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『耳をすませば』の「地球屋」が設置される「青春の丘エリア」は、公園の象徴的な存在に。

愛知県の観光魅力度が低いせいか、遂に愛知に新しいテーマパークのような施設ができると喜んでいる方もたくさんいると思いますが…。

僕らが作ろうとしているものを改めて言うと、“本当の公園”を作りたいんです。たとえば、ロンドンには「ハイド・パーク」、ニューヨークには「セントラル・パーク」という、とても素晴らしい公園があります。名古屋にもそういうものを一個作ったらいいんじゃないかと、思ったわけです。だから、テーマパークではないですね。「ハイド・パーク」も公園内を歩いて行くと、ピーターパンがいたり、いろいろと大自然の中に楽しみがあったりするんです。そんな感じで、ジブリが出てくるというのを「ジブリパーク」ではやろうと思っています。

与えられるばかりのテーマパークではなく、公園に来た人が自発的に考えたり、感じたりできるような場所ということでしょうか?

そうですね。もう与えられるだけという時代じゃないと思いました。映画だってそうでしょう。全部をみせてくれる映画と、ちょっと考えないと面白くない、という2種類があると思うんですけど、あるとしたら後者ですよね。そういう気持ちで作っています。

先ほど、今回の「ジブリの“大じゃない”博覧会」がダイジェスト版というような言葉で表現されていましたが、これまでの軌跡を振り返ることはありましたか?

僕は、あんまり考えませんね。部分的に、改めて作品を見ると懐かしかったけれど、それ以上のものはないです。過去に浸って、喜んでもしょうがない。できたら、前に進みたいです。
ただ、思い付きで言うと、正確な数は分からないけれど、今までに展示を多分30~40個はやってきたと思うんですよね。そうした作品たちを、とても広い場所に一堂に集めたら、きっと面白いでしょうね。

本当の公園を作りたいということから、鈴木さんをはじめスタジオジブリが「ジブリパーク」でみなさんにどんなものを届けていきたいですか?

実は、今はまだ「ジブリパーク」のことがあまり話せません。ぜひ、今後の進捗を楽しみにしていてください。

まだまだ構想中の「ジブリパーク」。胸が高まる思いで、開業を心待ちにしましょう!
「ジブリの“大じゃない”博覧会」の記事はこちらから。

©Studio Ghibli

※掲載内容は、2020年7月現在の情報です。

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「ジブリの“大じゃない”博覧会」開幕記念。プロデューサー・鈴木敏夫さんにインタビュー!

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