伏見「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」で、“いつもの1日に、小さなご褒美の時間を”
#ランチ

2021.8.21sat

伏見「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」で、“いつもの1日に、小さなご褒美の時間を”

2021年8月15日(日)、名古屋市中区・伏見に「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」がオープン。長久手の人気ロースター&カフェ「IMOM COFFEE ROASTERS」、南区の「Parlor IMOM(パーラーイムオム)」に続く3店舗目となる同店へ、さっそく取材へ伺いました。

伏見「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」で、“いつもの1日に、小さなご褒美の時間を”

目指したのは、“まちの焼き菓子屋さん”。

「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」は、温かみのある木目調のファサードが目印。テイクアウトの焼き菓子をメインに、コーヒーやドリンクを気軽に楽しめる小さなお店です。今回、イムオムの阿部さんにオープンの経緯や、お店のこだわりを伺いました。

――イムオムさんにとって3店舗目となるお店ということで、オープンをとても楽しみにしていました。伏見に新店をオープンした経緯を教えてください。

阿部さん  古くから続く繊維問屋街と、新しいオフィス街が混在する錦二丁目エリアで、新しく「まちの焼き菓子屋さん」として親しまれるようなお店にしたいと思い、1階に「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」をオープンしました。この場所は呉服問屋だったんですが、もともと長者町に縁があって、こちらの大家さんとも顔見知りだったんです。

――お店作りでポイントにした部分はどんなところですか?

女性のお客さまに来ていただくことを意識し、白を基調とした空間にリノベーションしました。いわゆる“鰻の寝床”のような奥に長い構造を活かすため、杉材が手前から奥へとつながるデザインになっているんです。ちょっとしたイートインスペースもあり、カウンターとテーブルで約8席を設けています。奥には菓子工房がガラス張りになっていて、製造の様子が見えるような開放的な作りになっていますが、スタッフには「見られて緊張する…」と不評です(笑)。

大切な人へ贈りたい、シンプルな焼き菓子たち。

――今回のお店作りのコンセプトや、他店と異なる特徴は何ですか?

阿部さん  大切な人をおもてなしするときや、プレゼントしたくなるような、ギフトにぴったりなテイクアウトの焼き菓子がメインです。国産小麦粉を使い、できるだけ安心・安全で、素材の良さをそのまま生かしたシンプルな焼き菓子にこだわりました。

焼き菓子は、ほんのりスパイスの香る、ザクザク食感の「オートミールクッキー」(450円)などのクッキーやパウンドケーキを中心に、スコーン、マフィンなどがそろいます。また、フィナンシェやマドレーヌも試作中で、今後登場する予定とのこと。

おしゃれなグレーのギフトボックスは、3種類の詰め合わせを用意。パウンドケーキ2個とクッキーBOX1個のセット(1600円)のほか、パウンドケーキ2個と珈琲豆150gのセット(2200円)、パウンドケーキ4個のセット(1980円)があり、箱代+250円で自由にカスタムも可能です。

――――テイクアウトの焼き菓子以外に、イートインで楽しめるスイーツもありますね。

阿部さん  「カスタードプリン」は、この店独自のレシピで作っていて、子どもから大人まで楽しめる、シンプルで王道なプリンです。固めでむっちりとしながらもなめらかな口当たりで、ミルキーさと濃厚な卵の風味を感じていただけたらうれしいです。

おすすめスイーツの「カスタードプリン」の他、「チーズケーキ」や「キャロットケーキ」(各450円)もラインナップ。食事系では、「キッシュ」(530円)や「タマゴサンド」(380円)などもあり、ちょっとした軽食にもぴったりです。写真の「キッシュ」は、ザクッとした食感のパイ生地に、とろりとジューシーなフィリングの相性がやみつきになるおいしさ。

――コーヒーのこだわりを教えてください。

阿部さん  ドリップは〈ORIGAMI〉で、スペシャルティコーヒーをエスプレッソで抽出するのが特長です。アイスコーヒーは、深煎りと浅煎りの2種類を水出しでご用意しています。水出しでゆっくりと時間をかけて抽出するため、まろやかな味わいを楽しんでいただけます。

アイスカフェラテは、ブラジル、グァテマラ、エチオピアをブレンドしたエスプレッソのコクのある苦さと、ミルクの甘味のバランスが良く、飲みやすい仕上がりです。

コーヒーのほか、ちょっぴりスパイシーな「自家製ジンジャエール」や、国産レモンで作る自家製シロップにこだわった「レモネード」(各550円)もあり、夏にぴったりの爽やかなドリンクもお待ちかね。

ちょっとした贈り物にぴったりな焼き菓子に出合える、「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」。日常に寄り添う、まちの焼き菓子屋さんがまた一つ名古屋に誕生しました。ほっと心がゆるむ時間を求めて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

LINEお友だち登録

Please Share

伏見「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」で、“いつもの1日に、小さなご褒美の時間を”

WRITER

KELLY Editors

KELLY Editors

「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。

  1. トップページ
  2. EVENT
  3. 伏見・丸の内
  4. 伏見「焼き菓子とコーヒー パーラーイムオム」で、“いつもの1日に、小さなご褒美の時間を”

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。