川崎さん　　韓国マカロンのデザインは、かわいくて目でも楽しめるもの、味はできるだけ甘さを控えめにして食べやすいように、気をつけています。例えば、キャラメルのバタークリームを挟んだ韓国マカロンは、塩気のきいたプレッツェルを乗せてみたり。

ーーなるほど。たくさんの種類があって、どれも魅力的で、選ぶのに迷ってしまいます。中でも川崎さんのおすすめや好きな種類はありますか？

川崎さん　　そうですね、やっぱりキャラメルプレッツェルの韓国マカロンかな。でも不定期で少しずつ種類を変えて提供しているので、選べないですね（笑）。

また、ドリンクメニューには、「#おうち時間」で話題の新感覚ドリンク「ダルゴナラテコーヒー」や、アレンジを加えた「ダルゴナココア」、「ダルゴナ抹茶」（各種税込500円）がラインアップ。

ぽってりと乗ったコーヒークリームはほろ苦さと甘さが合わさった、絶妙なハーモニーが楽しめる一杯です。コーヒーの苦みがあるので、甘さ控えめの韓国マカロンとのペアリングもおすすめとのこと。

ーー最後に、今後このお店をどんな風にしていきたいですか？

川崎さん　　新しいメニュー開発に力を入れていきたいですね。例えば、韓国マカロンがセットになった商品や、夏に向けてアイスをサンドした韓国マカロンを作りたいと思っています。

選んで、見て、食べて楽しい韓国マカロンの専門店「私はトゥンカロンに恋をした」で、お気に入りの一品と出会いに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

※掲載内容は2020年7月現在の情報です。