おしゃれな注文住宅を叶える3つの秘訣!新築一戸建ての外観・内装・間取りの後悔しないポイントも解説
#暮らし

2021.2.28sun

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おしゃれな注文住宅を叶える3つの秘訣!新築一戸建ての外観・内装・間取りの後悔しないポイントも解説

新築一戸建てを建てるなら、おしゃれで機能的なデザインの注文住宅にしたいですよね。

今回は、外観や内装、間取りの失敗あるある、後悔しないためのポイントなどを、Baroquck一級建築士事務所・代表取締役 長縄貴人さんに伺いました。

愛知・名古屋近郊や岐阜エリアで、自分らしいおしゃれな注文住宅を実現したい方は必見です!

おしゃれな注文住宅を建てるための3つのポイント!

「子どもが小学校に上がるタイミングでマイホームが欲しい」「アパートが手狭になってきた」など、家族のライフステージが変わることでマイホームを検討している方の中に、「趣味に囲まれた豊かな暮らしがしたい」「長く住む家だからこそ家族が笑顔あふれる空間にしたい」など、“自分らしいライフスタイル”のある家づくりを好む方が増えてきました。

特に“おしゃれ”“素敵な”といったキーワードをもとに、機能性はもちろんのことデザイン性も重視した家づくりも増えてきています。

注文住宅の良さは、設計事務所や建築会社がお施主様と何度も打ち合わせをしてから施工をするため、自由度が高く、細かいところまで自分好みのデザインや間取りが叶うところ。

自分たちで決めることができるため「外観はどんな風にしたらいい?」「どんな間取りをつくれば良いの?」と悩んでしまうことも。

そこで、おしゃれで素敵な自分たちらしい注文住宅を建てるためのイロハをお届けします!

その1)外観は“縦横の比率”でおしゃれさが増す

編集部  外観をおしゃれな雰囲気に仕上げたいな〜って思っているんですが、どんな風に考えて良いか分からなくて。インスタグラムなどのSNSを参考にしても、なかなか「これ!」っていう外観の写真って、載っていないんですよね…。

長縄さん  内装デザインとともに、外観デザインはとても大事なんです。確かにインスタグラムなどのSNSを見ていると、室内はすごく個性があり、細かく考えられた空間デザインになっていますが、外観はよく見るデザインや、なんだかバランスがイマイチ…という場合もあります。外観は、設計士の手腕が色濃く表現される部分であり、おうちの“顔”!だからこそ細部にまでこだわる必要があります。

編集部  どうすれば素敵でおしゃれな外観になりますか?

長縄さん  おしゃれな外観にするために重要なのが“縦横の比率”です。この比率をしっかりと守ることが美しい外観をつくりあげることができます。

長縄さん  例えばこちらの写真。三角屋根が印象的な外観も、縦横の比率を意識しながら設計しているので、シンプルかつ美しい雰囲気が演出できます。

編集部  素敵!見たことがない外観ですね。確かに縦横比のバランスが素晴らしい〜。シンプルでスタイリッシュ。こんな家に住んでみたい!

長縄さん  初めてマイホームをつくるご家族にとっては、外観の縦横の比率は難しいと思います。なので、私たちバロックデザインワークスでは、外観デザインをお施主様の意見や好みをヒアリングしながら、さまざまな視点から提案をしています。写真のような三角形の外観、のどかな田園に溶け込むような外観、変形地を活かした外観デザインなど、ライフスタイルや周辺環境などのバランスを考慮しながら、要望をカタチにしています。

編集部  比率って重要なんですね。土地の形もさまざまなので、設計士さんや住宅会社に好みを伝えながら、おしゃれな外観をつくりたいですね!

外観

ポイント
おしゃれな外観をつくりあげるには、“縦横の比率”をしっかりと考えることが大事。信頼のおける建築士やデザイナーなどの住宅会社に要望を伝えながらも、プロからの提案も受け取ることで、スタイリッシュでかっこよくおしゃれな外観が実現できます。

その2)シンプルで作り込みすぎず、機能性も兼ね備えた内装が◎

編集部  内装はとことんおしゃれにしたいです!やはり、人気やトレンドの内装を取り入れるのが良いですか?

