
2021.1.22fri
ケリー編集部のイベント『ウィークエンド カーニバル 2020』レポート
ケリー編集部のイベント『ウィークエンド カーニバル 2020』レポート
「いつもの週末を、特別な時間に」
世の中が激変し、これまでのような楽しみが叶わなくなった2020年、「今だからこそ、地元で満喫できる思い出づくりを」と、ケリー編集部が、初の大型イベントを11月8日(日)と12月5日(土)に開催。愛知・岐阜・三重のホテルやカフェ、食堂、ギャラリーなど、地元の人気店を会場に、ライブやトーク、ワークショップ、限定フード…と、その土地の魅力が詰まった、非日常の場所は、たくさんの笑顔に包まれました。
オンライン同時配信により、おうちでの視聴者も一緒に、楽しい時間を共有し、みんなで、「グッドローカルライフ」を感じる2日間に!イベントの一部は、『日刊ケリー』公式インスタグラム(@kelly_nagoya)のIGTVで、アーカイブ視聴できます。
主催 / ケリー編集部
協賛(50音順) / イミニ免疫薬粧、オープンハウス、台湾観光局、東海クラリオン、トリオ商事、マルコ
11月8日(日)
三重・いなべ市|各所
『暮らしと音楽日和~いなべの秋まつり~』
「松風カンパニー」の上木食堂・フライベッカー サヤ&八風農園・岩田商店ギャラリー、にぎわいの森、アトリエ hitotemaで過ごす、のどかな日曜日。トロールの木と、HoSoVoSoのライブも盛況に♪
愛知・名古屋市|ニッコースタイル名古屋
『泊まらなくても行ってみたい、新しいライフスタイルホテル』
シェフ特製スイーツ&コーヒーとともに、世界で活躍するサウンドディレクター・Kenichiro Nishiharaさんと、バリスタ・鈴木康夫さん、ホテル総支配人・西邦之さんのトークを聞く、高感度なカフェタイム。
愛知・岡崎市|一隆堂喫茶室・読書室
『喫茶写真室』
フォトグラファーの千葉亜津子さんが、地元・岡崎へ。写真ワークショップ&貸し切り喫茶、家族や仲間との撮影会、ミニ写真展の充実した一日で、素敵な時間を形に残す、写真の良さを改めて実感。
愛知・名古屋市|ケリー オフィス 他
『女性のためのマネーセミナー』
世の中が先行き不安な今知りたい、暮らしに役立つお金について。ファイナンシャルプランナーのわかりやすい話に、熱心に耳を傾け、メモを取る姿も。人気店「ピエールプレシュウズ」のスイーツも好評。
12月5日(土)
愛知・名古屋市|トド アリトルナレッジ ストア
『早安!楽楽台湾朝旅行』 / 台湾観光局×川島葵『川島葵的おいしい♡かわいい♡台湾!』
台湾の定番朝食「トウジャン(豆漿)」を味わい、東海ラジオパーソナリティ・川島葵さんの台湾での写真や動画を交えた、楽しい現地取材トークで旅行気分に。クイズ大会、盛りだくさんのお土産にも、台湾ファンが歓喜。
愛知・名古屋市|トド アリトルナレッジ ストア
『〈imini(イミニ)〉ポップアップイベント』
免疫力を見つめるブランド〈イミニ〉より、自然免疫研究で注目される成分LPSのスキンケアコスメ「イミニ リペアセラム」と、サプリメント「飲むLPS」を、おしゃれに展示。サンプルプレゼントも!
愛知・名古屋市|マルコ金山店
『#下着でビューティーアップ 自分らしい美しさを発見しよう!』
TVCMで話題の補整下着ブランド〈MARUKO(マルコ)〉のボディメイクを実際に見ながら、ビフォー&アフターの変化に驚き! 理想のボディラインを実現する秘訣もチェックできて、オンライン視聴者も多数。
岐阜・多治見市|喫茶わに
『名古屋渋ビル研究会の遠足トーク~渋ビルの愛で方~』
「名古屋渋ビル研究会」が、多治見を歩いて見つけた、渋ビルを一挙紹介。レトロな会場「ヒラクビル」のタイルを模したケーキや、グッズ販売、『多治見 渋ビル宝典』のお土産まで、渋ビル愛がいっぱい。
愛知・名古屋市|オープンハウス 金山コンパクトマンションサロン
『#私とコンパクトマンション』
人気インフルエンサー5名と一緒に、憧れのコンパクトマンション内覧会へ。〈モエ エ シャンドン〉のシャンパンを片手に、女子会のような雰囲気でトークを楽しみ、都心派マンションライフに夢がふくらむ、有意義なひとときに。
愛知・名古屋市|トド アリトルナレッジ ストア
『saturday special music こだまたいち ライブ』
愛知出身の俳優・フォークシンガーとして期待を集める、こだまたいちさんが名古屋初ソロライブ。東山タワーの夜景が特別感を演出し、温かくて優しい歌声と、アコースティックギターの音色にうっとり。
来場者特典のお土産も!
