静岡県の伊東温泉に位置する「界 アンジン」。この屋号の由来は、「青い目のサムライ」と呼ばれたイギリス人航海士・三浦按針にちなんでいます。彼は日本初の西洋式帆船を、ここ伊東で造船した人物。その歴史に着想し、「界 アンジン」は、船や船旅をテーマにしたデザインを多く取り入れています。写真の「サンブエナデッキ」は、目の前に広がる海と風を感じられる場所。温泉での湯あみの後にくつろげる場所としても利用できます。

客室からも大海原が望める絶好のロケーション！開放感に浸れます。客室はローベッドとソファで、広々とした空間。全45室がそれぞれ異なるデザインが取り入れられ、船の古材やアートが使用された「界 アンジン」ならではの快適空間が叶っています。

温泉は最上階である8階に。広大な太平洋を一望でき、朝は朝日に輝く水面、夕暮れにはグラデーションに染まる風景がロマンチックです。湯上りにはぜひ、前出したサンブエナデッキで休憩を。

お楽しみの夕食は、英国のエッセンスを感じられる会席料理を。ハイティーツリーをイメージした器に盛りつけられた「宝楽盛り」は、とても特徴的です。また、特別会席には、ブイヤベース鍋が登場。伊勢海老、金目鯛、あさりなどをじっくりと炊き込み、丁寧に裏ごしをしてうまみをしっかり引き出します。 だしのうま味、魚のうま味を堪能できる一品で、一度味わうと忘れがたいおいしさ！こちらを味わえるのも、船旅をイメージするデザインを取り入れた半個室です。

施設内でのお楽しみ以外に、「おこもりプラン」が用意されているのが2021年の「界」。ここ「界 アンジン」では、「豆船作り」を体験できます。これは、按針が手掛けた日本初の西洋式帆船をモチーフに、豆船のモビールを制作するもの。30分程度で完成し、体験は3240円。絶景を眺めながら、造船してみては？

春は、界の各施設で「乙な花見旅」プランを展開中。「界 アンジン」では2021年3月29日～4月12日の間、伊豆八景の一つである松川沿いに咲く、夜桜を愛でながら紅茶を味わえます。アンジンの母国・イギリスで親しまれる「ピクニックハンパー」をイメージしたセットと桜を楽しんで。

※掲載されている情報は、2021年2月時点のものであり、変更となる場合があります。

続いて、名古屋から約１時間半と、一番近くの星野リゾート「界 遠州」へ。ここでは、普段何気なく飲んでいたお茶の魅力に改めて気付き、奥深さを知ることができます。「さすが日本有数のお茶処ですね。以前に訪れた時も、感動したことを覚えています」と編集長。共有スペースであるライブラリーからは、茶畑と浜名湖が一望できます。

12種類の中からお茶を選んで味わうことができる、ティーセラーも完備。茶葉一つひとつの表情の違いを見比べることができる、新しい発想の空間です。

客室は全室レイクビュー。穏やかな湖面とそこにやってくる鳥たちを眺めていると飽きることがなく、心から癒されます。伝統工芸「遠州綿紬」を設えた落ち着きのある雰囲気も、心地よさを感じられる理由の一つ。障子やランプシェードに温もりをプラスしています。

「遠州つむぎの間 茶処リビング付き和室」にはカウンタースペースがあり、到着とお休み前、目覚めに合わせたお茶を入れることができます。茶器とお菓子もそれぞれにスタンバイしています。

浜名湖からのそよ風を感じながら入浴ができる「湖都の湯」と、お茶を詰めた籠から成分と香りがあふれる「お茶玉入浴」が体験できる大浴場へ。それぞれに露天と内湯を備えています。

「界 遠州」での「おこもりグッズ」は、「茶香炉セットでcharoma」。リラックス効果のある香りを放つお茶の葉を、茶香炉で温めれば、部屋中に爽やかな香りが広がります。こちらの体験は無料です。

庭に植えこまれた、かわいらしいツツジの花を愛でながらお花見。「界 遠州」らしく、お茶をお供に楽しみます。ジャスミンのような華やかな香りのお茶や、好みで選んだお茶とお菓子ピクニック気分を満喫して。

