
最終更新日:2020/12/09
こんにちは名古屋カフェ巡り(@nagoya_cafemeguri)の吉田です。
コラムでは僕が一人でも、ついつい行きたくなってしまう名古屋カフェを紹介します。
今回、ご紹介するのは、「THE SHOP 十二ヵ月」さんです。
この記事の目次
THE SHOP 十二ヵ月【大須の京町家珈琲店】
カフェ好きの僕にはコーヒーは欠かせません。
大須は言わずと知れた名古屋のカフェ激戦区。いろいろなカフェが点在しているので目移りしてしまいます。
そんなカフェの中でも、大須に行ったら必ず立ち寄ってしまうコーヒー店があります。
それが「十二ヵ月」さん。
今回は、そんな名店「十二ヵ月」をご紹介していきます。
大須通りの京町家
大須通りを歩くと、黄色ののれんがふわりと揺れるお店「十二カ月」さん。
「おいしい炭焼珈琲あります」の看板に胸を膨らませ、店内へ。
入ると、コーヒーの香りとどこか京町家を感じさせる雰囲気の店内。
綺麗な器が並べられたショップと、
イートインスペースと分かれています。
フルーティーなコーヒーと、旬の素材本来の味を生かしたりんごタルト
本日選んだのは、季節限定のリンゴのタルトと、スペシャルティーコーヒーブジラWSブルボンナチュラルのセット(税込1080円)。
「温かいうちに飲んでください」とそっと出されて、まずコーヒーを一口。
「え!」と声が出てしまうくらいフルーティーで、香りが口の中いっぱいに広がります。
十二カ月さんのトップスペシャルティーコーヒーは、コーヒーが飲めない人にも飲めてしまう、ワインのような果実感のあるコーヒー。
他のコーヒーとは全く違うコーヒー、ぜひ普段飲まない方に飲んで欲しい一杯です。
そしてタルトも一口。
サクッとしたりんごの食感とりんご本来の甘さをしっかり感じます。「おいしい。。。」
タルトは甘さ控えめでフルーティなコーヒーとよく合います。
十二カ月さんのメニューは、季節により四季折々を楽しんでいただくため、そのシーズンのおいしい素材を生かしたメニュー展開なのだそう。
見た目も大切だけど、素材本来の味や良さを感じて欲しいオーナーの想いがあふれています。
ついついデザートにもう一杯
一杯にしておこうと思ったけれど、デザートの代わりに(タルトを食べたばっかりなのに…)甘いコーヒーをおかわり。
可愛いグラスで運ばれてきたのは、「モカ・ジャバ ICE」(税込650円)。
先ほどのフルーティなコーヒーとは違い、ほんのり苦いコーヒーにクリームとココアパウダーがたっぷりと乗った、デザートとして楽しめる一杯です。
温かいコーヒーと暖かい店内で温かくなった体を冷ましてくれます。寒い冬に暖かい店内で飲むアイスドリンクもまた乙ですね。
ごちそうさまです。
大須の京町家で作家さんの想いを感じながらコーヒーを味わおう
25周年を迎える十二ヵ月さん。元々はギャラリーカフェの先駆けとして、インテリアデザイナーのオーナーさんがはじめたお店です。
「うちは作家さんがあってのお店」
とオーナーさんが笑顔で話してくださいました。
コーヒーが注がれたカップ、ソーサー、ティースプーン、店内で使用されるものひとつひとつは、たくさんの作家さんの作品。
そんな十二カ月さんでは、作家さんのお仕事を体験して、作り手の意思を感じることができるワークショップが定期的に開催されています。
本日は、はたおりのワークショップをされていたのでついつい1枚。
お店では食べるだけでなく、たくさんのものがあふれた世の中で、作家さんの想いや意思を感じ、「もの」を大切にすることで何かを感じるきっかけの場所となって欲しいそうです。
ぜひ作家さんの想いがあふれた十二ヵ月さんで、おいしいコーヒーを味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。
WRITER
吉田洸貴(Koki Yoshida)
「発信の力で人を幸せにする」を目指す28歳。街に合う雰囲気のいいカフェが好きで20歳の頃から名古屋カフェを巡っています。趣味は、ランニングと読書。名古屋カフェ巡り(@nagoya_cafemeguri)
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※掲載内容は2020年12月時点の情報です
〜THE SHOP 十二ヵ月〜『僕と、名古屋と、カフェと。』
店名
THE SHOP 十二ヵ月
営業時間
10:00〜18:00 (正月・お盆など変則の場合あり)
定休日
無休
場所
名古屋市中区上前津1-3-2 1F
駐車場
なし
2020.12.10〈Thu〉UP
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