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「星野リゾート」Trip.20 那須|北関東の地で「農業×観光」の新しい発見!
#ENJOY TODAY

2020.12.1tue

「星野リゾート」Trip.20 那須|北関東の地で「農業×観光」の新しい発見!

旅好きならば誰もが憧れる「星野リゾート」。その素晴らしいホスピタリティと極上ステイは、国内だけでなく海外のゲストをも魅了しています。『月刊ケリー』編集長が毎月、「星野リゾート」の施設を訪れ、現地の旬の魅力をお届けしているこの企画。第20弾は、農業と観光を満喫する、新しいコンセプトで人気の高いリゾート「星野リゾート リゾナーレ那須」へ。澄んだ空気のもとで、農家の手仕事を体験するサステナブルな滞在を楽しんで。「星野リゾート」のミルクジャムのプレゼント企画もお見逃しなく!

profile 『月刊ケリー』編集長・堀井好美
「星野リゾート」をこよなく愛し、国内外の全施設を制覇するのが夢。今回は初の北関東上陸!想像以上の豊かな自然と、農業への取り組みに驚きの連続です。


話題!日本初の「アグリツーリズモリゾート」を体験。

ここ「リゾナーレ那須」は、日本で初めて地域農業と文化の魅力、リゾート滞在を掛け合わせた「アグリツーリズモリゾート」をコンセプトに掲げた施設。広大な敷地には、農園やアクティビティ施設、レストランなどがあり、施設間を行き来するだけでも、澄んだ空気でリフレッシュが叶います。今回編集長が滞在するプランは、12月1日から始まったばかりの「アグリツーリズモで過ごす大人の冬旅」。土に触れる「農活」を体験し、野菜たっぷりのイタリア料理のフルコースを味わったり、ハーブのお風呂で体を芯から温めたり…。リゾナーレ那須オリジナルの冬プランと、初の北関東進出に「期待がふくらみます!」と編集長。

林を抜けた先にある客室へ向かう途中、赤く染まりつつある雄大な「那須岳」が。手前には稲の刈り取り真っ最中の田んぼがあり、日本の原風景のような光景に癒されます。

今回宿泊するのは、デラックスメゾネット。1階はリビング、2階はベッドルームがあり、その広さは62平米も!バーテーブルやソファ、テラスも配され、思い思いのくつろぎ方が出来ます。

2階から見下ろしたリビングスペース。窓は天井の高さまであり、暖かい木漏れ日がたっぷりと部屋に注がれます。

「アグリツーリズモで過ごす大人の冬旅」プランの目玉の一つ、ハーブ温浴。大浴場はもちろん、部屋のバスルームにもフレッシュ―ハーブのブーケが用意され、爽やかな香りを放っています。温かい湯舟に浮かべると、さらに香りがふわり。

アグリツーリズモリゾートの真骨頂!「ファーマーズレッスン」に参加♪

「農業体験をするなんて初めて!」と編集長。まずは敷地内の農園「アグリガーデン」に向かい、長靴に履き替えて、成長している野菜やハーブをチェック!ここの野菜たちは、地元農家で教わった有機の農法を参考に育てられているのだとか。

農薬や化学肥料を使わずに作る安全な野菜には、虫たちも引き寄せられます。その虫たちを追い払う作業も毎日。大変!だけど、おいしい証拠!

今回、農作業について教えてくれたのはスタッフの林夏菜子さん。「リゾナーレ那須」の開業前から地元農家と繋がり、農法について学んだという、頼れる存在です。

「紫水菜の間引きをしてみましょう!」と林さん。元気にすくすくと芽を出し始めた紫水菜を、きちんと大きく育てるためには、間引きが必要。間引きの理由とコツを聞きながら、編集長も農作業のお手伝い。

「育ち始めた野菜は、とても愛おしいですね」と編集長。間引いた水菜も活用されることに安堵しながら収穫します。畑の土に触れていると、癒されつつも意識は集中!黙々と手作業がはかどります。

取材時は、他にもトマトフルーツピーマンやローザンビアンカ、浜クロピーなどの、聞いたこともないような野菜がいっぱい。

小さいのに、とてもみずみずしく酸味のあるマイクロきゅうりも収穫。農薬を使用していないので、その場でお味見。「味わいがギュッと詰まっていて、酸味もある。初めての味!!」と編集長。「ファーマーズレッスン」の予定時間ギリギリまで、野菜たちについて学びました。

グリーンハウスでは、ハーブティー&畑スイーツ、ヒンメリ作り!