箱根旧街道添いの須雲川に面した場所に立つ「界 箱根」。開放的な半露天の大浴場から見える目の前に迫るモミジの木が、日本の美しい四季を感じさせてくれる。まるで森の中に浮かんでいるような錯覚を覚えるロビーもフォトジェニック。「優しい緑に包まれて、リラックス必至ですね」と編集長。

こちらが評判の半露天風呂。古代ヒノキの浴槽から、湯坂山の風景が楽しめます。泉質は、冷え性などにも良いとされる、ナトリウム一塩化物泉。早朝にはひんやりと澄んだ空気と温泉の温かさで、一層心地よさを感じます。

「界 箱根」の客室は、すべて湯坂山と須雲川を望む作り。川のせせらぎや鳥の声に癒されながらの滞在はとても贅沢です。何もしない時間を愉しめる、最高の空間！

お部屋におこもりするならば、おこもりプランの「寄木細工コースター作り」を。木の色合いや木目を生かして、コースターを作ります。30分程度（1320円）で作れます。

多くの海外のゲストをもてなしてきた箱根は、西洋料理が親しまれていたエリア。特別会席では、山海の幸を使ったおもてなし料理「明治の牛鍋」がいただけます。この牛鍋は、味噌ベースの味付けが特徴。和と西洋が融合しています。

近隣には、強羅公園などのお花見スポットが点在するので、箱根寄木細工の器に入ったお菓子とお茶を持ってお出掛けを。江戸時代の人々に想いを馳せながらいただくお茶は、いつもと違って感じるかも！2021年3月21日～4月12日に体験可能。

アートな空間と名湯がリピーターの心をつかんで離さない、「界 仙石原」。別荘地であり、美術館や博物館も点在するこの街は、アーティストたちの感性や表現欲をかき立てるような、素晴らしい景観が特徴的です。「界 仙石原」も、温泉とアートを満喫できる温泉旅館。客室や室内には、数々のアート作品が飾られています。

客室は、全室がご当地部屋「仙石原アトリエの間」。地域の特徴を存分に感じられます。国内外12名の手掛けた作品が展示され、筆使いを感じるだけでなく、昼と夜で作品の印象が変わる様子を楽しめます。小田原のガラス作家によってつくられたランプシェードも素敵。また、全室露天風呂付きなので、入浴しながら仙石原の雄大な景色を眺められます。

アトリエライブラリーでは、毎日2回、手ぬぐいの絵付けや色付け体験を実施。箱根の宿場町や仙石原をイメージした野鳥や草花を描いたものなど、約６種類の手ぬぐいから好きなものを選び、布クレヨンで彩っていきます。「大人になってからクレヨンを使うことなんてあまりないですよね。すごく集中できそう！」と編集長。アートな感性を描き立てられます。

おこもりプランでも、アートの楽しみを！「温泉パレットで入浴しながらお絵描き」プランは、露天風呂に浸かりながら、湯面に浮かぶ特性パレットで絵を描きます。最高のリラックス状態で描き上げる絵は、いつもと違った印象に仕上がりそう。

お花を眺めてお茶をする…。そんなお花見の魅力に、さらにアートをプラス。咲き乱れるソメイヨシノを、旅の記録にスケッチしながら過ごします。絵が苦手な人でも楽しめるように、アートの腕とスキルを持つスタッフが同行するのもうれしい！2021年4月1日～4月20日の期間中の実施です。

「界」施設の妄想旅を終えた編集長。旅した気分になりつつも、「リアル旅がしたい…」。そんな中、「界」施設で展開しているお得なプランの情報をゲット！『おひとり温泉休息プラン』は、一人でのんびりしたい！一人の時間を大切にしたい人に絶対にオススメ。晩酌用のご当地おつまみと地酒を部屋でゆっくり味わえたり、ご当地おこもりグッズもスタンバイ。「これなら、一人旅初心者でも、リラックスできそうですね」と編集長。

※月～木曜日限定
※大人１泊1万4000円～（1名1室利用時1名あたり、朝食付き、サービス・税別）
※除外日、料金は施設によって異なります
※予約は各施設の公式サイトにて受付中！

一人旅も妄想したりして……、今回の旅工程は終了。次はどこの星野リゾートへ？次回をお楽しみに！

※掲載されている情報は、2021年2月時点のものであり、変更となる場合があります。

「界 伊東」の「椿ミストローション」を3名にプレゼント！

応募締切は2021年5月15日（土）