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名古屋市の悩みの相談窓口情報サイト「こころの絆創膏」プロデュース会議に密着!【PR】

2021.02.22〈Mon〉

最終更新日:2021/02/22

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最終更新日:2021/02/22

名古屋市が運営する、様々な相談窓口を紹介するWebサイト「こころの絆創膏」。家庭や人間関係など様々な悩みを抱える人に対し、それぞれにあった相談窓口を紹介しています。

広く市民の方に利用されていますが、実際にサイトを利用したことがない、悩みを抱える人が多数いるだろうと思います。近年は社会情勢も手伝ってか、悩める若い世代や女性が増加の一途。

では、今後そういった人々に「こころの絆創膏」を知ってもらうためには、どのような工夫が必要でしょうか?より多くの方に相談窓口の存在を知ってもらうために、名古屋市在住のインフルエンサーがアイディアを出し合う、プロデュース会議を実施しました。

「こころの絆創膏」って?
名古屋市健康福祉局が運営するWebサイト。仕事や家庭、人間関係や経済的な問題といった悩みを抱えている方を対象に、問題解決に向けた相談先や自助グループの紹介、こころの健康に関する各種情報の提供を行い、問題解決をサポートしています。また、いのちの支援広報キャラクター「うさじ」を使って、絆創膏などの啓発ツールを作成。市内や啓発イベント会場での配布のほか、SNSでの情報発信によって、「こころの絆創膏」の認知度向上に努めています。
https://www.inochi-akari.city.nagoya.jp/

今年は感染症拡大の影響を受け、これまで開催していた啓発イベントの開催が難しい状況下で、「こころの絆創膏」の存在を知ってもらい、利用してもらうためには、どのような方法が有効でしょうか。また、現在啓発ツールとして使っている絆創膏は、どんなデザインであれば若い世代や女性に手に取ってもらいやすいでしょうか。

名古屋市在住のインフルエンサーTAEさん、株式会社寿商店・常務取締役の森朝奈さん、プロデュースリーダーにセントラルジャパン所属のタレント・MCの加藤里奈さんを迎え、プロデュース会議がスタートしました。

TAEさん(@tae_624

フリーモデルで、インフルエンサーとしても活躍中。ファッションアプリ「WEAR」での発信や、アパレルブランドとのコラボアイテムのプロデュースなどを行っている。

森朝奈さん(@asanamori

株式会社寿商店の常務取締役。鮮魚の卸と飲食店の運営を行うほか、YouTubeやSNSを使った広報活動、社内の人事・採用業務も担当する。

加藤里奈さん(@rinakatoktriiina

セントラルジャパン所属のタレント・MC。モデルでありながら、NHK名古屋局のキャスター・ディレクターを務める。認定心理士の資格も取得。

名古屋市の悩みの相談窓口情報サイト「こころの絆創膏」プロデュース会議に密着!

「こころの絆創膏」について、率直な感想を教えてください。

TAEさん  こういうものがあること自体、知りませんでした。もし知っていたら相談してみたかったけど、電話をかけるのって結構勇気がいるし、LINEみたいに一言のメッセージでも相談できる、気軽なものだといいなと思いました。

「こころの絆創膏」に記載されている「こころの健康(夜間・土日)無料相談」の面談受付には、年間で700件ぐらい電話があるというお話を聞きましたが、悩んでいる人はもっとたくさんいそうですよね。ただ、相談相手に会うまでに工程がかかると、そこで諦めてしまったり、逆にもっと悩んでしまったりする人もいると思うんです。

悩んでいる時って、相談したいと言うよりは「ただ話を聞いて欲しい」という気持ちが強いですよね。

森さん  悩みを抱えていること自体を、恥ずかしく感じてしまう人も多いですよね。今ってSNSを使っている人も、周りの目を気にしている人も多いし。だから、「こころの絆創膏」のインスタグラムのアカウントをフォローしていることが恥ずかしく感じる人もいるんじゃないかな。

でも、悩んでいる人自身じゃなくて、「悩んでいる人を助けたい」って思っている人に興味を持ってもらうためには、SNSで発信するのはすごくいいですね。

運営の方針を、「悩みがある人フォローしてください」じゃなくて、「悩みがある人を助けたい人はフォローしてください」に転換して、ということですね。

森さん  そうですね。悩んでいる人に直接アプローチするのはすごくハードルが高いと思いますが、そういった広め方であればいいのかなと。

TAEさん  悩むことって、実は良いことだと思うんです。でも実際そうとらえるのって難しいから、「こころの絆創膏」の間口を広げるというか…悩んでいない時も身近にあって、いざ何かあったときに「連絡してみようかな」って思えるようなデザインにすると、もっと多くの人に届くんじゃないでしょうか。

今の「こころの絆創膏」の啓発アイテムは、どちらかと言えば悩んでいる人自身に向けたデザインになっています。どのようなデザインにすれば、さらにたくさんの人に手に取ってもらえるでしょうか?

