2020.11.22sun
【連載コラム】旅とスイーツと ~チーズケーキが大好きだ~
【連載コラム】旅とスイーツと ~焼き菓子が大好きだ~
こんにちは。ケリーのふじこ(@postrea_fujico)です。
バスクチーズケーキをこよなく愛するってことで、初回にコラムを書きましたが、
そもそもチーズケーキ自体が好きだ!!!
ってlことで、ニューヨークチーズケーキやチーズテリーヌなど、国内外で食べ歩いたきた絶品チーズケーキをご紹介。今回は、ニューヨーク、ドイツなどの海外や、東京や京都、名古屋のチーズケーキを巡る旅です。
【京都】どうしても食べたかった!並べない私が約2時間待ってたどり着いたチーズケーキ
行列に並ぶのが苦手で、人気店やアトラクションも「並ぶなら別のでいいや……」と断念しがちな私。それでも一度は食べてみたかったのが、京都の「Kew」さんのチーズケーキ。めちゃくちゃおいしいと噂を聞いて、本を片手にひたすら待ちました……。
ボリューム満点な大きめの1カットにフォークを刺すと、力を入れていないのにとろけてしまう、このテクスチャー。口に入れた時の滑らかさが心地よく、クリームチーズの酸味と甘みのバランスも◎。お腹も心も満たされます。
【東京】あの味は忘れられない。個性派チーズケーキたち
清澄白河のパンとコーヒーのお店「B2」さん。店内に焙煎機があって、コーヒー豆の香りに包まれます。
パンとコーヒーもいいけれど、マスカルポーネチーズケーキも推せます。マスカルポーネならではのコクと後味のキレの良さ、ずっしりとした食感もいい感じです。
珍しい味のチーズケーキだと、東京・代官山にある「私立珈琲小学校」さんのチェダーチーズケーキも好きです。サクサクのボトムと、ねっとりと濃厚なチェダーチーズケーキのうま味と塩気!ブラックペッパーもかかってるなんて、お酒に合わないわけがない……!
同じく代官山の「KASHIYAMA DAIKANYAMA(カシヤマダイカンヤマ)」さんでは、温かいバスクチーズケーキが有名。小ぶりのホールサイズで提供されるバスクチーズケーキをスプーンですくうと、ふわっと軽くて、温かいゆえに、チーズの味も濃厚に感じます。なんだかバスクチーズケーキではない、別の世界のチーズケーキ。
あと天井が高く、植物に囲まれた店内が素敵なので、ぜひ訪れてほしいです。
【名古屋】最近は甘さ控えめのチーズテリーヌにも惹かれる
名古屋だと偶然にもチーズテリーヌを食べることが多くて。シンプルながら「また食べたい!」と思えるのが、伝馬町にある「喫茶space」さんのチーズテリーヌ。食感・甘さ加減・チーズの濃厚さのすべてが絶妙で。小さめのデザートフォークでちびちびと食べるひと時が幸せです。
もう期間限定で終わっちゃったのですが、藤が丘の「tori8coffee」さんのチーズテリーヌも絶品。まるでクリームチーズをそのまま食べているかのような、濃厚な味ながら、ほど良い酸味が爽やかに後を引きます。コーヒーとの相性はもちろん、ミルクとエスプレッソの2層が美しい、オレグラッセとのペアリングも良きです。
編集部のECサイト「ケリーストア」でも、西尾の「あかりい菜」さんの「チーズテリーヌ」を販売予定。
今月中に発売するので、ぜひケリーストアのInstagramをチェックしてみてください~。
あとこのお店の味!と思うのが、名駅東にある「NOOK&CRANNY(ヌークアンドクラニー)」さんのキャラメルチーズケーキ。キャラメルって聞くと甘いイメージですが、甘ったるさは皆無。ビターで香ばしいキャラメル味がクセになります。横に添えられたゆるめのホイップクリームともベストマッチ。
「キャラメルチーズケーキなのだから、もっと濃厚がいい!」という方は、「尼ケ坂サロン」さんのキャラメルチーズケーキがおすすめです。生地はしっとりしていて、キャラメルの香ばしさとミルキーな甘さが、コーヒーと相性抜群。上に乗ったナッツの食感も楽しいです。
あと、栄のアパレル&カフェ「Saturdays NYC」さんのオレオチーズケーキも好きで、特にボトムが侮れません。自家製オレオのほろほろとした食感と、苦みと塩気がチーズとよく合って、主役級においしい。
【海外編】ニューヨーク、ドイツ、スペインでもチーズケーキが好き。舌にするするなじむ、危険なおいしさ
ニューヨークで本場のニューヨークチーズケーキはマストでしょ!ってことで、世界的な有名店「Junior’s(ジュニアズ)」へ。
何十種類ものチーズケーキの中から、「ブラウニーチーズケーキ」というヘビーな味に挑戦……!でも、思った以上にチーズケーキが甘くなく、甘い以上にクリームチーズが濃厚かつクリーミー衝撃でした。おいしかったけれど、3人で食べても大きすぎて食べきれなかった……次回は4人で挑みます。また食べたい。
ドイツでは、ミュンヘンのカフェ「Vollaths」の「チョコレートチーズケーキ」がハイライト。ミルクチョコレートの甘さとチーズ感、日本のチーズケーキよりもクリーミーで独特のコクを感じます。ケーキのお尻のあたりの硬めの部分のチョコが濃厚で、食べる部分によって味や食感が違うのもまたいい感じ。
で、最後にスペインなのですが、甘すぎたり、酸味が強かったり、なんか物足りない味だったり……スペインではめちゃくちゃ苦戦しましたが、
マラガというアンダルシア地方にあるカフェ&ホテル「Cafeteria Dulces Dreams」のチーズケーキが感動でした。上の層はキャラメル。1カットがかなり大きいのですが、クリームチーズやマスカルポーネを使っていて、濃厚かつ後味はさっぱり。食べ応えがあるのに、ずっと食べていたくなる程よい甘さに虜になります。
あとは、バレンシアのカフェ「Federal」のオレオチーズケーキが好きすぎて、行く度に頼んでいました。オレオってこんなにおいしかったっけ!?ってくらい、香ばしくほろ苦く、ちょっぴり塩気もあって。ザクザク食感もハマります。
そんなわけでチーズケーキは、ひと口に「チーズケーキ」とまとめられないほど多種多様。どこにでも「チーズケーキ」はあるけれど、あの国、あの町、あのお店にしかない味があるって、奥深いですよね……。
このコラムが、皆さんの好きなチーズケーキと出逢えるきっかけになればうれしいです!
それでは、今日もよい一日を。