一つの芝居を追求できる、ドラマや映画にない舞台の魅力
僕は舞台って、贅沢な場だなと思うんですよね。何度も稽古を積んで、何十公演と同じことをしているはずなのに、ちょっとした表情や台詞の違いとか、毎回新しい発見があって飽きないんです。映像作品は、ワンシーン撮ったら次々進んでいって、二度と同じ芝居はできないもの。同じ芝居でも、集中力の使い方が全く違いますね。
舞台は、生の役者の命を燃やす姿を観て、その空気を感じられる。そんな非日常を味わえるのが良さだと思っていて。僕自身、舞台は2年振りで、この機会をいただけて本当にうれしいです。
愛知公演は過去に2回、別の撮影でも2カ月滞在したりと、落ち着く街ですね。前はおいしいものが目的だったのが、今はサウナにハマって行ってみたりと、年を重ねるたびに街の楽しみ方が変わってきたのが面白いなと感じています。
舞台『魔界転生』
原作:山田風太郎(角川文庫刊)脚本:マキノノゾミ
演出:堤 幸彦
出演:上川隆也 小池徹平 藤原紀香 村井良大 木村達成 田村 心 岐洲 匠 宇野結也 財木琢磨 山口馬木也 渡辺 大 浅野ゆう子 松平 健ほか
愛知公演
日程/2021年4月7日(水)~11日(日)
会場/刈谷市総合文化センター
主催/中京テレビ