TAEさん  見た目は普通の可愛い絆創膏だけど、めくったら相談窓口の電話番号だけではなくてLINEのアカウントが書いてあるといいですね。持っていても違和感がなくて、普通に可愛いと感じられる物だといいな。

森さん  そうそう。パッケージも、もっとおしゃれでも良いかもね。「うつ病」とかはっきり書いてあると、持ちづらいかも。

TAEさん  第一印象って大事だもんね。まずは、「可愛いな」って興味を持ってもらって、そこから「こころの絆創膏」のことを知ってもらって、何かあったらここに電話したらいいんだな、って知ってもらう方が、わかりやすいと思います。

悩みがない人も欲しくなるようなデザインですね。具体的には、どんなデザインがいいでしょうか?

TAEさん  そうですね…「こころの絆創膏」を英語にして、チェック柄の背景に赤とかピンクの文字で書いてあるとか?今、服もデザインも韓国テイストが流行っているので、シンプルだけどちょっと可愛らしいものがいいかな。マスコットキャラクターの「うさじ」は、その文字の隣にさりげなく居るイメージで。

森さん  そうだね。SNSのアイコンならキャラクターの方が良いけど、パッケージは控えめがよさそう。絆創膏も付箋も、物としてはすごく使いやすいし、「パッケージが可愛いから持ってる」っていうテンションにできたらいいね。

今の絆創膏以外では、どんな啓発ツールがあるといいでしょうか。付箋やステッカー、ボールペンなどはどうでしょうか。

森さん  ステッカーは…ちょっと普段使いするのが難しそう。付箋なら会社員の人は重宝しますし、絆創膏も普通に使えると思うので、アイテムはこれでいいんじゃないでしょうか。

TAEさん  そうそう!絆創膏って普通に使うし、アリだと思います!

これまで、こういった啓発ツールはイベントで配布したりしていたのですが、最近は新型コロナウイルスの影響で配布が難しくなっています。これからより多くの人に「こころの絆創膏」について広めていくために、啓発ツールはどんな場所に置いてあるといいでしょうか?

森さん  今はSNS上でも悩んでいる人が多いので、頻繁にインターネットに触れる人たちに届けられたら一番いいなと思います。

でも、今のシチュエーションでは誰もが外出してイベントに行くという訳ではないと思うので、物じゃなくてYouTuberやインフルエンサーの方たちが発信するのも有効じゃないでしょうか。もしくは、その人のオリジナルデザインの物を作るとか。

発信者側の人たちも、誹謗中傷でのニュースが話題になっているように、悩む機会も増えているんじゃないでしょうか。だから、悩んでいる人の気持ちはすごく共感できると思います。そういう方々を巻き込んでいけるといいですよね。

啓発イベントができないことに加えて、誰もが家の中にいる時間が延びているために、さらに悩みが増えてしまうという課題もありますね。そういった状況下で人々に啓発ツールを届けるためには、どうしたらいいんでしょうね。

森さん  「こころの絆創膏」の啓発ツールを、ネット通販で買った物におまけみたいに入れていただくとか、どうでしょう?

うちも今、通販やデリバリーの需要がかなり増えています。だから、飲食店さんに頼んでデリバリーの商品と一緒に入れてもらうとか、そんな届け方も良いと思います。そうすれば、人目も気にならないですし。

TAEさん  それ、すごくいい!たとえば何かのノベルティがコンビニに置いてあっても、なかなか手に取らないんですよね。あっても気づかなくて、通り過ぎちゃうこともあるし。だいぶ目立ってないと、取りにくいかなって。だから、「通販のおまけ」みたいなものは、すごく良いと思います。

親と同居している学生だと、親と同居していることで本人に直接アプローチするのが難しく、「こころの絆創膏」の情報が届けづらい課題があります。そういった若い世代を救うためには、どんな工夫をするといいでしょうか。たとえば各学校にはスクールカウンセラーが配置されてはいますが、なかなか利用されない現状があります。

TAEさん  行くと目立っちゃうとか、友達にバレちゃうのが嫌で、スクールカウンセラーのところには行けないんじゃないかな。「こころの絆創膏」も、「悩み相談室」って書かないほうがいいかも。

森さん  学校にそういう人が居るの、知らなかった…。確かに、バレちゃうのが嫌だっていうのはありそう。だから、メールとかLINEっていいツールだよね。

TAEさん  そうだよね!気軽に文字だけで相談できたら、すごく便利だし楽だと思うな。こっそり相談できるとか、SNSが使えるんだったら、10代の子は特にいいよね。電話ってだいぶハードル上がりそうだし。私だったら、知らない相手に電話で話せないもん。

