2020.9.24thu
日本茶と甘味が自慢。那古野の新しい茶房「那古野茶房 花千花」へ【名古屋】
地下鉄「国際センター駅」より徒歩で約5分。那古野のまち全体をホテルに見立て、徒歩数分以内の古民家3棟を改装し、その中で一棟貸し切りの宿と茶房を営む「HOTEL 和紡」。今年5月の誕生以来、観光客から地元住民まで、たくさんの人が訪れています。中でも「那古野茶房 花千花」は、「HOTEL 和紡」のラウンジを兼ね、うれしいことに宿泊者以外も利用することができます。
日本茶と甘味が自慢。那古野の新しい茶房「那古野茶房 花千花」へ
歴史が息づく那古野エリアで、お茶と甘味を堪能
お店で扱う茶葉は、岐阜の東白川村や三重の水沢、豊田と、近隣の産地から厳選。老舗「不朽園」とコラボした最中をはじめ、季節の甘味とともに堪能できます。
「東白川村の煎茶」(900円+税)とともに「オリジナル最中」(300円+税)を。お好みでブランデーを数滴かけて召し上がれ。
伝統技で作られた盆に、茶葉がずらり。丁寧な説明を聞きながら選べるのが◎。
急須はすべて常滑焼を使い、茶器は現代作家によるモダンな器や骨董品をセレクト。暮らしに合わせた工芸品の使い方も提案します。
女将の元花さんがこの場所を選んだのは、歴史を感じる街の雰囲気と、上質な料理や手仕事の品を届ける、個性豊かな店主たちに惹かれたから。「県内や近県の人にこそ、那古野の魅力を体感してほしい。この茶房とホテルが、新たな出合いを生み出す場になったら」と元花さん。
「那古野茶房 花千花」の外観。建物は、市の登録地域建造物資産に認定されています。
地元ならではの良さを凝縮。趣深い宿「HOTEL 和紡」もチェック
「HOTEL 和紡」は、茶房から徒歩数分。夕食や朝食は、近隣のレストランやカフェに案内。
宿の入り口には、「和紡」の名が書かれた伝統工芸品の名古屋提灯が飾られています。
4人まで宿泊できる2階の寝室。布団は、国産素材にこだわったものを採用。
1階リビングからは、地元産の石材が彩る箱庭を眺めることができます。和紙畳が足裏に心地良いです。
今治タオルやスピーマ超長綿のルームウェアで、ゆったりリラックスを。
【HOTEL 和紡】
住所:名古屋市西区那古野1-23-9
チェックイン15:00〜19:00 / チェックアウト11:00
宿泊料:1泊朝食付き1万円〜(4名1室利用時の1名分)
http://nagono.jp/wabo/
宿×茶房でまちと人をつなぐ新しい顔として、これからも目が離せません。