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『ウルトラマントリガー』主演・寺坂頼我さん(祭nine.)にインタビュー!
#インタビュー

2021.8.7sat

『ウルトラマントリガー』主演・寺坂頼我さん(祭nine.)にインタビュー!

ウルトラマンシリーズ55周年を迎える今年、25年前に放送され根強い人気を誇る『ウルトラマンティガ』の真髄を継ぐ作品として、毎週土曜あさ9時から『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』が絶賛放送中。

本作では、名古屋を中心に活動する男性エンターテイメントグループ「祭nine.」の寺坂頼我さんが主演に決定し、ウルトラマントリガーに変身するマナカ ケンゴを演じています。

今回はそんな寺坂さんに、主演に決まったときの気持ちや撮影現場の雰囲気を伺いました!

『ウルトラマントリガー』主演・寺坂頼我さん(祭nine.)にインタビュー!

――改めまして、『ウルトラマントリガー』の主演決定、おめでとうございます。寺坂さんは小さい頃からヒーローになることが夢だったとお聞きしましたが、ウルトラマンの主演に決まった時はどういった気持ちでしたか?

寺坂さん もううれしくて仕方なかったですね。僕自身、オーディションを受けた時は自信もなかったですし、どっちかっていうと「やばい」という感じだったので…。ヒーローを演じることは芸能活動を始めたきっかけでもありますし、一番大きく掲げていた夢でした。なので、結果を聞いた時は信じられなくて、夢が叶う瞬間って、まだ夢の中にいるような感じなんだなって思いました。

――そんなうれしい気持ちは、どなたかにご報告されたのですか?

寺坂さん 祭nine.のメンバーにも、家族にも伝えました。でも、周りに言えない期間があったので、ちゃんと言えるようになるまでの期間は、言いたい気持ちをこらえるのがしんどかったです(笑)。お父さんとお母さんが二人ともいる時に伝えたかったので、寝る前に報告したんですけど、泣いて喜んでくれて。最近お兄ちゃんからも連絡が来て、改めて僕がどんな状況にいるのかを知って、「うれしい」と言ってくれました。普段ツンツンしている兄がそんな温かい言葉をくれるなんて、その反応はうれしかったですね。

――祭nine.のメンバーからは、何か言われましたか?

寺坂さん 報告したときはまだ公には言えない時だったので、「話ある。」と重々しく言ってしまって、みんな僕が辞めるんじゃないかと思ったらしく、緊張した顔でした。「ウルトラマン決まった」と言ったら「えーっ!」とすごく喜んでくれて、このことを力に変えたい、刺激になると言ってくれたので、一番背中を押してもらえたなと思ってます。安心して進んでいいんだと思えた瞬間でしたね。

メンバーは家族よりも一緒にいますから、本当に心強いです。トリガーの活動期間中はグループ活動も離れて個人でやらせていただいていて、今も3人でライブをやってくれています。それでも、祭nine.の元気の良さは変わらず、僕がいるとき以上に良く見えるようにしようとしてくれてるので、リーダーとしてもうれしいし、いい仲間だなと思います。

―小さい頃は、どんなヒーローになりたいと思っていましたか?

寺坂さん 特撮は物心付く前から、お兄ちゃんとか従兄の真似をして観ていたので、当時やっていた戦隊ものやウルトラマンは好きで全般的に観ていました。特にかっこいいなと思っていたのは、『ウルトラマンメビウス』です。テレビに食いつくように観てましたし、憧れでしたね。

――今まで、特撮やプロレス系のテレビドラマにも出演されていますが、今回ウルトラマンだからこそ大変だったことはありますか?