長縄さん  実は、その時のトレンドや人気で取り入れる内装デザインは、注意が必要!流行はその年で違う場合もありますし、取り入れすぎると飽きがきてしまうことも。マイホームは、長くずっと住み続けるからこそ、頑張りすぎないデザインが良いんです。

編集部  なるほど〜!住宅においても、流行りすたりのデザインがありますよね。シンプルな方が居心地良いかも。

長縄さん  内装自体はシンプルにして、インテリアなどでその時々のトレンドカラーを取り入れることで、いつでも自由に、好きな時に変えることができるのでおすすめです!また、内装で女性が特にこだわるのはキッチンですが、編集部さんはどんなキッチンが理想ですか?

編集部  そうですね、やっぱり開放感があって、広いキッチンに憧れを持ちます!友人を招いてホームパーティーができるような。シンプルで使い勝手も良いキッチンがいいですね。

長縄さん  広くて開放感あるキッチンといえば「アイランドキッチン」がおすすめです。アイランドキッチンとは、シンクとコンロが一体型となり、島のように独立しているタイプのことを言います。キッチン周りに仕切りがないので開放的な雰囲気をつくることができますが、キッチン全体が丸見えになるので、洗剤やスポンジなど生活感が出てしまったり、汚れが飛び散りやすいことも。もしアイランドキッチンをつくる場合は、コンロ周りに20cmほど立ち上がりのある囲いをつくることで、油はねのカバーや生活感が出にくいようにつくることもできます。

編集部  そうなんですね。広々としたキッチンをつくりたいと思っていても、生活シーンもイメージしながら考えていかないといけませんね。

長縄さん  バロックデザインワークスでは、こちらの写真のように、シンクとコンロを別にした、セパレートタイプの「Ⅱ型キッチン」をつくることができます。例えば、シンクは高さ90cm、コンロは85cm…というように、シンクでは腰が痛くならないように、コンロは鍋などを使うので5cm低くしたりと、用途によって高さを変えられるんです。また、コンロは壁付きタイプにしているので、油はねも心配なし。アイランドキッチンというと、最初はイメージがつかない方も多いのですが、オープンハウスや内覧会にきた際に、このキッチンを見て一目で気に入る方もいらっしゃいますね。

内装

ポイント
人気のデザインやトレンドを内装に取り入れるのではなく、シンプルで飽きのこないデザインにすることがベスト。デザインとともに機能性を兼ね備えることで、生活や家事動線もスムーズに。「こうしたい」という理想と合わせて、生活シーンにマッチした内装を考えましょう。

その3)間取りを考える上で、家族の現在の生活スタイル・物の量を知ろう

編集部  マイホーム初心者にとって「間取り」はハードルが高くて、何をどうやって考えたらいいか分からないんです…。

長縄さん  まず間取りを考える際には、必ず“収納”について考えることが必要です。「収納がたくさんある家に住みたい」「ウォークインクローゼットをつけたい」「シューズクロークやパントリーは絶対入れたい」という方が多くいらっしゃいますが、実際に現在持っている物が、その場所・空間に必要なのかを今一度考えることが大事。全てを取り入れてしまうと、収納空間を持て余してしまうこともあります。

編集部  ウォークインクローゼットやパントリーってすごく憧れますが、今自分が持っている物や使っている物の量を見つめ直して、必要か不要かを決めないといけませんね。

長縄さん  それぞれ収納空間をつくらなくても、意外に壁面の収納で収まるという場合も。柔軟に考えることでコストダウンにも繋がります。そして、大きな空間に全てを詰め込むのではなく、適材適所に収納を設けることで、すっきりとシンプルな雰囲気を演出することができます。バロックデザインワークスでは、お施主様と収納のだけで、約5回は打ち合わせを行います。

編集部  収納の打ち合わせだけで5回ですか?!それはありがたい〜!

長縄さん  打ち合わせでは「今、住んでいる家にどんな物があるのか?」「洗面の歯ブラシの置き場は?」「年に一度だけ出す雛人形の収納スペースってどうする?」など事細かにヒアリングを重ねることで、収納空間の大きさ、場所、間取りの位置も変わります。実際にお施主様のご自宅に伺って、物のリサーチをすることも。それくらい収納は間取りにとって重要な箇所になります。

編集部  間取りを考える上で、まずは今の暮らしを見つめ直すことが大事なんですね。その他にも、間取りに関して知っておくべきことや、事前に考えないといけないことはありますか?

