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星が丘テラスの人気店「トド アリトル ナレッジ ストア」で、新しい特別なライブイベント「cultra(カルトラ)」が開催

2020.12.01〈Tue〉

最終更新日:2020/12/01

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最終更新日:2020/12/01

コロナ禍でこれまでのライブイベントの開催が難しくなり、オンライン配信や無観客、入場者数の制限・事前予約制など、新しい生活様式に合わせた様々な形で、ライブの運営が模索される今。名古屋・星ヶ丘で、一つの音楽ライブイベント「cultra(カルトラ)」がスタートしました。

シンガーソングライターの東郷清丸さんを招き、11月15日(日)に第1回のライブが開催。限られた入場者は、星ヶ丘の夜景に包まれ、目の前で繰り広げられる生演奏を、目と耳と肌で体感し、音楽の世界にひたる一体感と、ここでしか味わえないライブの特別なひとときを満喫しました。

今回は、「cultra(カルトラ)」を運営する「クロン」代表の畠山亮成さんと、「TT” a Little Knowledge Store(トド アリトル ナレッジ ストア)」オーナーである「メゾネット」代表の山本雄平さんにインタビュー。ライブ当日の様子とともにレポートします。

12月5日(土)に行う、ケリー編集部のスペシャルイベント「ウィークエンド カーニバル2020」では、「TT” a Little Knowledge Store(トド アリトル ナレッジ ストア)」を会場にして、「cultra(カルトラ)」の運営協力により、愛知出身のミュージシャン・こだまたいちさんによる名古屋初のソロライブも開催!新型コロナウイルス感染症対策に取り組み、着席スタイルのアコースティックライブになります。お気軽にご参加ください。

『saturday special music こだまたいち ライブ』の詳しい情報はこちら

星が丘テラスの人気店「トド アリトル ナレッジ ストア」で、新しい特別なライブイベント「cultra(カルトラ)」が開催

「トド アリトル ナレッジ ストア」を会場にしたライブイベント「カルトラ」の始まりは?

畠山  僕はもともとイベンターを趣味でやっていたのですが、コロナの影響で、実施が決まっていた、いろいろなイベントやツアーが全部なくなって。「どうやったらできるのか」と考えて、場所を探していました。

1年前に、トドの南さんからお誘いを受けて、雄平さんとも初めてご一緒させていただき、大橋トリオさんのファンクラブイベントを行ったのですが、「トドだったら、今ライブハウスでイベントができないという問題を、全部クリアできるな」と思い付いて。

地下じゃないという立地や、換気、見た目的なロケーションを含め、良い条件がそろい、ここでやらせていただくことになり、「cultra(カルトラ)」を事業化する会社を立てました。詳しくは、僕のnote(『株式会社クロンを創業しました』)に書いてあります。南さんと僕は飲み仲間だったのですが、そこからどんどん広がっていった感じですね。

「cultra(カルトラ)」は、今年の3月くらいから準備を始めて、雄平さんのご紹介から、運営協力に関わらせていただくことになった、ケリー『ウィークエンドカーニバル』のライブが、愛知県緊急事態宣言の発令を受け、8月から12月へ延期に。自主企画も9月を想定していましたが、状況を見ながら、きちんと準備期間をおいて11月にスタート。東郷清丸さんを迎え、11月15日(日)に、第1回目を無事行うことができました。

ライブ実施が難しい状況で、「トド アリトル ナレッジ ストア」の会場協力を決めたのは?

山本  語弊があったら怖いので、結構難しいところなのですが、何もやらない方が、多分、今後辛くなってくると思うんです。ビジネスという意味でも、お店の面白さみたいな部分でも。どうしても不特定多数のお客様が、毎日来てくれる場所でお店をやっていて、私たちが調理したものをお客様が食べるというお店なので、もう言ってしまえば、怖いんだったら、お店を閉めるしかないんじゃないかと。

そんな中で、自分たちがこの先も食に携わった仕事をやっていきたいとか、お店を存続させていきたいとか、さらには、日々来てくれるお客様に、この状況下でもより面白いこと・価値のあることを提供していきたい、という思いを常に持っているので、畠山さんからの今回の提案を受けました。

めちゃくちゃ大きいイベントであれば、さすがに断っていたと思うんですが、そもそもの畠山さんの提案が、「少人数だけど、やりたいこと・やれることを、新しくて面白いやり方で、ちょっとずつやっていきましょう」ということだったので、それだったら、私たちもやれるかなと。

私たちも私たちなりに最善のケアをして、畠山さんたちも最善のケアをして、もっと言うと、お客様の人数を絞っているからこそ、参加するお客様の方にも、ちゃんと意識を持ってもらってケアしてくださいね、っていうスタイルで。みんなでケアし合えば、やれるんじゃないかなと。

「cultra」のライブ運営
1) 電子チケットのみ。人の接触を限りなく減らし、少数のスタッフで運営する
2) 地上3階の会場で、入退場時に窓を全開にして、換気をしっかり行う
3) 席間隔を確保した、着席形式のアコースティックライブ。マイクの飛沫防止のため、アクリル板を設置する


※リハーサルの様子
畠山  ライブハウスでネックだった点を解消した、必要なコロナ対策はもちろん、自分がイベント業に従事していた経験をふまえ、コロナ禍で気付いた運営に不要な部分も省いています。

着席にしている理由は、コロナ対策だけではなくて。僕が「ブルーノート」でアルバイトをしていたこともあって、ゆっくりライブを見られる方が好きなんですね。お客さんにもドリンクを飲みながらライブに集中して、アーティストとの一対一の感じを味わってもらいたいな、と。着席とアコースティックライブの相性はいいですよ。自分がやりたいことを、「cultra(カルトラ)」で形にさせていただいています。

「cultra(カルトラ)」の開催日・出演アーティストのラインナップは?