撮影時はハロウィン直前ということもあり、グリーンハウス内には個性豊かなジャック・オー・ランタンの案山子がずらり。ここでは、「収穫したものを余さず使う」という農家の暮らしにインスピレーションを受けた、ワークショップの数々を行います。

まずは、敷地内で育てたハーブをブレンドしてハーブティー作り。カモミールやラベンダー、ハイビスカス…と、種類も豊富。

フィンランドの伝統装飾品であるヒンメリ作り。麦わらに糸を通し、立体的なオブジェに仕上げます。現地では豊作を祈るために作られるのだとか。

ヒンメリ作りとハーブティーのおともに♪野菜の収穫とテーマにしたオリジナルのケーキをいただきます!土の部分はふわふわ&しっとりとしたチョコレートのスポンジケーキ、野菜はチョコレートでできています。「ミニ畑にしたアイデアがすごい!スプーンもスコップ型で、アグリのイメージが完璧ですね!」と編集長。このお菓子は、地元で有名な「ル・シェーブルフイユ」で作られています。(ハロウィン期間限定、現在は終了)

冬の寒さを、楽しみに変える「POKO POKO」で暖かアペリティフ。

ここは標高約500m。夕刻になると空気もさらにひんやりとしてきます。そんな寒さも、楽しさに変えてしまうのが「冬のほっこりアペリティフ」。アクティビティ施設「POKO POKO」の前ではたき火が焚かれ、炎で暖を取りながらお茶やお酒をいただけます。

薪がパチパチと弾ける音と揺れる炎には、リラックス効果も!食事前のひとときを、素敵に演出しています。

編集長は、焼きマシュマロにチャレンジ。こんがりと色づき、とろけ始めたころがおいしいタイミング。楽しみながらマシュマロをいただき、胃袋にちょっとした刺激を与えたあとに、夕食へ向かいます!

1日7組限定の「OTTO SETTE NASU」で、旬野菜たっぷりの特別なディナーを。

「OTTO SETTE NASU」は、イタリア・トスカーナ州の郷土料理を、地域野菜と組み合わせた9品のフルコースが食べられるメインダイニング。ソムリエがセレクトする自然派ワインとのマリアージュが楽しめる、大人のための空間です。利用できるのは、全43室の客室数に対して7組のみに限定し、ゆったりとした空間で食事ができるのがうれしい。

こちらは、ナスのカポナータやそら豆のクロケットなどが並ぶ「彩り豊かな小さな前菜」。「小さくても、野菜のおいしさをしっかりと感じる一品揃い!このサイズとバリエーションはとてもうれしいです!」と編集長。

那須の大地の恵みを表現した「農園のピンツィオモーニオ」。「OTTO SETTE NASU」のコースの中で、もっとも象徴的な一皿です。中には、昼間にアグリガーデンで収穫体験をした水菜やマイクロきゅうりたちも!これをきっかけに、食事中の会話もさらに広がります。

フィレンツェの名物「ビステッカ」をアレンジ。白カビ熟成することで、うま味と香りを高めた牛肉を使用しています。その肉の味わいに負けないほど、甘くみずみずしいグリル野菜もおいしい!編集長も「ワインとの相性もすばらしく、一口ごとに幸せを感じます」と大満足。

ビュッフェレストラン「SHAKI SHAKI」で、野菜パワーを朝からチャージ。

翌日の朝食は、ビュッフェレストラン「SHAKI SHAKI」へ。入口ではビタミンカラーが鮮やかな野菜たちがお出迎え。見ているだけで元気になれそう!

ビュッフェスタイルですが、コロナ感染症対策を考慮して、室内は混雑しないようにゲストを誘導。座席の感覚もきちんととられているので、安心です。

店名の「SHAKI SHAKI」は、野菜の食感から。新鮮な生野菜はスライスと角切りがあり、食感に加えて味わいの違いを楽しめます。

色鮮やかな野菜たちはお皿に盛りつけるのも楽しく、「つい取り過ぎてしまいますね」と編集長。野菜の味をダイレクトに味わえるサラダや体をじんわりと温めてくれるポトフ、16種類のパンに加え、和や洋の料理も種類豊富に並びます。高原で育った牛から搾った牛乳もおいしいと評判!

