絞り込んで探す

▼ジャンルで絞り込む

▼エリアで絞り込む

    • ▼主要駅で絞り込む

    • ▼区で絞り込む

世界中を魅了するグザヴィエ・ドラン監督が手掛けてきた話題作を紹介

グザヴィエ・ドラン Prpfile

1989年生まれ、カナダ・ケベック州出身。監督、脚本、編集、衣裳、プロデューサーと多才で幼少期より映画やテレビ番組に出演する子役出身の俳優でもある。自身が19歳の時に監督・主演・脚本・プロデュースしたデビュー作『マイ・マザー』で国際的に高い評価を受けた。その後、2010年から2019年の間に7本の監督作品を発表し、数々の賞を受賞。

マイ・マザー(2009年公開)

©2009 MIFILIFILMS INC

“母と子”をテーマに描かれた、ドラン監督の記念すべきデビュー作です。1:1画角やモノクロを映像に取り入れるなど、心情を映像で表現するドラン監督のこだわりの映像表現がデビュー作からも健在。本作は、第62回カンヌ国際映画祭・監督週間部門に選ばれ、世界の映画シーンに鮮烈なデビューを果たしました。最新作『マティアス&マキシム』では、母親役のアンヌ・ドラヴァルと『マイ・マザー』以来の親子役で共演を果たしています。10年の時を経た、新作の親子でのシーンにも注目!ぜひ、『マイ・マザー』と最新作を比べてみてほしいです。

STORY

母親と二人でケベック州に住む17歳の少年ユベール(グザヴィエ・ドラン)。他の誰とも変わらない退屈な青春の日々を送っている。小言が多くてうるさい母親の存在に苛立ち、自分は息子に向いていないのかもしれないと自問していた。自身のセクシャリティにも悩み、憎悪は日に日に募るばかり―。

Mommy/マミー(2014年公開)

©2014 une filiale de Metafilms inc.

ドラン監督の第5作目となる本作。ADHD(多動性障害)を抱える少年の心情を表現するためにアスペクト比1:1の斬新な技法がこちらでも話題となりました。少年から見えている世界が一気に広がる気持ちにリンクさせた、1:1からフルスクリーンに広がるシーンは圧巻!第64回カンヌ国際映画祭では巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督とともに審査員特別賞を受賞しました。

STORY

とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。シングルマザーのダイアン(アンヌ・ドルヴァル)には、ADHD(多動性障害)を持つ15歳の息子スティーヴ(アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン)と波乱の日常を過ごしていた。新政権の法案により、「発達障害児の親が、経済的困窮や、身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障される」こととなり、ダイアン・デュプレと息子の運命が大きく変わろうとしていた―。

たかが世界の終わり(2016年公開)

©Shayne Laverdière, Sons of Manual

2016年に公開されたドラン監督6作目となる本作。劇作家ジャン=リュック・ラガルスの戯曲『まさに世界の終わり』をグザヴィエ・ドランが映画化したもの。家族との嚙み合わない意味のない会話や沈黙、その間に流れる空気感で観ている者へ語りかけます。キャストには、キャスパー・ウリエル、ナタリー・バイ、マリオン・コティヤールら豪華共演も話題。カンヌ国際映画祭では、グランプリを受賞しました。

STORY

人気作家のルイ(キャスパー・ウリエル)は、自分がもうすぐ死ぬことを家族に伝えるために12年ぶりに帰郷する。母マルティーヌ(ナタリー・バイ)と妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)は歓迎ムードの中、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)と、ルイと初対面の兄の妻のカトリーヌ(マリオン・コティヤール)。久しぶりの家族での団欒で、ぎこちない会話が続く中、デザートが出る頃には打ち明けようと決意するルイ。しかし、兄の激しい言葉を合図に隠していた感情があふれ出す―。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2020年公開)

©2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.

記憶にも新しい2020年公開のドラン監督の初全編英語作品。着想から10年の時を経て挑んだ本作は、8歳だったドランが当時『タイタニック』に出ていたレオナルド・ディカプリオにファンレターを書いたという自身の思い出をヒントに描かれる、スターと少年の物語。これまでドラン監督がテーマとしてきた“母と子”の集大成とも言われ、アデルの「Rolling In The Deep」が本作を彩ります。

STORY

人気テレビシリーズに出演し、瞬く間にスターとなった俳優ジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が、29歳の若さでこの世を去った。自殺か事故か、あるいは事件か。やがて、謎に包まれていた死の真相が、当時11歳の少年だったルパート・ターナー(ジェイコブ・トレンブレイ)との間で、ひそかに交わされていた“秘密の文通”によって明らかになっていくー。

▼日刊ケリーでも以前にご紹介しています
『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』の記事はこちら

次のページ…
待望のグザヴィエ・ドラン監督最新作『マティアス&マキシム』の魅力を人気のインフルエンサーがシネマトーク

LINEお友だち登録

RANKING ランキング

TAGS #人気のタグ

MAGAZINE 雑誌『KELLY』

Please Share

【9月25日公開】話題の映画『マティアス&マキシム』の魅力を人気インフルエンサーがシネマトーク

WRITER

Mai Shimomura

Mai Shimomura

岐阜県出身。スタジオやブライダルでの 撮影経験を6年経て、編集者へ転身。 カメラと映画が好きなミーハー女子。 素敵な出会いを写真に記録しながら、 みんなの心に届くモノを発信したい。

  1. トップページ
  2. ENTAME
  3. 映画
  4. 【9月25日公開】話題の映画『マティアス&マキシム』の魅力を人気インフルエンサーがシネマトーク

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

RANKINGランキング

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。