東海クラリオン〈IELU(イエル)〉
多くの研究機関と共同開発した、「飲めるほどの安全性×アルコール以上の除菌力」と注目の“高機能性”電解イオンミスト〈イエル〉のイベント限定ボトルを、来場者にプレゼント。会場内のコロナ対策もサポート。
トリオ商事〈美感(びかん)〉
大人肌から、エイジレスな若々しい肌へ。ゴワつき・カサつきなどの悩みを、シンプルにケアするスキンケアコスメ「サンクリームWGP」「クレンジング オイルCP」のサンプル、半額クーポンを来場者にプレゼント。
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三重出身のシンガーソングライター・HoSoVoSoさんの語る、音楽と地元への思い【インタビュー】
アコースティックギターの音色にのせて、山々の風景や自然の移ろいを優しく歌い上げる、弾き語りアーティスト・HoSoVoSoさん。 11月8日(日)に開催される、ケリー編集部のイベント『ウィークエンド カーニバル 2020』の三重・いなべ市の各地で行う『暮らしと音楽日和~いなべの秋まつり~』で、三重出身のHoSoVoSoさんによるライブが決定! 会場の「上木食堂」は入場無料で、当日は投げ銭スタイルのライブなので、ぜひ気軽に訪れてみてください。 ▼イベントの詳細はこちら 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2020.09.11【開催決定】ケリー編集部のイベント『ウィークエンド カーニバル 2020』https://kelly-net.jp/special/2020091105500830822.html?nextpage=5 今回、HoSoVoSoさんに、地元・三重でのライブ開催に向けての思いや、楽曲制作についてインタビューさせていただきました。 HoSoVoSo(ホソボソ) 三重出身。2014年から活動をスタート。名前の由来は、細野晴臣『HoSoNoVa』。これまで愛されてきた音楽に敬意を表し、今だけでなく未来の人にまで愛される音楽を生み出したいという思いが込められている。https://ho-so-vo-so.tumblr.com/ はじめに、HoSoVoSoさんの現在の活動について教えてください。 ギター一本で呼ばれたところへ歌いに行くスタイルで活動しています。これまではライブハウスやライブバーなど、音楽が好きな人に向けて歌っていたんですが、今は地元のマルシェなど、なるべく三密を回避したところで歌っています。マルシェで歌うようになってからは、音楽を目的にしていない人たちにも届くようになったなと感じています。ただ、音楽を求めていない分、評価もシビアになりますね。 HoSoVoSoさんの曲たちは、マルシェなどの気持ちいいロケーションにぴったりだと思います。ミュージシャンとして活動するようになったきっかけは何ですか? 「もしかしたら、僕でもできるんじゃないか?」という、自惚れに似た何かから始まりました。大学に進学して、就職して社会人を4年間勤めたんですけど、誘ってもらって歌うことが増えていって。いけるんじゃないか?という手応えがありました。仕事の達成感よりも、音楽で拍手をもらう方が喜びがはるかに大きくて、僕も幸せになれると思ったんです。 音楽のルーツは小田和正さんで、CMで『言葉にできない』が流れた時に衝撃を受け、歌詞カードで読めない漢字を覚えたほど聴き込みました。そのあと、中学生の時にギターを始めて、THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)のコピーをやっていました。モテたかったんですよね。でも、それでモテることはなかったですね。 モテたくてギターを始めるのは、なかなか王道ですよね(笑)。HoSoVoSoさんの音楽は、どのように出来上がっていくんでしょうか? 誰にでもしんどい時ってあるじゃないですか。訳もなく悲しかったり、寂しかったりするときにできますね。それがスタートです。自分がこうだと思ってたものが違ったりとか、自分の輪郭がぼやけるときに歌が生まれることが多いですね。音楽は、生まれ変わっていく途中の副産物みたいなもの。 去年、車で単独事故をして、身体は何ともなかったんですけど、事故後しばらくふわふわしてる感じがしていて。多分、あっちの世界にいたんだろうな、と。それで、帰ってきたときに歌がいくつかできたんです。すごくいい歌が。『歌がありますように』はその時に出来た曲なんですが、シンプルだけどちゃんと言いたいことが言えていて、説教臭くなくて、じめじめもしてなくて。 自分の感情や体験とリンクしているんですね。曲を作った時のことを思い出すこともあるんですか? その時その時の思い出というのは、出てきますね。あと、アップデートされることもあります。昔作った曲も、作った当初とは違う角度で見ている自分に気付くこともありますね。昔の歌でも、今の気持ちで歌えるというか。 だんだん曲の解釈が変わっていくのは面白いですね。曲の作り方や、音作りのこだわりについて教えて下さい。 曲作りの流れとしては、ギターを弾いてふんふんふん~ってやっていると、下りてくるんですよ。メロディが先にできて、そのメロディに合う母音が必ずあるので、母音に合う言葉を探して、曲の中で起承転結を作るようにしています。