「朝にいただく高原野菜のみずみずしさもいいですね」と編集長。ヘルシーで味わい深い野菜のおいしさに改めて感動&大地の恵みに感謝しきり!

一日数組限定のアクティビティ、本格石窯ピッツァづくりに挑戦。

このリゾートでのアクティビティ体験の締めは、石窯ピッツァづくり。「POKO POKO」内にある「Books&Cafe」で行います。「生地は、親指の付け根あたりを使ってのばすと均一に広がりますよ」とレクチャーを受けながら実践。

ここでも、色とりどりの旬の野菜をたっぷりと。この日はピーマンやスナップエンドウ、ズッキーニ、かぶなどを使用。

「もちもちで弾力があって、扱いが想像よりも難しい!」と編集長。おいしいピザが仕上がるように、丁寧に心を込めて…。

野菜のトッピングは、好きなものを好きなだけ!カラフル野菜のトッピングは、まるでキャンバスに絵を描いていくような感覚に。

焼き上げは、ピッツァイオーロにお任せ。約400℃前後にまで達する窯で、少しずつ角度を変えながら全体に焼き色を付けていきます。うまく焼き上げるには熟練の技が必要なのだとか!

焼き上がったピッツァは、そのままカフェで食べても、外に持ち出してもOK。天気の良い日は、「POKO POKO」のテラスが心地よくてオススメ。

そしてここでぜひ食べてほしいのが、「牧場を応援するミルクジャムフラッペ」。これは、牛乳のフードロスを防ぐための活動としてスタート。那須町の「森林ノ牧場」で搾乳した牛乳を、長期保存できるミルクジャムに加工し、現在はリゾナーレ那須で提供しています。濃厚さが特徴のジャージー牛の牛乳を焦がす直前まで煮詰めて作るので、甘すぎずコクはしっかり。
甘さが際立つフラッペにとてもよく合います。このミルクジャムは、この冬から商品化がスタート。今回のプレゼントになっているのでチェックして!

那須高原は、周辺施設も充実。今回は話題の「バターのいとこ」に立ち寄り。

開店1時間で売り切れることもあるほど、人気のお菓子「バターのいとこ」。そのカフェが、複合施設「GOOD NEWS」の一角にオープンしたとのことで、ちょっと立ち寄り。原料となるスキムミルクを作る「森林ノ牧場が運営するSOFTCREAMSTAND」とお隣同士です。

「牛乳からバターを作る際にできる副産物の無脂肪乳を使うことで地元の人を笑顔にし、観光客の人々に選んでもらいたい」と、店長の箭内さん。いまでは那須の銘菓と言えるほど人気が高く、全国でもポップアップストアで出店をするほどの人気ぶりです。パッケージや店名のロゴデザインもとってもオシャレ。

カフェでは、ここだけでしか購入できないものがいろいろと。焼きたての看板お菓子「バターのいとこ」や、スキムミルクを使った素朴な味わいのドーナツがフォトジェニックに並びます。

「バターのいとこ」は、プレーンとカカオの2種類。無脂肪乳で作ったミルクのジャムを、バターが香るワッフルの生地でサンド。ふわっとした歯ざわりの後に、ミルクジャムがシャリ&とろっ!今までにない食感と味わいが、やみつきになります。

お土産を購入したら、カフェでお茶をするのも◎。「那須は、美しい自然に囲まれて、おいしい農作物も豊富で、人々もみんな朗らかで…。新しい発見ばかり。また遊びに来たい!って、心から思いました」と編集長。滞在を心から楽しみ、大地の恵みで心身ともに元気をもらった様子です。さて、次はどこの星野リゾートへ!?お楽しみに!

※掲載されている情報は、2020年10月時点のものであり、変更となる場合があります。

PRESENT

「星野リゾートのミルクジャム」を3名にプレゼント!
応募締切は2021年2月15日(月)

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MAGAZINE 雑誌『KELLY』

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「星野リゾート」Trip.20 那須|北関東の地で「農業×観光」の新しい発見!

WRITER

Yoshimi Horii

Yoshimi Horii

『KELLY』編集長。星野リゾートをこよなく愛する。国内外の施設を制覇するのが夢!

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