地域の人々の生活に溶け込むお店へ
焼き菓子も好評な同店。中でもかわいらしいクマと女の子のイラストが描かれた、「ミエルの赤いクッキー缶」が人気です。
缶の中のクッキーは、甘いものや酸っぱいもの、しっとりやサクサクなど、食感、見た目、味がどれも異なるのだとか。
ーー今後どんな風なお店にしていきたいですか?
市原さん やりたいことがまだ全部できていないので、たくさんありますが、まずは焼き菓子の充実。お土産にしていただけるような、商品ラインナップにしようと思います。クリスマスやお正月シーズンもありますから。
ーーもうお正月のことを考えているんですね!
市原さん だいたい半年以上前から考えています(笑)。あと、今は予約しかほぼ受付できていないホールケーキを、いつも数種類から選べるようにしたいです。
これから毎年うちで誕生日ケーキを買って来て、いま子どもだったお客さんが大きくなって、親になってからも買いに来てくれて、2世代、3世代と使ってくれるようなお店になりたいですね。
フランスで「はちみつの家」という意味を指す、「メゾン・デュ・ミエル(maison du miel)」は、甘いはちみつの幸せなイメージと、この地域の人々の生活の一部になりたい想いを込めて名付けられたそう。
何気ない日常にささやかな喜びを、特別な日にはとっておきの贅沢を、「メゾン・デュ・ミエル」のケーキやパンを買いに、訪ねてみてはいかがでしょうか。