2021.4.6tue
Butters(バターズ)が名古屋に出店中!編集部が実食レポート【ジェイアール名古屋タカシマヤ】
バターの味わいを生かした、話題のクラフトバタースイーツブランド「Butters(バターズ)」が4月13日(火)まで、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」地下1階の特設会場に出店中。ということで、編集部がさっそく実食レポート!
Butters(バターズ)が名古屋に出店中!編集部が実食レポート【ジェイアール名古屋タカシマヤ】
お土産やおもたせにも最適な、シックなパッケージ
「クラフトバターケーキ」(5個入り・税込1458円)と、「クラフトバターサブレ」(10枚入り・税込1620円)。黒を基調としたシックなパッケージがおしゃれで、手土産にもぴったり。個包装になっているので、配りやすいのもうれしいポイントです。
芳醇なバターの香りと味わいを楽しんで
ひとつ割ってみると、空洞とミルクジャムがお目見え。一口食べると、サクッとした食感の後に、ふわっと軽い口あたりで、バターの香りと味わいが口いっぱいに広がります。小振りなサイズ感で、食べやすさも◎。
北海道別海町の発酵バターを使用した「クラフトバターサブレ」も実食! サブレの表面に見える黒い粒の正体は、ブール・ノワゼット(焦がしバター)で、サクッと軽いサブレながらも、バターの風味とコクをしっかりと感じられます。
〈Butters〉のブランドヒストリー
また、今回、〈Butters〉を手掛ける、株式会社HiOLI・取締役の玉井賀子さんにインタビューさせていただきました。
ブランド立ち上げの経緯を教えてください。
私たちは、東京・自由が丘に工房を構えるクラフトアイスクリームブランド〈HiO ICE CREAM〉を手掛けているのですが、アイスクリームに欠かせない“牛乳”から派生して、日本や世界各地にある特徴的なクラフトバターを生かしたスイーツを作ろうとスタートしました。バターを使ったお菓子を作る上で、「バターはどうやってできるのか?」を調べていったところ、1kgのバターをつくるのに、20kg以上の生乳が必要だと知ったんです。さらに、バターの主原料である生クリームにする過程で、大量の「脱脂乳」と、生クリームを撹拌する過程で「バターミルク」が副産物として生まれます。
〈Butters〉は、そういったバターを作る過程で生まれる副産物である、“バターの仲間たち”も無駄にすることなく、よりおいしく使いきる。そんなクラフトスイーツを目指して出来上がったブランドです。
看板商品「クラフトバターケーキ」の特長は何ですか?
「クラフトバターケーキ」には、イギリスのジャージー牛乳から作られた、濃厚なシングルオリジンバターを使用しています。生地は、ガレット・ブルトンヌとフィナンシェにミルクジャムを挟み、三層仕立てで焼き上げました。天面を鉄板で押さえて焼き上げることで、生地の真ん中に空洞ができ、サクッとした表面と、空気の層の軽い食感を実現しています。ご自宅で楽しむときは、オーブンで約2~3分、リベイクして召し上がっていただくのもおすすめです。また、中に入っているミルクジャムには、バターの副産物である脱脂粉乳を使用しています。
1日10本限定の「レアバターケーキ」も気になります!
レアバターケーキは、「コロナ禍のおうち時間に、みんなで楽しんでいただける商品を作りたい」という思いから、出来上がった商品です。岡山県・蒜山高原のジャージー牛の濃厚なバターのおいしさをダイレクトに楽しんでいただけます。パティシエがバタークリームを作るところから丁寧に手作りしているため、大量生産ができなくて心苦しいのですが、今回は10本限定で販売もあるので、この機会にぜひ味わっていただけたらと思います。今後の展開や新メニューの構想を聞かせてください。
ひとくちにバターと言っても様々なバターがあるので、個性のある素材を使って、新しいスイーツの提案をしていきたいと考えています。また、フードロスの削減にも貢献したいです。職人が少量ずつ丁寧に作ることで、作りすぎによる食材のロスを防ぎ、確実に商品をお客さまに届けることを大切にしていきたいです。Butters ジェイアール名古屋タカシマヤ POP-UP
- 期間
- 2021年3月31日(水)~4月13日(火)
- 場所
- ジェイアール名古屋タカシマヤ 地下1階 食料品売場特設会場
(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4)
- 公式サイト
- https://butters.farm