なので、「こういうことを伝えたい」というのではなく、歌詞が全部できてから、「僕はこれが言いたかったのか」と気付く感じです。 音作りは、今は誰でもできそうな感じ、を意識しています。エンジニアさんの下で、ちゃんとしたスタジオで意識的に曲の密度を高めていくレコーディングも好きなんですけど、そうじゃないものもあっていいよなと思っていて。例えば、意図的に間違えたまま残すとか、余白を作ったりとか。その余白に、みなさんが入り込んでくれたらうれしいなと。 だから、HoSoVoSoさんの音楽は、癒され感があるんですね。日常の延長、というか。 そうかもしれないですね。家で日常の空気をそのままマイクで録っているんです。スタジオだとスタジオの空気しかないんですけど、僕の場合は家で録っているので、みなさんが普段聴いてる音がそのまま入ってきています。村のチャイムとか、小鳥のさえずりとかも残しますね。 ライブで、自分の曲をみなさんに届けるときに意識していることはありますか? 邪魔しないようにすることですね。マルシェの場合は、マルシェを楽しみたい人たちが来る場所なので、音楽はその中のそよ風みたいなものだと思っていて。ふっとそよ風のように吹いて、ほど良く気持ちよくて、聴こうと思ったら聴けるようなくらいのふわっとした感じで演奏しています。音楽が好きな人に向けて歌うときは、MCもどうやってこの曲ができたかとか、曲の元ネタを紹介したりしますが、マルシェの場合は淡々と演奏していますね。 人間として生きている中で、出来事は違っても、出てくる感情は共通なものがあると思うんです。その深さとか大きさとか囚われる時間は人それぞれだと思いますが、しんどいことや、人には言えないけどわかってほしいものをそっと歌にのせているので、そういう時に聴いてもらうといのいかもしれないですね。歌っていうのは、言葉を司る意識から離れたもので、「起承転結」があるものなので、絵を見るより音楽を聴く方が伝わってくるんじゃないだろうかと思っています。自分の感情とリンクさせて聴いてもらえたらうれしいです。 HoSoVoSoさんの言う、「起承転結」というのは? 例えば、物語風に伝えるとしたら、始まりの景色と終わりの景色を最初と最後に持ってくる。それを微妙にずらして、その間に「私とあなた」みたいな人を出して動かして、また最初に戻ってくる。例えば、ジャズは最初にテーマがあって、各パートのソロがあって、またテーマに戻ってくるんです。それを歌で表すと、同じ言葉とメロディを最初と最後に持ってくる、とか。論理的に組み立てていくんです。ここで広げようとか、ここで収めようとか、出てくる感情的なものをロジカルにまとめていく作業ですね。 お話を伺って、11月8日(日)に三重で開催されるイベント『暮らしと音楽日和~いなべの秋まつり~』でのライブが、さらに楽しみになってきました。ライブへの意気込みと、地元の好きなところを聞かせてください。 イベントに来る人たちに、いい気持ちだったなあ、と思ってもらえたら満足です。いなべは、最近ライブでお邪魔している「にぎわいの森」にある「FUCHITEI」さんや、「フレイトレシピ」さんと仲良くさせていただいていて。去年は全く繋がりがなかったんですが、コロナ禍であちこち行けなくなったので、地元の人と繋がるようになりました。 地元では、鈴鹿の山脈が見える場所が好きですね。昔の人が見ていた山と、今僕が見ている山って一緒なんだなと思うと、切なくなったりとか。僕の住んでいるエリアは伊吹山や鈴鹿おろしという風があるんですけど、その風を浴びて、その空気を吸って生きているので、そんな僕が作る曲は「山からの便り」だなと。9月に発売したアルバム『山からの便り』には、そんな思いを込めました。 音楽活動を始めて5~6年が経つということで、自分の中で変わってきているものはありますか? 自分の作りたいように作ろうと、自然にそう思えるようになってきましたね。嘘がなくなってきたなと感じます。根っこの強さができてきたかなと。今は芽だけれど、もうしっかりと根を張っているから、あとは育つだけ。そうやって、誰かの木陰になれるといいなと思っています。 『山からの便り』 2400円 DL用URL付きポストカード仕様 ライブ会場・オンラインストアにて発売中 https://ho-so-vo-so.tumblr.com/ 『ウィークエンド カーニバル 2020 暮らしと音楽日和~いなべの秋まつり~』 開催日時 / 11月8日(日)10:00~17:00(会場により異なる) 場所 / 三重県いなべ市 各所 HoSoVoSoの投げ銭ライブは、「上木食堂」(三重県いなべ市北勢町阿下喜2057)にて開催 ※時間は未定(後日発表) 問い合わせ先 / 052-243-3511 052-243-3510 (ウィークエンド カーニバル事務局/株式会社ゲイン内 村瀬・中井)※平日10:00~18:00 イベント情報は『日刊ケリー』 https://kelly-net.jp/special/2020091105500830822.html photo / Masahiro Taketomi(estudio pepe) ※掲載内容は2020年10月現在の情報です。 ※新型コロナウイルスや天候の影響で、開催予定のイベントは、中止・変更になる場合があります。主催者の公式サイト・SNSで事前に確認して、おでかけください。
※掲載内容は2021年1月時点の情報です