森さん  うん、電話はハードル高いよね。私でも多分できないな…。仕事もそうだけど、メールのほうが助かる。

TAEさん  あと、チャットみたいなもので、24時間いつでも担当の人にすぐ連絡できたら、「また明日も連絡しようかな」って思えるかも。

話を聞いてくれて、「分かるよ!」といった風に受け入れてくれる人が居るのがいいですよね。そういう意味では、友人や親ではなく、他人のほうが相談しやすいのかもしれません。そうしたときに、この「こころの絆創膏」のようなツールは重要になりそうですね。

TAEさん  確かに。「こころの絆創膏」を知らないだけで、一人で塞ぎ込んじゃう人もいっぱいいると思います。

森さん  今日、啓発ツールや資料を見て、「電話相談ができるんだ」ということは分かったんですが、その後の流れが分からなくて。

悩んでいる人って、先を考えるから不安になると思うんです。だから、相談した後の流れがある程度見えるとうれしいです。話だけ聞いてくれるのか、それとも病院にかかりたいくらい悩んでいたら病院を紹介してくれるのか…とか。

TAEさん  うんうん。悩みの深さは、人それぞれ違うもんね。

「こころの絆創膏」ではインスタグラムのアカウント(@nagoyashi.usaji)も運用されていますが、これをさらに多くの人に知ってもらうためには、運営側の広める努力が必要です。普段、お二人はインスタグラムで発信する際、どんなことを意識していますか?

TAEさん  インスタグラムって写真がメインなので、第一印象で見てもらえるか決まっちゃうんですよね。私も広告が大きく出てたり、文字がたくさん載っている投稿は結構飛ばしちゃいます。だから、啓発ツールに使われている「うさじ」のイラストとか漫画を、スクロールして見られるといいですね。テイストは、今のままで良いと思います。

森さん  定期的に更新されてたら、「読んでみようかな」ってなりそう。「うさじ」のイラスト、可愛いしね。

TAEさん  そうそう。なんかタッチが可愛くてほっこりするし、癒やされる!漫画も、「悩んでる人が読む漫画」って感じじゃないから、このまま載せたいよね。

森さん  アカウント名についても気になるね。「自殺防止」とか「悩み」っていう単語がアカウントについちゃってるとフォローしづらいけど、「みんなでほっこりしようよ」とか、「最近忙しいよね」みたいな雰囲気だったら、フォローするもん。

「こころの絆創膏」での投稿にハッシュタグを付けるとしたら、どんな言葉が良いでしょうか。ハッシュタグは「#いのちを守ります」といった雰囲気が良いのか、知らない人に知ってもらうために「#イラスト漫画」がいいのか。

TAEさん  そこは、「#こころの絆創膏」がいいですね。ありそうで意外とない言葉ですし、キャッチーなので。

森さん  うんうん、「こころの絆創膏」って、いい言葉だよね。あとは、ストーリーで、うさじが「質問ないですか?」って聞いたりするのはどうかな。アンケートとか質問機能を使う方が、こっちも気軽にメッセージとか送れるもんね。

そこから込み入った話になるんだったら、「こちらの相談窓口へどうぞ」って誘導してくれるとか。

それぐらいの気持ちの段階を踏む必要がありますね。ここからは、お二人が悩んでいた時期について、お話を伺えたらと思います。TAEさんは、悩みを抱えていたことはありますか?

TAEさん  悩みは常にあります。特に、若いときは「悩み」って思いたくなくて、「強気で行こう!」みたいに結構無理しちゃったときもありました。でも、強気でいればいるほど些細なことで落ち込んで、そこから抜け出せなくなってしまったことも多かったですね。

TAEさん  全部、親に話しました。友達もいるんですけど、1から10まで全部相談できるのは親しかいないなって。

「ちゃんと話そう」って思って全てを話したら、すごく楽になったんですよ。話すことってすごく勇気がいりますけど、恥ずかしいことじゃないし、大事なことだと思うんです。

そのとき言われたことで、特に印象に残っている言葉は?

TAEさん  「無理しなくていいんじゃない?」とか、「別に休んでもいいんじゃない?」ですね。

学校や仕事を張り詰めて頑張っていると、時々どうしても行きたくなくなるときがあったんですね。でもそこで「行きなさい!」って強引に言うんじゃなくて、「休んで良いんじゃない?今まで頑張ってきたし」って言ってもらえて。

「頑張って」といった励ましではなく、「そこまで思い詰めなくていいんだよ」という言葉の方が、心に響いたということですか?