畠山  出演アーティストは、自分がライブを見て良かった人ですね。「ブルーノート」とか、年間250くらいのライブをイベンターとして見てきて、耳だけはしっかりしているので、会場の雰囲気にぴったり合う方で、実力のある方しか呼ばないと決めています。弾き語りって、ちゃんと実力がないと成立しないんですよ。アーティストは、「コロナ禍で表現の場が減っているのを何とかしたい」という僕たちの思いに共感し、出演してくださる方が多いです。

山本  毎回、出演者さんの確認をいただくんですが、さすがだなって思っています。もう少し、名古屋で反響が出てくるといいですよね。

畠山  やっぱり継続的に、やっていかないといけないですよね。今、名古屋で続いているイベントって、5~10年やっているところが多いので、それくらいしていかないといけないと思っています。アーティスト目当てではなく、イベント目当てに来てもらえるようにしたいんです。

山本  僕もそう思う。

畠山  マルシェ・マーケットやフェスだと、「もともと自分は知らなかったけど、偶然いい音楽に出会える」みたいなことがありますが、まだ単体のイベントでは、あまりないなと思っていて。今はなかなか実施するのも難しいのですが、自分たちのできることで、クオリティを落とさずにイベントを続けて、SNSを通じて、少しずつ広まっていってくれるといいですね。

2020年内は自主企画を中止し、ケリー『ウィークエンドカーニバル』のこだまたいちさんの名古屋初ソロライブのみ。2021年の状況を見て、再開催に努めます。アーティストのブッキング次第ですが、月2回くらい開催していきたいですね。日曜をベースに、「月曜にやってほしい」という声も意外と聞くので、やってみても面白いかなと思っています。

「cultra(カルトラ)」のライブには、いろんな人に来てほしいです。星ヶ丘は僕の地元でもあるんですが、これまで音楽のイベントはなかったので、音楽が好きな人はもちろん、地域の人も気軽に来てもらいたいですね。自由に音楽を楽しんでもらって、次に足を運んでもらえるとうれしいです。

山本  僕はやっぱり「トド」でやることの意味として、「ライブハウスでやれないから、トドでやる」という、妥協でやるのは意味がないと思っていて。そのためには、お客様に「ライブハウスより、ここがいい」という気持ちになってもらえるように、イベントを育てていかなきゃいけないですね。

世の中の状況に合わせていくしかないのですが、ある側面では私たちの提案もしていけるかなと。食と音楽を絡めたり、シンプルに空間を楽しんでもらったり。トドの構造上、いろいろなことにポジティブに対応できるのが強みなので、店内の小窓をフルオープンにしたり、テラスでライブするとか、やり方はアイデア次第で何でもできると思っています。

私たちが目指しているのは、フェスとも違う、マルシェ・マーケットとも違う、ライブハウスとも違う、「ここだからできる形でファンが付く」のを目指したいなと思っています。このロケーションの店ってそうそうないし、音楽との相性もめちゃくちゃいいので。

畠山  住宅街じゃないから、音の制約も少ないのが、「ここだ!」という決め手にもなりました。電線もないし、ライブ中は「東山タワー」の夜景とか、窓の外の景色も一緒に楽しめるのがおすすめです。

山本  フェスとかで感じる気持ち良さ。「あの空気」を感じてもらえるのは、ライブハウスとは違うところかなと思います。サンセット状態でのアコースティックライブは、めちゃくちゃ気持ちいい。

最近、僕の周りでは、「新しいふつう」ではなく、「新しい特別」が生まれているって、話題になります。例えば、ライブもこれまでは当たり前のように行けていたけれど、自由に行けなくなったからこそ、特別な楽しみになる。ライブ会場は敷居が高い場所ですが、もう少し気軽に来てもらって、特別な時間を過ごしてもらえるようにしたいです。

photo / Yoshiya Hattori


写真左より、「TT” a Little Knowledge Store(トド アリトル ナレッジ ストア)」オーナーである「メゾネット」代表の山本雄平さん、「cultra(カルトラ)」を運営する「クロン」代表の畠山亮成さん。「TT” a Little Knowledge Store(トド アリトル ナレッジ ストア)」の広いテラスにて取材。

「cultra(カルトラ)」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/cultra.jp/
「TT” a Little Knowledge Store(トド アリトル ナレッジ ストア)」公式サイト
http://ttalks.jp/
「TT” a Little Knowledge Store(トド アリトル ナレッジ ストア)」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/tt_a_little_knowledge_store/

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星ヶ丘テラスの人気カフェ「トド アリトルナレッジ ストア(TT” a Little Knowledge Store)」のランチメニュー【名古屋】

※新型コロナウイルスや天候の影響で、開催予定のイベントは、中止・変更になる場合があります。公式サイト・SNSで事前に確認して、おでかけください。咳エチケットや頻繁な手洗いなど、感染症対策の実施を心掛け、ご自身の体調に不安がある場合は、決してご無理をなさらないようお願いいたします。
※掲載されている情報は、2020年11月時点のものであり、内容は予告なく変更となる場合があります。

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