大須「store in history」-“私らしい”を叶える、 ハイセンスな古着屋探訪。-
#ファッション

2021.9.13mon

大須「store in history」-“私らしい”を叶える、 ハイセンスな古着屋探訪。-

流行りのトレンドアイテムもいいけれど、時には人と被らない、自分だけの一着が欲しくなる。そんな時は、バイヤーのセンスあふれる古着屋へ。宝探し感覚でお店を巡れば、自分らしさを叶えてくれる一点ものが見つかるはず。

今回は、発売中の大須特集から、「store in history(ストア イン ヒストリー)」をご紹介します。

店長・タカサキさん
服飾を専攻していた学生時代から古着が好きで、販売員として入社。色柄物はボトムスで楽しむ、ラフな着こなしがお気に入り。

“人から人へと渡ってきた古着の背景にある、思いや物語に共感して買っていただけたら。”

店の目印は、店先に佇む大きなラクダのオブジェ。足を踏み入れると、木の温もりあふれる空間に、所狭しと並ぶ古着が目に飛び込んでくる。2008年のオープン以来、セレクトと古着を扱っていたこちらでは、5年ほど前に古着がメインに。店長を務めるのは、地元・九州で古着屋のスタッフに憧れて古着を好きになったと話す、タカサキさんだ。

店頭には、アメリカ西海岸から買い付けた、70~90年代を中心にした古着やアクセサリーをラインナップ。刺繍ものや民族衣装など、近年はエスニックなアイテムにも注力しているそう。

アンティーク雑貨と家具を扱う姉妹店「ストア イン ファクトリー」の什器が配され、あえて雑然とさせたディスプレイで、“掘り出す楽しさ”を演出しています。系列店にセレクトショップ「アパートメントストア」、メンズ古着の「アンクル ビー」も。

「サイズの合わない商品は裾上げするなど、できるものは手直しをして、お客さまに合う形でお渡ししています」とタカサキさん。

1万円以下のリーズナブルな古着も多く、全身のコーディネートに挑戦しやすいのも魅力。サイズや形の違いで重ね着けを楽しめる、シルバーアクセサリーも人気です。

PICK UP ITEM

Bag 7700円
ツートーンカラーが珍しいレザーバッグ。ショルダーを外せば、クラッチ風にも◎。
Necklace 7700円
メキシコのアルパカ(ニッケルシルバー)製ネックレス。シェル細工が美しい。

「まずは、手持ちのアイテムに合わせやすい小物から取り入れてみるのがおすすめです。古着がお客さまの手に渡ったあと、その人の元でしっくり馴染んでいる様子を見ると、新しい居場所を見つけたようでうれしくなります」

優しい笑顔と丁寧な接客で迎えてくれる同店へ、ぜひ気軽に足を運んでみて。

store in history (ストア イン ヒストリー)

問い合わせ
052-243-6956
場所
名古屋市中区大須3-13-28
営業時間
12:00~19:00
(土、日曜・祝日は11:00~19:00)
駐車場
なし
決済方法
カード・電子マネー可
Instagram
https://www.instagram.com/store_in_history/
アクセス
地下鉄「大須観音駅」より徒歩で約7分


