2021.1.23sat
【連載コラム】旅とスイーツと ~チョコレート(ビター派)が大好きだ~
【連載コラム】旅とスイーツと ~チョコレート(ビター派)が大好きだ~
こんにちは。ケリーのふじこ(@postrea_fujico)です。
チョコレートな季節ですね。チョコレートはビター派、ナッツ入り、洋酒入り(ラム酒なんて入ってたら最高)がお気に入りです。
一時期、チョコレート(でもビター)にドハマりして、世界を旅してはチョコレートスイーツを食べ歩いていた私。そんなわけで、今回は、ブラウニーやチョコレートテリーヌ、チョコレートケーキなど、国内外で食べ歩いたきた至福のチョコレートスイーツをご紹介。
オーストリア、ドイツなどの海外や、東京や名古屋のチョコレートスイーツを巡る旅です。
【名古屋】チョコレートテリーヌに惹かれる
まずは名古屋から。なぜかチョコレートテリーヌのキロクしかなかった……。ってことで、推しは「BERING PLANT」さんのチョコレートテリーヌ。上にはぽってりとしたヘーゼルナッツが乗っていて、ナッツの香ばしさとテリーヌのハーモニーが絶妙です。
「なんてこった研究所」さんのチョコレートテリーヌ。上にあしらった山椒がちょっとピリッと効いて、甘いチョコレートをキリッと引き立ててくれます。
最近ときめいたのは、イベント出店をメインに活動する「コケシケイクス」さんの「七味ショコラテリーヌ」。七味のピリリとした感じと濃いめのチョコレートって、すごく良い!リピート希望。
【東京】Bean to Bar チョコレート専門店に行きがち
東京では結構ビターなチョコレートスイーツや、Bean to Barチョコレートの店がメイン。こちらは新宿三丁目にある「Brooklyn Parlor」さんのチョコレートケーキ。ずっしりとした食べ応えがありながら、しっかりビターだからくどさは皆無。コーヒーと共に味わいたい一品です。
小竹向原にある「洋菓子店クリオロ」さんの「キキ」っていうチョコレートケーキ。ほろ苦いキャラメルとナッツが入っていて、ひと口で多層な味わいと幸せを感じます……。
三重・伊勢にもある「ダンデライオン・チョコレート」さんの表参道店。マカロンもおいしいけれど、この「フローズンホットチョコレート」という、ホットなのかアイスなのかわからない名前のドリンクが最高においしい。普段、甘いドリンクをあまり飲まない私ですが、カカオが楽しめる、「これはうまい!」な一杯でした。
中目黒の「green bean to bar CHOCOLATE」さんは、チョコレートタブレット、ケーキ、ドリンク、どれを食べても絶品。名物のエクレアは、チョコレートのカスタードクリームと、塩キャラメルソースが入っていて、自分史上指折りのエクレア。ドリンクにはラム酒入りホットチョコレートを嗜むという、至福のひとときを味わいました。
【ポルトガル】リスボン一うまいというチョコレートケーキを求めて
海外編。ポルトガルのリスボンにて、「リスボンで一番おいしいチョコレートケーキ屋がある」と聞きつけて訪問した、「Landeau Chocolate」さん。上はチョコレートムース、下はチョコレートテリーヌという2層構造で、舌の温度でとろけていくこの食感に感動……!
余談、お店の雰囲気も好きだし、なんかイケてるお兄さんもいて、いい感じでした(笑)。
また、リスボンの北にある町・ポルトのカフェ「Combi Coffee」のブラウニー(キャラメルソースがけ)も、悪魔的おいしさ。「え、甘そう……!」って見た目ながら、ブラウニーが結構ビターで、キャラメルソースもほろ苦くて、思っている以上にぺろりといけちゃいます。
【ドイツ】チョコレート大国のチョコレートスイーツはすごい
ドイツはチョコレート大好き国家。年間消費量は日本人の約6倍らしく、世界的チョコレートブランドも多い!大好きな〈リンツ〉もここドイツ発祥。
ケルンという町にある「リンツミュージアム」に行きまして、そこのカフェ限定のチョコレートケーキを食べました。もう忘れられない味……!ケーキのテクスチャー、甘さ加減、カカオの風味……どれをとっても完璧じゃないかって味。ケルンに行ったら、いやドイツ(またはオランダ)に行ったらぜひ立ち寄ってほしいです!
ベルリンのカフェ「Simon’s Coffee」のブラウニー。中にもクルミがゴロゴロ入っていて、ナッツ好きさんはたまらない。
ミュンヘンのカフェ「ALOF」のブラウニー。表面のサクサク感、中のしっとり感がすごく良かった。フォークが刺さってくるスタイルはドイツのカルチャーなんです。
そして、ドイツ(とチェコ)のスターバックスで販売されているチョコレートケーキは、背徳感がありつつ、たまに食べたくなる味。チョコレートガナッシュがねっとりと超濃厚で、コーヒーを片手にチビチビと味わいたい感じ。
【ヨーロッパその他各国】ヨーロッパに行くと、チョコレートが好きになる
スペインってヨーロッパで初めてチョコレートが伝えられた国なんです。だから、スペイン人はチョコレート大好き。バルセロナの有名チョコレートブランド「BUBO」の、世界大会で「Best Chocolate Cake(世界一のチョコレートケーキ)」を受賞した「シャビーナ」を食べました。世界一ってこんな味と食感、香りなんですね……。おいしくてあっという間に夢中になって食べてしまいました……。
ウィーンで食べたマジパン入りチョコレートケーキ。ちょっと私には甘かったのですが、ピスタチオ味のマジパンのナッティーな味とうまみがハイライト。多分調子のって頼んだ「ウィンナーコーヒー」との組みあわせが甘すぎたと思っています(笑)。
でも、ハンガリーのブタペストで立ち寄ったビーガン料理店「Vega City」のチョコレートケーキがおいしかった……。ビーガンのチョコレートって、やさしい味で体にすっと馴染むというか、こんなに大きいのにパクパクいけちゃう!と感動しました。
* * *
そんなわけで、ヨーロッパの気候やチョコレート文化からか、海外に行った方がチョコレートを食べている感覚でした。海外のチョコレートって甘そうなイメージですが、ヨーロッパ(特に西欧や北欧)は日本よりビターチョコレートが豊富で、チョコレートスイーツも甘すぎなくてうますぎる。
まだまだ自由に海外に行ける日が見えてこないですが、もし気になるお店があったら、ぜひその時のためにメモって自分の五感で確かめて見てほしいです!私もリピートしたいお店がたくさん……。
それでは、今日もよい一日を。