「ヒルトン名古屋」1階のオールデイダイニング「インプレイス3-3」で開催中のクリスマスビュッフェでは、クラッシックポーククラウンローストやローストビーフ、ローストチキンなどの伝統的なクリスマス料理をはじめ、約25種類のメニューがスタンバイ。スパイスやハーブをふんだんに使った、華やかで奥深い味わいが楽しめます。

料理の後には、もちろんデザートも。同時開催中のデザートビュッフェ「ドリーミー・クリスマススイーツ」に登場するヨーロッパの伝統スイーツや、「ヒルトン名古屋」のオリジナルスイーツが用意されています。クレームブリュレやパンケーキをスタッフが目の前で仕上げてくれる、ライブステーションもチェックして。

「ヨーロッパの伝統的な料理とデザートの饗宴」と題された今回のクリスマスビュッフェ。前菜・サラダから、スープ、肉料理、パスタまで、約25種類のメニューが登場します。シェフのこだわりが詰まったメニューのいくつかを『月刊ケリー』堀井編集長が実食し、特におすすめの3種類を選びました。

MENU.1　真紅のビーツが艶やかな「ビーツのタルトタタン」

まず1品目は、前菜やサラダが並んだ、コールドコーナーからチョイスした「ビーツのタルトタタン」。ほのかな土の香りと甘みのあるビーツをびっしりと敷き詰め、定番のリンゴのタタンとはひと味違う、パイ料理に仕上げています。

堀井編集長
ビーツを使ったタタンをいただくのは初めて! ローストしたビーツは、野菜ともフルーツともとれる新感覚の味わいです。軽い食べ応えで、スターターにぴったりですね。

MENU.2　フランス伝統料理「ソーモン・クリビヤック（サーモンのパイ包み焼き）」

スタッフが取り分けてサーブしてくれるホットコーナーから選んだのは、ロシアが起源という、フランス伝統料理「ソーモン・クリビヤック（サーモンのパイ包み焼き）」。サクッと香ばしいパイの中には、サーモンとサフランライス、ホウレン草が包まれています。

堀井編集長
断面の美しさから、シェフの丁寧な仕事がうかがえます。しっとりとしたサーモン、ホウレン草に、サフランライスの食感が加わって楽しい。ビーツで風味付けしたピンクのバターソースは優しい味わいです。

MENU.3　「ティムットペッパー＆ハーブクラストローストビーフ マデラグレービーソース」

山椒の一種であるティムットペッパーをはじめ、複数のスパイスを効かせたローストビーフ。グレープフルーツやパッションフルーツにも例えられる、ティムットペッパーの爽やかな酸味と風味が、ビーフのうま味を引き立てます。

堀井編集長
しっとりと柔らかく、これこそローストビーフ! と言いたくなる見事な焼き上がり。まずはそのまま、お肉のおいしさをじっくり味わってから、コクのあるグレービーソースを添えていただくのがおすすめです。

Profile
堀井好美 / 『月刊KELLY』編集長。新店などのレセプションに参加する機会も多く、幅広い人脈を生かして、常に情報収集を行う。「話題の店には、率先して足を運んでいます」

この時期の「ヒルトン名古屋」では、ティータイムもクリスマス仕様に。ブルーをアクセントにデコレーションしたスイーツがそろう、華やかなアフタヌーンティーセットがお待ちかねです。本格的なバリスタコーヒーや、茶葉から淹れる〈ロンネフェルト〉の紅茶など、合わせるドリンクにもこだわりがいっぱい。

アフタヌーンティーセットに加え、11月の木～日曜と12月の水～日曜にはデザートビュッフェも楽しめます。スコットランドの港町で誕生したフルーツケーキ「ダンディーケーキ」や、クリスマスリースをイメージした「リースのプリンケーキ」などのスイーツのほか、サラダ、ピラフなどのセイボリーも好きなだけ味わえます。

クリスマスシーズンをもっと華やかに彩る、ホテルメイドのクリスマスケーキもチェックして。「ヒルトン名古屋」が2020年のクリスマスに贈るスペシャリテは、モダンなデザインの「ルージュのブッシュドノエル」。甘く芳しい香りが特徴のトンカ豆と、チョコレートムースが、見事なハーモニーを奏でます。

「おうちでアフタヌーンティーを楽しめたら…」というリクエストに応え、セットメニューの一部がお持ち帰りできるテイクアウトボックスを販売中。オリジナルのボックスは、そのままテーブルに置けるスタンド型で、仲間とのリモートアフタヌーンティーや、自宅でのクリスマスパーティーに活躍してくれそうです。

photo / 神田有希（エストゥディオペペ）　Writer / 徳久千恵

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