寺坂さん 今回、特撮ということもありますが、作品自体がSFなので、想像の中でのお芝居が多いのが、これまでと違う部分ですね。「町に大きなスクリーンが映像として飛び出してるから、それを想像してお芝居してください」とか。グリーンバックでの撮影も多かったので、そこで決意や戦う時のセリフを言うのも難しいなと思いました。自分が見てきた特撮が、いかに集中して作られていたものなのかということを感じましたね。

実際には目の前にはいないCGキャラクターとの対話も「どういう風になるんだろう」って考えちゃう部分もあったんですけど、監督が「心配しなくていいよ」って言ってくださって。出来上がるまではドキドキでした。

――アクションシーンも多いと思いますが、役作りやアクションシーンの練習はどのようにしているのですか?

寺坂さん 僕自身は、アクションをどんどんやっていきたいということをオーディションの時から言っていました。アクロバットが売りのグループにいて、大雨の中でも豪雪の時でもバク転とかバク宙をしてきたので、アクションの安定感には自信がありましたね。なので、常にできるような気持ちではいたんですけど、役柄が新人隊員かつ植物学者ということで、普段から鍛えているわけでもないんですよ。少しずつパンチの打ち方、構え方が成長していくっていうのを見せていければいいのかなと思って、パンチもむちゃくちゃにやってみるっていうのを意識していました。

投げ飛ばされるシーンは自分で飛んだ部分もあったので、あれは今までの活動が活きたのかなと思います。アクションシーンは楽しすぎて、監督に「ニヤケすぎ」と言われました(笑)

――主人公のケンゴと重なる部分や、共感出来る部分はありますか?

寺坂さん 「誰かを笑顔にしたい」というのがケンゴの動く理由なんですが、その「誰かのためなら何でもしたい」っていうのは、僕自身もすごく意識してきたことです。なので、その信念の部分は非常に共感できて、ヒーロー像も同じなので、いい役に出合えたなと思っています。

周りには結構、「頼我のまんまだね」と言われます(笑) 僕が「スマイルスマイル!」と言っているシーンも、グループ内で「ハッピッピー」と言っている僕に重なるみたいです。

――現場の雰囲気はどうでしたか?

寺坂さん アキト(金子隼也さん)とは同い年で、ユナ(豊田ルナさん)は年下なんですが、三人兄弟みたいな感じで、ワイワイしてますね。僕たち自身すごく新人なので、緊張してる時は三人共緊張していたり、くだけていたらそういう雰囲気になったり。ずっと一緒にいるので、日に日にチーム感は増してますね。お芝居について話す機会もありますし、すごく居心地はいいです。あと、二人にすごくいじられます(笑) 楽しみながらやっている感じはあって、すごく仲良しですね。

――今回の『ウルトラマントリガー』の見どころを教えてください。

寺坂さん 子どもはもちろん大人も、親子三世代で楽しめる内容になっていると思います。『ウルトラマンティガ』の25周年記念と、ウルトラマンの55周年記念で作られた作品なので、新しいウルトラマンとしての物語も楽しみながら、何十年も前にやっていた演出をもう一度していたりするので、新しく見る人たちは新鮮な気持ちで、過去を知っている方はどこか懐かしいと感じたり、みんなにワクワクしてもらえる作品なんじゃないかなと思いますね。ティガの時と同様に3タイプに変身しますし、武器もチェンジしたりするので、そういった面で要素が盛りだくさんっていうのが見どころです!

――これから見る視聴者さんへ、一言お願いします!

寺坂さん 僕自身がヒーローになったことによって、夢を持つことの大切さ、諦めなければ夢が叶うということを伝えられたらと思っています。今オリンピックで色んな選手も活躍しているので、僕自身も背中を押す一人になれたらうれしいです。ウルトラマントリガーと一緒に、みなさんも人生を一緒に戦っていただけたらと思います!

©円谷プロ ©ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京

『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』

番組公式サイト
http://ani.tv/ultraman_trigger/
作品公式サイト
https://m-78.jp/trigger/

『ウルトラマントリガー』第1話 特別配信「光を繋ぐもの」 -公式配信-


※掲載内容は2021年8月時点の情報です

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