2021.5.13thu
高岳「焼菓子店slow」で、焼きたてスイーツをお土産に【名古屋】
2021年4月、名古屋市東区・高岳の人気パティスリー「洋菓子店slow」の2号店、「焼菓子店slow」がオープンしました。
焼き菓子に特化した専門店で、フレッシュな焼き菓子をメインに、ときめくビジュアルはもちろん、意外な素材の組み合わせなど、ワクワクするようなスイーツが並びます。
今回、「焼菓子店slow」に込めた思いを店長の西尾さんに取材してきました!
CONTENTS
フレッシュな焼きたてのお菓子を届けたい
「焼菓子店slow」の場所は、「洋菓子店slow」から徒歩で約4分のところ。店内のショーケースには、当日や翌日中に食べられるフレッシュなお菓子が並びます。
こちらが人気メニューの一つ、「あんバターのガトーバスク」(1800円)。名古屋ならではの“あんこ”を使ったお菓子です。サクサク&ほろほろのクランブルの生地に、小豆の風味豊かなあんこがマッチ。日持ちもするので、お土産にもぴったりです。
人参やマカダミアナッツの食感が楽しく、スパイス香る「にんじんキャロット」(550円)も人気商品。上のクリームは「ローズバッド」という絞り方で、バラのように可愛らしい見た目になっています。
こちらは、見た目から惹かれる「チョコバナナブレッド」(420円)。お祭りの「チョコバナナ」から着想を得ており、食べる前からワクワクするお菓子です。しっとりしたバナナの甘みにチョコレートがアクセントとなっています。
レジ横では、レーズンサンド、チーズケーキを販売。レーズンサンドは、中にルビーチョコを使用しており、ピンクの見た目が可愛い一品。見た目からお客さんが「何味だろう…」と想像してワクワクできるものを作ろうと考えられた商品です。
さらに、焼き菓子の新たなジャンルを作りたいと、ギフトの詰め合わせも行っています。オーダーの際に「これくらいのサイズでこんな人に贈りたい」と言うと、店員さんがその人1人1人に合ったお菓子を詰めてくれるそうです。
地域に愛されるお店に
ーー「洋菓子店slow」の2号店ということですが、焼菓子店をオープンしたきっかけは何ですか?
本店で働いていた時からずっと出したかった、焼き菓子の専門店にしたいと思い、このお店を出しました。なので、本店とはメニューが違って、一から新しいお菓子を作り出しているんです。ここで働いているパティシエの得意なものを活かしたメニューになっています。
こちらでは、焼きたてのお菓子のおいしさを味わってほしくて、フレッシュな焼き菓子にこだわっています。お店の中に充満するバターの香りは、私も大好きで、幸せな気持ちになりますね。お菓子は常温でも、冷やしても、もう一度焼いてもおいしいので、ぜひお客さま一人一人のおいしさを見つけてもらえたらいいなと思います。
ーーお店のコンセプトは何ですか?
本店が元気でカラフルなイメージなので、2号店は大人っぽく、隠れ家のような雰囲気を感じてほしいと思います。店もどこにあるのか分かりづらいのですが、「どこかな~」と探すところから世界観を味わってほしいです。
また、お客さんが店員に会いに来る感覚で来てくれるような、親しみやすくて、地域に愛されるお店にしていきたいと思っています。本店で人気のカヌレやシュークリームも、お客さんと一緒になって育ててきたものなので、そんなお菓子をここでも作っていきたいです。
この2号店は、キッチン、販売、チーム全員で作り上げてきました。売る人とキッチンのやりとりもしやすいように、カウンターや両開きの冷蔵庫にもこだわっています。スタッフ同士の関係を大切にしながら、お客さんとの関係に繋げていきたいです。
ーー今後の展望はありますか?
お客さんがワクワクすることを一番に考え、名古屋で新しい焼き菓子の形を提案していきたいです。「洋菓子店slow」の基盤を大切にしつつ、「焼菓子店slow」ならではの形を作っていきたいと思います。ギフト用商品やslowのオンライン販売も計画中です。
店員さんの笑顔あふれる「焼き菓子店slow」。ついつい長居したくなる落ち着いた店内で、あなた好みの一品に出会ってみてはいかがでしょうか。
焼菓子店slow
- 場所
- 名古屋市東区泉3-15-8
- 営業時間
- 10:30~17:30
- 定休日
- 無休
- 駐車場
- 2台
- お問い合わせ
- 052-982-8577