現地に行った舌の記憶を頼りに、本場の味を再現
現在、「spice & cafe imairo.(イマイロ)」の「ベジミールス」を構成するのは、カレー、ごはん、副菜合わせて全11品あります。
ーー品数が多くて、どれから食べようか迷ってしまいます…!食べ方の決まりなどはありますか?
近藤さん 小鉢に入ったおかずは、やさしい味から鋭い味のものまで様々なのですが、複数のおかずをよく混ぜて食べるのがおすすめです。
あと、ご飯の上に乗っている、煎餅のような形の「アパラム」は、パリパリと砕いて、ご飯と混ぜて食べてみてください。
カレーの小鉢以外にも、コリコリ食感の野菜炒め「ビーツのポリヤル」や、ヨーグルトなどもあり、カレーと混ぜることで多様な味わいに。
ピリッとした辛味があったり、酸味が効いていたりと、それぞれの小鉢によって味や食感が異なるのが魅力のひとつです。
近藤さん まだまだミールスは名古屋に根付いていないですし、日本でも馴染みのない方が多いですよね。多くの日本人にとって舌に馴染みがないから、ミールスが苦手な方もいて当然だと思っています。
でも、だからといって日本人の舌に合わせようとする気はないです。やはり、南インド現地の味を食べて、「こんなおいしい料理があるのか」と知ってほしいので。