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FIVE NEW OLD・HIROSHIさん(Vo/Gt)インタビュー!最新アルバム「MUSIC WARDROBE」に込めた想いとは

2021.04.11〈Sun〉

最終更新日:2021/04/11

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最終更新日:2021/04/11

ロックバンド・FIVE NEW OLDが4月7日(水)に新アルバム「MUSIC WARDROBE」をリリース。移籍後初のフルアルバムということで、リスナーの期待も高まっていた一枚です。今回、Vo/GtのHIROSHIさんにインタビューさせていただきました!

FIVE NEW OLD・HIROSHIさん(Vo/Gt)インタビュー!最新アルバム「MUSIC WARDROBE」に込めた想いとは

FIVE NEW OLD・HIROSHI(Vo/Gt)
2010年、兵庫県・神戸市にて結成。R&B、Black Music、Gospelなどの要素を昇華させたワールドスタンダードなポップサウンドを展開。歌唱力・英語力が高く評価されており、精度の高いサウンドメイクが幅広い層から支持を得ている。国内外のツアーバンドとの共演や有名フェスティバルにも出演。パンクバンドからキャリアをスタートし、フロアを巻き込むライブパフォーマンスと高い演奏力で日本をはじめ、アジア各国でファンベースを広げている。

はじめに、「MUSIC WARDROBE」が出来上がった経緯について聞かせてください。

2020年に移籍して新しいチーム編成になって、バンドとしても10年目を迎えるというタイミングで、もう一度「FIVE NEW OLDとは何ぞや?」というのを、僕たち自身もアップデートしていこうと。2021年に向けてアルバムを作ることが、年明けからの命題だったんです。

そこからコロナになってライブができなくなったんですけど、偶然にも今年はアルバムを作ることにテーマを絞っていたので、ある意味ではそんなに活動の指針に影響はなかったんですよね。でも、この状況が曲に与えた影響はすごく大きくて、メンバーに会えない時間も多かったので、その中で曲を作っていくのにベストな方法は何だろう?って。

それで、ライブがなかったので、みんなが集まれる場所をつくろうと、ガレージを借りたんです。ガレージで音を出してもいいと大家さんから許可を得て、“リアルガレージバンド”をしようと、自宅にあった制作の機材や、ライブに使う機材も全部そこに入れて、メンバーが毎日そこに通いながら、みんなで集まってアルバムを作っていくことになりました。

個人的には、みんなと会って音楽を作ることを一年を通してやれたのは、精神的な支えにもなったと思っていて。外にも出れなくて孤独で、自分の存在や居場所を見失ってしまった方もすごく多いと思うんですよ。このアルバム作りがなかったら、多分僕も同じような状態になっていたんじゃないかって思うと、「MUSIC WARDROBE」を作ることで、救われた部分も大きいなと思っています。だからこそ、このアルバムがつらい思いを抱えていた人にとって、少しでも心が軽くなるようなアルバムになればいいなという思いはすごくありましたね。

FIVE NEW OLDさんの曲は、リスナーのことを想って、寄り添ってくれるような感じがあります。

曲を出してライブをして、お客さんがどういう反応を示してくれるのかが直に感じ取れない時期だったので、会えないことで、より強く聴いてくれる人のことを思いながら作るようになりましたね。音楽的に寄り添うようなサウンドもそうですし、歌詞の面においても、今起きていることを一緒に分かち合っていくようなものが多かったと思います。

やはりコロナの影響も受けて、出来上がっていったアルバムなんですね。この状況の中でも、メンバーさんと直接会って制作できていたというのは、すごく意外でした。

そうですよね。緊急事態宣言があって会えない状態で、生活と制作が同じ空間で繰り返されるというのが、結構なストレスだったんですよね。こういう時期だからこそ、生活を見直したいって思う人も多くて、僕もそう感じたんですけど、それで暮らしを見つめ直してみたい、となったときに、まずは生活と制作を分けよう、と思ったのが最初でした。それが結果的に、みんなが集まる場所になっていったという感じですね。

ガレージに集まることで、メリハリをつけて制作できたんですね。

そうですね。みんながリアルタイムに顔を突き合わせて、いろんなアイデアをやれたのも良かったです。データのやりとりでもできるんですけど、それだとわからない、そのアイデアにかける表情から出る想いとか、これは大事だなと思って言ってるんだなとか、これはその場の思いつきでいったんだなとか、そういう色んなコミュニケーションがあって。会えることの大切さというのは、メンバーからも教えてもらいましたね。

コロナ以前は、どういった曲の作り方をされていたんですか?

逆にそっちの時の方が、なかなか集まれず、ライブや稼働で会うことはあっても、最終段階まではデータのやりとりが多かったですね。なので、本当に時代と逆行しているような感じではあったんですけど。

前作から一年半ぶりのアルバムですが、制作期間はどれくらいだったんですか?

デモ作りはずっとやっていて、レコーディングに入ったのは夏以降です。最初は、弾き語りでずっと溜めて、僕がドラマの撮影があったので、その間にメンバーが、僕が出したデモをどんどんブラッシュアップしてくれて。それで僕のドラマの撮影が終わったら、「よし録るぞ!」とスタジオに入りました。

今まで「One More Drip」というテーマを掲げて活動されていましたが、「MUSIC WARDROBE」というテーマも、「音楽を纏うように楽しむ」「日々を彩る」というような意味でつながりがあって、とてもしっくりきました。

10年目を迎えて、この先も「One More Drip」な音楽を届けていくことは変わりないなと思って。なので、伝えていくことはきっとこの先も変わらないけど、それをもっといろんな人に伝えるために、「One More Drip」をもう一つ掘り下げてみよう、これってどういうことなんだろう、って考えたとき、「身に纏う音楽」という、自分のスタイルやライフスタイルをより素敵なものにしてもらえる音楽を届けていきたいと思ったんです。

日々、みんなが「どんな私になろうかな」と思って服を選んだり、行く場所に合わせてコーディネートをしたり、いろんなスタイルをみなさんお持ちだと思うんですよ。一貫しているときもあれば、全然違う私になりたいって思う時もあるし、その感覚と全く一緒で、音楽を楽しんでもらえたらいいなって。外に出れないからこそ、ルームウェアでも「これを着てみようかな」って思うだけで、気分も変わるじゃないですか。音楽も一緒で、ご飯を作っているときも、音楽があるとないとではなんか違うっていう、そういう経験って誰しもあると思うので、より深く皆さんにお届けできたらいいなという思いを込めました。僕たちに根付いたものからできたテーマですね。

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