長縄さん  あとは、「鬼門」「裏鬼門」について知っておくこと。そもそも「鬼門」とは北東の方角のことで、「裏鬼門」は鬼門の反対側で南西の方角にあたります。これらの方角で避けるのは、玄関・門などの入り口となる部分、キッチンやトイレ、お風呂などの水まわりです。これらは建て終わってから知ると後悔してしまうポイントのひとつではありますね。

編集部  確かに…。全く知らなくて、後から気付いたり言われたりするとショック。家づくりにおいての最低限のマナーとして、知っておくべきことかもしれませんね。

間取り

ポイント
間取りを考える際には、今住んでいるアパートやマンションなどの家にどんな物があるのか、何を使っているのかを見直しながら、収納空間の有無、大きさなどを考えることが必要!また、後悔しないためにも、「鬼門」「裏鬼門」でNGになる空間を知っておくと◎。

注文住宅&店舗の設計事例をチェック!家づくりのリアルボイス

おしゃれな注文住宅を叶える3つの秘訣をおさえたら、次はバロックデザインワークスで家づくり・店づくりを行った、施主のみなさんのリアルボイスをチェック。家づくりのこだわりや悩んだ部分など、じっくりとお話を伺いました。最新の設計事例とともに、リアルな声を聞きながら理想のマイホームを想像してみてください。

まずご紹介するのは、「さんかく三角のいえ」。二つの三角屋根が並ぶ、特徴的なシルエットの平屋です。「屋根の形状が複雑になると雨漏りしやすくなるので、排水を意識した構造になっています。また、三角形が可愛く見える比率にもこだわりました」と、バロックの代表で担当の長縄さん。デザイン性はもちろん、気密性能・C値0.6以下、耐震等級3と、機能性にも優れています。施主の伊藤さんに詳しくお話を伺いました。

――バロックさんとの家づくりがスタートしたきっかけは?

伊藤さん 夫と長男5歳、長女1歳の4人家族で、住んでいたアパートが手狭になったので家を建てることになりました。何社か見て回りましたが、どこよりも柔軟に対応できることとデザイン性の高さが決め手となり、バロックさんにお願いしました。

――自宅で一番気に入っているところは?

伊藤さん どこをとっても暮らしやすいのでなかなか決め難いですが、リビングダイニングです。一日の大半を子どもと過ごすので、大きなキッチンはとても作業がしやすく、リビングも見通せます。庭が見える大きな窓は解放感があり、心身ともにリラックスできる、とても居心地が良い空間になりました。

カウンター付きで使い勝手の良いソファは、岐阜・各務原の木工家具工房〈tokotowa〉によるオーダーメイド

――長縄さんの提案で採用した部分は、どんなところですか?

伊藤さん 最初に長縄さんからいただいた図面を見て、外観デザイン、家事動線を考慮した間取り、すべてがまさに要望通りで驚きました! 契約前にオープンハウスを見学したことがあり、長縄さんのセンスは信頼できるものだったので、イメージがぼんやりしていた部分は、ほとんどご提案いただいた通りの仕様になっています。外観デザインから生まれた余剰空間はロフトにして、長男の部屋の寝る場所としても提案してくださいました。

――家づくりで悩んだところはありますか?

伊藤さん 正直、あまり悩みませんでした(笑)。強いて言えば、収納を考えるにあたって、自分の家の物の量をはかる作業は少し大変でしたね。子どもが大きくなるにつれて物は増えていくので、「どのくらいあれば収納が足りるだろうか?」「どこに何をしまおうか?」と、使い勝手をイメージするのに少し苦労しました。

――バロックさんにお願いして良かったと感じたところは何ですか?

伊藤さん まさに理想通りの家ができたことはもちろん、打ち合わせ回数の多さは、私にとって安心できるポイントでした。急に思いついたことや聞き忘れたことがあっても、メールやメッセージなどで気軽に聞くことができ、柔軟に対応してくださったので、安心して家づくりができました。

次に、バロックデザインワークスが設計を手掛けた、岐阜・八百津町のカフェ「cafe eight songs」を営む尾塩さんにお話を伺いました。

――バロックさんとの家づくりがスタートしたきっかけは?

