ミルクティーとスイーツの意外な組み合わせに驚きも
ショーケースに並ぶスイーツも見逃せません。季節の素材を使ったプチガトーやエクレアなど、約18種類のスイーツが並びます。
ーーミルクティーとのペアリングを考えた際、スイーツにおける特徴やこだわりは何でしょうか?
近藤さん どのスイーツもミルクティーに合うものを厳選し、店頭に置いています。中でも、コーヒークリームを使ったスイーツとミルクティーの組み合わせがおすすめです。
一見どちらも相反するようですが、ミルクティー飲んだ後にコーヒーを飲むと、ミルクとコーヒーのまろやかなハーモニーと、茶葉のスッキリとした香りがコーヒーによって引き立つんです。
ーーお互いの味を邪魔したりどちらかが消えるのでなく、活かしあうんですね。
近藤さん コーヒー系のスイーツに限らず、同店のスイーツに含まれるミルクやクリームによって、乳製品同士の良いマリアージュが生まれます。つまり、相反する掛け合わせと、同系の掛け合わせの2つが、最高のペアリングを作り出すんです。
紅茶をもっとデイリーに楽しんで欲しいから、次なる挑戦を続けていく
同店にはテーブル席が約16席あり、イートインでもお持ち帰りでもOK。
ーー今後、同店を通じてどのような存在でありたいですか?
近藤さん 紅茶がもっとデイリーな飲み物として、この町の文化として根付いてほしいですね。昔、私がインドで紅茶の専門学校に通っていた時、毎日チャイスタンドに行くのが習慣でした。
インド現地では1日のあらゆるシーンで毎日気軽にチャイが飲まれています。ミルクティーで有名なイギリスでも、ケーキと一緒に楽しむ文化があり、世界中で親しまれている飲み物なんです。
ーー日本では近年になって、徐々にミルクティーがポピュラーな飲み物になった印象がありますが、マックンチャイのミルクティーは甘さが控えめですよね。
近藤さん 紅茶の味を楽しんでいただくために、ほぼ甘みを加えずに提供しています。でもあとはお好みで、自分の舌に馴染む味でいいんです。
自分好みの紅茶が一日を通じて飲めて、自分のスタイルにあった紅茶の楽しみ方を提案できるお店でありたいですね。
「ここは1号店として、これからは違った業態のお店と掛け合わせていたいです」と言う近藤さん。その強い思いと徹底したこだわりが詰まった同店では、他では出会えない、本格的な味を楽しめます。
ぜひ「マックンチャイ×ル・プレジール・デュ・パン」に訪ねてみてはいかがでしょうか。
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- 「マックンチャイ×ル・プレジール・デュ・パン」が名古屋・本山にオープン。専門店同士の夢のコラボが実現!