TAEさん  そうですね。そういう何気ない一言ですごく救われましたし、「休んでいいんだ!」と思えるようになって。それから、少しずつですが無理をせず、自分が楽しい方を選んでいけるようになりました。

今まで、悩んでいることをすごく隠してしまっていたんですけど、昔と比べて今の方が自分らしく生きられているので、こういう話もできるようになりました。休むことは別に恥ずかしいことじゃないし、「休みたい!」って思う自分のことを、自分自身が受け入れることが大事なのかなと思います。

安心できることが、次の原動力になるということですね。

TAEさん  特に日本人はそうなんですけど、「バタバタして、忙しいのがいいことだ」みたいに思われがちですよね。でも、私はそうじゃないと思います。忙しいせいで体調を崩してしまったら意味がないですもんね。

健康管理で一番大事なのって、自分自身で気をつけることですし。「休みたい」っていう気持ちを否定しないで、素直に受け入れられると強くなれるんじゃないかなと思います。

森さんはいかがですか?

森さん  私も、すごくたくさん悩みがあります。職業もそうですけど、「女性」というところに対する偏見みたいなものとか、「インスタグラムやってる女性で魚屋って言ってるけど、ウソでしょ?」なんてことも、今まで散々言われてきました。男性から嫌な言葉をかけられたこともあります。

「本当に伝えたいことが分かってもらえない、本当の自分のことを見てもらえない」っていうストレスとは、常に闘っていますね。

そういった悩みとは今も戦っているということですが、それでも「頑張ろう」と森さん自身を奮い立たせてくれるものは何ですか?

森さん  私もTAEちゃんと同じで、家族に話しました。大泣きして、「テレビもSNSも全部やめたい。他の仕事をひっそりやっていれば幸せだから」って。

それまで、周りの人には、私の活動は業界や会社にすごくいい影響がある、と言っていただいてはいたんです。でも、そのプレッシャーと精神のバランスが取れなくなってしまったんですね。そういうときに、家族に「やめたらいいんだよ!」って言ってもらえて。そうしたら、ふっと心が軽くなって、「じゃあ、頑張る!」って思えました(笑)

意外と、自分が思っているほど頑張らなくても大丈夫なんですよ。自分一人で背負ったり考え過ぎたりすることもあるけど、まずは何が嫌かを周りにきちんと話して、それで改めて自分自身が頑張れるんだったら頑張れば良いし。

悩んじゃう人って、根が真面目じゃないですか。「相手のせいだ」って考えられたら楽なんだろうけど、「自分のせいで」とか、「自分が未熟だからもっと頑張らなきゃ」とか思うから、悩んじゃう。だから、「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」っていう言葉は、すごく沁みますね。

「こころの絆創膏」が、少し気を楽にしてもらうみたいなものになれたらいいですね。最後に、読者の皆さんへ一言メッセージをお願いします。

森さん  今日いろいろな話をして、「悩んでいない人なんて、いないんじゃないかな?」と思いました。きっとみんな言わないだけで、心の中にはいろいろ溜まっていると思います。私もそれにきちんと寄り添って、聞いてあげられる人になりたいです。

家族とか、近しい人の話を聞いてあげるだけでもその人のパワーになるっていうことがよく分かったので、皆さんもぜひやってみてくださいね。

TAEさん  自分が弱い部分を隠したい気持ちは、確かによくわかります。でも、一番自分にとって大事だなと思う人には、ちゃんと包み隠さず話してみましょう!

別に、10人、100人に話さなくてもいいんですよ。1人だけでも良いから話せる人を見つけて、まずはその人に自分の悩みを全部話してみる。それだけでも、心はすっきりすると思います。家族や友達じゃなくても、相談窓口やSNSを使って、なるべく1人にならないようにしてくださいね。

仕事や学校で悩みは絶対出てくるけど、それは全然ダメなことじゃないんだって、これからも伝えていきたいです。

今回のプロデュース会議では、プロデュースリーダーの加藤さんを中心にTAEさん、森さんに、「こころの絆創膏」の啓発ツールのデザインや、周知の方法について考えていただきました。

三人が考える理想の啓発ツールのデザインは、「世代を問わず、持っていても抵抗のない可愛らしいもの」。毎日使えるアイテムにさりげなく「こころの絆創膏」の情報を記載し、相談できる場所が身近にある存在だということを知っていただくことが、カギとなりそうです。

また、「こころの絆創膏」の周知方法については、啓発ツールの配布にこだわらず、現在運用されているSNSアカウントでの紹介方法を工夫したり、YouTuber・インフルエンサーの力を借りたりすることも有効では?という意見が出ました。

今回集まったアイディアは、これから名古屋市が行う「こころの絆創膏」の広報活動で参考にされるとのこと。今現在、悩み事を抱えていたり、周りに悩んでいる人がいたら、ぜひ「こころの絆創膏」にアクセスしてみてくださいね。

※掲載情報は2021年2月時点の情報です

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