南インドカレーが味わえる「タネヲマク」がオープン【岐阜・多治見】
#カレー

2021.5.12wed

南インドカレーが味わえる「タネヲマク」がオープン【岐阜・多治見】

「多治見駅」から徒歩で約15分、バスで5分ほど。陶器屋や飲食店が集まる「オリベストリート」に新しい店が仲間入りしました。

2021年3月、瑞浪市から移転オープンした「タネヲマク」は、珍しい南インドカレーの店。

瑞浪市から移転し、改装した新店舗で再スタート

数種類のカレーやおかず、ご飯を一皿に盛り付けた、現地流の定食プレート“ミールス”を提供しています。

元々は瑞浪市でカフェを始めた、店主の増田さん。提供しやすいカレーをランチにしようと、かつてインドを訪れた際に食べた味を独学で模索しました。

「インドの食堂に入ったとき、色々なカレーやおかずをドバーっとどんどんプレートに盛られて。混ざり合って何を食べてるのか分からなかったんですが(笑)、それがとてもおいしかったんです。」

帰国後、カフェで提供し始めた南インドカレーは当時珍しかったこともあり、県外からのファンも店を訪れるように。この度、名古屋からのアクセスも良い多治見市で、再出発を決めました。

広々とした店内はセルフサービスで

前店からかなり広くなった店内は、新しくオープンしたとは思えないほど、温かみのある落ち着く空間。
奥にカウンターがあり、そこでメニューを注文します。

最初に会計を済ませるセルフサービスや、カウンター上のボックスなど、店内はインドのフードコートを意識したんだとか。

飾られている雑貨やインテリア、カトラリーも素敵で、隅々まで見入ってしまいます。店内には、雑貨の販売コーナーも。

店は、最初からすべて図面を引いて一気に工事するのではなく、「ここはどうしよう?」と大工さんと相談しながら、少しずつ作り上げていったそう。看板など、増田さんが手作りした箇所もあります。

南インドカレーのミールスをいただきます!

ランチは「VEG MEALS(ベジミールス)」(1000円)の一つのみ。そこに日替わりの「NON VEG TOPPING」(300円、この日は「フィッシュマサラ」)や、移転前から出しているという「ミニチャイ」(200円)などを、好みに合わせて注文します。

南インドのカレーを忠実に再現しつつも、「毎日でも食べたくなるやさしい味」を意識。カレーやおかずは小分けのカップに入れ、初心者にも食べやすいよう工夫されています。

甘い・辛い・酸っぱい・苦いなど、様々な味わいが一皿に盛り込まれていて、食べ応え満点。この日の内容は、写真右下から左回りに以下のようなメニューでした。

●トーレン
キャベツのココナッツ炒め
●フィッシュマサラ
日替わりのノンベジトッピング
●サンバル
日本の味噌汁的な、野菜のカレー
●ラッサム
“ジュース”という意味。シャバシャバしていて酸っぱい
●ヨーグルト
食後のデザートにすっきりと
●ダル
ご飯の上にかかっている、豆のカレー
●パパド
パリパリの豆のせんべい
●レモンのピクルス
衝撃の味!実際に食べて、確かめてみてください。

手間暇かかった一つひとつのおかずは、それぞれを味わった後、ぜひ混ぜながら食べてみてくださいね。

「岐阜の旅ガイド」でも掲載中!
https://www.kankou-gifu.jp/

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南インドカレーが味わえる「タネヲマク」がオープン【岐阜・多治見】

WRITER

Moeko Mizuno

Moeko Mizuno

岐阜県多治見市出身。雑誌編集者として飲食店やショップを中心に取材経験を積んだ後、家業の陶器屋に転職。現在はライターとの二足のわらじで活動中。趣味は休日に各地のカフェや純喫茶を巡ること。

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