尾塩さん 設計から施工管理までやっていただけるところをインターネットで検索していて、施工事例などを見て問い合わせました。

――お店で一番気に入っているところは?

尾塩さん シンプルな外観と温かみのある内装です。基礎から立ち上げてあるベンチは、自分たちでは絶対に思いつかないものでした。遊び心ある手洗いも気に入っています。

――店づくりで特に悩んだところ、苦労したところは何ですか?

尾塩さん 屋根の素材は難しくて悩みましたが、長縄さんの一声で即採用。もちろん正解でした! 初めて図面をいただいた時も、「自分たちの要望がちゃんと伝わっている。いや、それ以上にスゴいものができそうだ」と感じ、提案していただいたものはほとんど採用しています。予算内で想像以上のものを提案していただきました。

――バロックさんにお願いして良かったと感じたところは何ですか?

尾塩さん シンプルなものを希望していましたが、シンプルだけど簡単じゃないものができました。自分たちだけでは、簡単なものしかできなかったと思います。お店のロゴもお願いしたのですが、大体のイメージを伝えただけで素敵なデザインができあがってきて、感動しました。そして何より、長縄さんという人に出会えたことが大きいですね。人間的に共感できる部分、尊敬できる部分、憧れる部分があり、自分ももっとちゃんとやらなきゃって背筋が伸びます(笑)。引き渡し後も、不安な時はそっと背中を押してもらえる言葉をいただいて、本当に色々な面でサポートしてもらっています。

設計事務所「バロックデザインワークス」の家づくりのこだわり

「自分らしく暮らしたい」をコンセプトに、豊かな住まいづくりを企画・設計するバロックデザインワークス。家族それぞれのライフスタイルや想いを大事に、長く住み続けるほどに愛着が増える家づくりを提案します。

おしゃれでデザイン性のある家というだけではなく、問題解決するための道筋を設計するのが本当のデザインです。バロックデザインワークスでは、お施主様の想いを汲み取るために、いろんな視点からヒアリングを行い、時には50回以上打ち合わせを重ねることもあります。しっかりと話をして決めたことを建築士が設計し、現場でカタチにします。

特に大事にしているのが「現場主義」。例えば、図面だけではイメージできなかった高さや配置場所など、実際の現場で設計士と職人、お施主様と一緒に決めることもあります。現場がチームとなり、みんなで一緒になってつくりあげることで、デザイン住宅が完成します。家づくりは十人十色。ライフスタイルも全く違います。どんな生活を送っているか、これからどんな暮らしを送りたいか。その想いをバロックデザインワークスが叶えてくれます。

仕事や家事などで忙しく、内覧会や打ち合わせに参加できない、オンライン上で家づくりのプロに相談をしたいという方にぴったりなのが、バロックデザインワークスの「オンライン家づくり相談」。家づくりのシミュレーションなどもオンライン上で相談することができるので、希望の時間に合わせて自宅や出先で気軽に打ち合わせをすることができます。

また、バロックデザインワークスでは、新築注文住宅のほかリノベーションや店舗設計にも力を入れています。店舗設計では、サロンや飲食店、病院、企業などを設計・施工しており、それぞれの特徴や強みを活かしながら、センスとスタイルを詰め込んだオリジナリティあふれる店舗空間をデザインします。


OWNER’S VOICE
お客様にもスタッフにも評判が良く、以前から何度も設計していただいています。打ち合わせでは、他には見ないけど奇抜すぎない、バランスのいいデザインを依頼し、岐阜・横浜・東京、各エリアそれぞれの地域にマッチした提案をしていただきました。一番気に入っているところは、各店舗のカウンター。岐阜店は、樹齢180年のケヤキを加工して、ショーケースカウンターにしてもらいました。長縄さんとは感性が合うのと、想像のその上をいってくれるので、店づくりをお願いして良かったなと感じています

おしゃれな注文住宅を建てるためのポイントを教えてくれたのは、Baroquck一級建築士事務所・代表取締役 長縄貴人さん。

新築からリノベーション、店舗設計など幅広い暮らしの設計を提案しています。まずは気軽にオープンハウスへ足を運んでみてください。

Baroquck design works(バロックデザインワークス)

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