木曾川の水運を利用し、木材が集積する場所でもあった桑名市船馬町。明治時代に創業した材木商「丸与木材」の築70年超の古民家をリノベーションしたのが、こちらの「マルヨ ホテル センバ」です。“現代アートと工芸ギャラリー”をテーマに、1日1組限定の1棟貸ホテルとして、昨年9月にオープン。内装は、インテリアデザイン＆アートディレクションとして、名古屋で現代アートや工芸のギャラリーを営む正木なお氏が監修しています。

江戸時代の杉戸絵や、昭和初期に誕生した美しい曲線が魅力的な城所右文次のバンブーチェア、三重県の陶芸家・内田鋼一氏のカップ、世界のアートコレクターが憧れ続ける飯塚琅玕齋（いいづかろうかんさい）の竹籠など、アートと古美術が絶妙にマッチする空間を追及。そして、土影に包まれたラウンジや、趣の異なるツインルームもあり、非日常感あふれるひとときが過ごせます。

桑名の素材をギュッと詰め込んだ朝食。2階のダイニングで召し上がれ。

懐かしさが残る土壁に包まれたラウンジでは、読者やティータイムが楽しめます。

檜の露天風呂付き客室は、日々の喧騒から解放できる雰囲気を演出してくれます。

経年美を随所に感じられる現代アートとアンティークが融合した宿。

和の雰囲気を感じながら、優雅で贅沢なひとときを過ごれる空間。

客室の細かなところもインテリアデザインにこだわっています。

夕食は提携のレストランで味わうことができ、徒歩圏内にある有名料亭や、車で約40分の場所にある一つ星のレストランで豪華グルメを堪能できます。

LE DESSERT（ル デセール）

一つ星獲得の「オーベルジュ・リルナゴヤ」の元シェフパティシエ・﨑田氏がオーナーシェフを務める「LE DESSERT」は、デザートをコース仕立てで提供し、野菜や肉などを融合した料理はどれも絶品です。

日の出

1923年に創業した、全国的にも名の知れるハマグリ鍋の老舗名店。ハマグリのおいしさを存分に楽しめるしゃぶしゃぶから雑炊まで、“地の味”を楽しめるコースを取りそろえています。

風情を感じられるアートや古き良き建造物に思いを馳せながら、極上のくつろぎを体感してみてはいかがでしょうか。

※掲載内容は2021年3月時点の情報です。
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前に確認してから、お出かけください。