2021.9.4sat
一宮市のカフェ「BEN’S MORNING CAFE(ベンズ モーニング カフェ)」で地産地消にこだわったモーニングを堪能!
2021年2月に“モーニング発祥の地”である一宮市にオープンした、カフェ「BEN’S MORNING CAFE(ベンズ モーニング カフェ)」。地産地消にこだわった食材を使用したメニューがそろい、ドーナツのテイクアウトも人気です。モーニングは朝6時からスタートし、平日も休日も、朝から地元の人が集います。
CONTENTS
手作りにこだわったメニュー
ベンズモーニングカフェでは、モーニングメニューを常時5種類以上用意。定番のトーストから卵かけご飯まで様々な種類がそろいます。特に人気なのは、モーニングとしては珍しい「フワモチドーナツ」(ドリンク代のみ)と「キッシュセット」(ドリンク代+300円)。どちらも毎朝お店で手作りしており、キッシュは日替わり。写真は「ベンズ豆とミルポアのキッシュ」で、一緒についてくる豆乳ホイップはパンに塗って食べると絶品です。
国産小麦の全粒粉を使ったドーナツは、卵、牛乳も地元のものを使用。型に流さず、手で一つずつ丁寧に形にしているそう。カフェタイムには、ドリンクとセットでお得に。紅茶は、静岡で無農薬茶を生産する「杉本農園」の和紅茶(500円)。香り豊かでコクのある紅茶です。ドーナツとマフィンはテイクアウトもOK。
地域の方が発信できる場所に
ベンズモーニングカフェでは、店で使用しているお茶、味噌、卵などを店頭でも買うことができます。
店長の長尾さんに、お店を始めたきっかけやこだわりを伺いました。
――このお店を始めたきっかけは何ですか?
長尾さん 元々ベトナムで飲食店をやっていたのですが、コロナの影響で戻れなくなくなってしまいました。そこで、地元の一宮市で地域を盛り上げられるような飲食店を作りたいと思い、このお店を始めました。一宮は“モーニング発祥の地”とも言われているので、おいしいモーニングで認められるようなカフェにしたいと思っています。
――お店作りのコンセプトは何でしょうか?
長尾さん 地域の食材は、その地域の人が食べることで、その場所が発展していくと思うんです。そういう“地域の循環”を実現できる店にしていきたいと思い、できるだけすべての食材をこの辺りのものにこだわってメニュー作りをしています。
店内のインテリアも、一宮市周辺で活動しているアーティストさんの作品とのこと。
――これからどのようなお店にしていきたいですか?
長尾さん このお店があった場所は、元々別のカフェだったんです。地元の人が朝から集う場所がなくなってしまったので、そのお客さんたちがもう一度集まれる場所になればいいなと思っています。
木の温もり感じる店内では、大きな窓から明るい日が差し、気持ちよく過ごすことができます。おいしいモーニングを求めて、ぜひ足を運んでみては。
BEN’S MORNING CAFE(ベンズ モーニング カフェ)
- 場所
- 一宮市木曽川町里小牧西川田109
- 営業時間
- 6:30~17:00(LOは16:45)
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- 21台
- 問い合わせ
- 0586-88-3219
撮影:北川友美