2021.6.24thu
川名のカフェ「haru.」でご夫婦こだわりのスイーツを堪能して
地下鉄「川名駅」より徒歩2分の場所にある「haru.(ハル)」さん。旬の果物を生かした心温まるケーキや焼き菓子と、豆の選定から焙煎、抽出までを一貫して行うスペシャルティコーヒーが堪能できます。目の前に広がる川名公園で、テイクアウトしたコーヒーを飲みながら散歩するのも◎。
川名のカフェ「haru.」でご夫婦こだわりのスイーツを堪能して
お互いの良さが引き立つ”ペアリング”を大切に
4月にオープンしたばかりの「haru.」は、山岡さん夫婦が営む店です。大阪や東京の老舗カフェや愛知の自家焙煎珈琲店で、腕を磨いた亮太朗さんがコーヒーを、愛知県内のパティスリーで修業し独立後はマルシェ出店などで経験を積んだ、さくらさんがケーキを担当。
二人の出会いは、亮太朗さんの修業先で、さくらさんのお菓子を扱い始めたのがきっかけだそうです。
ショーケースには、季節の果物を使ったケーキや定番のプリンなどがずらりと並びます。
「紅ほっぺのショートケーキ」(650円)に合わせるコーヒーとして、亮太朗さんが薦めてくれたのはエチオピア(550円)。ショートケーキの果物は季節ごとに変わるそう。華やかでフルーティーな味わいが、イチゴのおいしさを一層引き立てます。近い味を掛け合わせたり、逆に個性と個性をぶつけて新しい味わいを提案したり、コーヒーとケーキ、互いの良さが引き立つ〝ペアリング〞を何よりも大切にしているそうです。
現在、コーヒーは飽きのこない中深煎りのブレンド1種類と、豆の個性を生かした中煎り、中浅煎りのシングルオリジン4種類をそろえています。
いつもそこにある。日常に寄り添う場所へ。
「ジャパンバリスタチャンピオンシップ2017」でセミファイナリストになった亮太朗さんと「an」の屋号で各地のマルシェで出店していたさくらさん。2019年に、開店に向けて経験を積むため、店舗を借りて夫婦で間借りカフェ営業を開始。
窓の外に広がる「川名公園」で遊ぶ親子の姿を見たとき、ここで店を開きたいと強く感じたそうです。
店のカップやお皿は、常滑に工房を構える畠山雄介さんに依頼し、試作を重ねて完成。
設計士さんに教わりながら、壁塗りをはじめ工事はほぼすべて自分たちで行ったそう。
そして2021年4月に念願の「haru.」をオープンしました。屋号は、さくらさんが考案。「すごくしっくりきて自然と決まりました」と亮太朗さん。
店内は、無機質なモルタルと温かみのある木を組み合わせ、内装も素材の持ち味を引き出しています。
「休日にケーキとコーヒーを味わいにふらりと来てもらったり、記念日に大切な人へケーキをプレゼントしたり、多くの方の日常に溶け込むようなお店を作り上げていきたい」と語るお二人。「haru.」でこだわりのケーキ、珈琲を片手に安らぎの時間を過ごしてみては。
haru.(ハル)
- お問い合わせ
- 052-680-7567
- 場所
- 名古屋市昭和区広路通8-13グレース川名1B
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 火曜(不定休あり)
- 駐車場
- なし