※掲載内容は2021年7月時点の情報です
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。

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流行りのトレンドアイテムもいいけれど、時には人と被らない、自分だけの一着が欲しくなる。そんな時は、バイヤーのセンスあふれる古着屋へ。宝探し感覚でお店を巡れば、自分らしさを叶えてくれる一点ものが見つかるはず。 今回は、発売中の大須特集から、「Archer(アーチャー)」をご紹介します。 店長・バイヤー tomiさん(@bloom_late) 古着歴は約15年。カルチャー好き&コレクター気質で、古着のブランドや時代背景、当時の文化まで、その知識はオーナーのお墨付き。 “数ある古着の中から、お気に入りを探すのは大変。でも、見つけたときの楽しさには敵いません。” 2010年、元々あったメンズ古着屋からレディースが独立して「クランチ」が誕生した。その姉妹店「アーチャー」がオープンしたのは、その数年後のこと。1階はレディース、2階は本格的なメンズ古着とドライフラワーを扱っています。デートで立ち寄るカップルも多いのだとか。 年代を問わずカジュアルに着られるユーズドやヴィンテージがバランス良くそろい、初心者でも着やすいセレクトが魅力です。 コロナ禍以前は年4回、シーズンごとにアメリカ西海岸を中心に仕入れへ。セレクト品の他、生地から作るオリジナルや、自社で染めるアップサイクルアイテムもあり、入荷日から数日で完売するほど人気の商品も。 特に力を入れているアクセサリーは、10年以上繋がりのあるアメリカのディーラーから買い付けているそう。 日常に古着を取り入れやすくする、tomiさんの多彩な提案力は、古着への情熱と深い知識からくるもの。 「高校生の時に観た、『モンタレー・ポップ・フェスティバル』のドキュメンタリーが衝撃的で。自分にとっては“古着”だったものを、当時の人が日常着として楽しむ姿を目の当たりにして、そこから古着がどう作られて、どんな人が着ていたのかまで、深堀りするようになったんです」 PICK UP ITEM 左:Earring 4300円 コスチュームジュエリーの代名詞〈モネ〉の70~80sもの。高級感あるゴールドとパールが素敵。 右:Shoulder Bag 9800円 アメリカの70sのヒッピー文化を感じさせる、カービングレザーのバッグ。 1920~90年代のヴィンテージなど、古着好きに刺さるセレクトの姉妹店「CRUNCH」。 アメリカ西海岸をイメージした外観。イラストは、グラフィティライターのDF.SQEZ氏が手掛けたそう。 今後は生活雑貨も仕入れ、ライフスタイルまでトータルに提案していきたいと語るtomiさん。 「無数にある古着の中から、ぜひ自分だけの一点ものをとことん探してみてほしいですね。いろんな方に古着を楽しんでもらえたら」。 Archer(アーチャー) 問い合わせ 052-212-7342 場所 名古屋市中区大須3-42-32 営業時間 13:00~19:00(土・日曜、祝日は12:00~19:00) 定休日 不定休 駐車場 なし 決済方法 カード・電子マネー可 Instagram @archer0206 アクセス 地下鉄「上前津駅」より徒歩で約5分 ※掲載内容は2021年7月時点の情報です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。 ▼合わせて読みたい 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2021.08.26大須「古着屋yawn」-“私らしい”を叶える、 ハイセンスな古着屋探訪。-https://kelly-net.jp/enjoytoday/2021082605505547009.html今年4月でオープン3周年を迎え、「古着屋 ヤウン」がリニューアル。ラグやぬいぐるみ、ドライフラワーがあちこちに飾られ、ほど良いゆるさが漂う店内は、店舗スペースを縮小した分、ラックを取り払ってゆとりのある空間に変身しました。3周年のリニューアルで、ピンク色に塗り直した床がチャーミングです。 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2021.08.30大須「speech」-“私らしい”を叶える、 ハイセンスな古着屋探訪。-https://kelly-net.jp/enjoytoday/2021083005503347096.html店を構えるのは、大須観音駅から赤門通本町の交差点へ向かう途中にある、古いビル。今の場所にオープンして7年が経つ同店では、5年前、Ricoさんの入社を機にレディスの取り扱いが本格的にスタートしたという。

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流行りのトレンドアイテムもいいけれど、時には人と被らない、自分だけの一着が欲しくなる。そんな時は、バイヤーのセンスあふれる古着屋へ。宝探し感覚でお店を巡れば、自分らしさを叶えてくれる一点ものが見つかるはず。 今回は、発売中の大須特集から、「speech(スピーチ)」をご紹介します。 店長・バイヤー Ricoさん(@rico_speech) 外資系の大手アパレルブランドに勤めたのち、お客さんとして通っていた同店に入社。レディスの買い付けを担当する。 “ジャンルにとらわれず広い視野で古着を見つめて、良いものは良いという本当の価値を伝えたい。” 店を構えるのは、大須観音駅から赤門通本町の交差点へ向かう途中にある、古いビル。元々は、熱田区の地下鉄「神宮前」すぐの場所に店を構えていたそう。 今の場所にオープンして7年が経つ同店では、5年前、Ricoさんの入社を機にレディスの取り扱いが本格的にスタートしました。 コロナ禍以前の海外仕入れは、NY、韓国、タイなど、その時々に行きたい国へ足を運ぶスタイル。ハイブランドのコレクションを見て、買い付けのインスピレーションを受けることもあるそう。 Ricoさん 例えば、今期の一押しとして力を入れた“バンロンシャツ”など、新しい挑戦は受け入れてもらえるか緊張しますね…。それがお客様に響いて共感してもらえると、すごくやりがいを感じます。 1階では、メンズ古着を取り扱っています。流木やグリーンが配されたフィッティングルームが素敵。 階段を降りると、コンクリートがクールな印象の地下空間に、個性あふれるアイテムがずらり。店内には、一見古着とは思えない、クリーンで遊び心あふれるアイテムが並びます。“古着なので仕方ない”と妥協せず、商品のダメージや状態には、特に気を遣っているそう。 Ricoさん 古着は“古いから良い”とされがちですが、自分なりの目線で、長く愛せる素敵な物を届けていけたら。 PICK UP ITEM 左:Bag 4400円 アフリカンの布をリメイクした、アップサイクルのトートバッグ。 右:Ring 7700円 エイジングを楽しめる真鍮のアクセサリーは、毎年夏にリリースする定番商品。 固定概念にとらわれない、自由なセレクト。第二の家のように“おかえりなさい”と迎えてくれる、アットホームな雰囲気。そんな魅力あふれるお店は、お客さんのことを一番に考える、Ricoさんの熱い思いが詰まっていた。 speech(スピーチ) 問い合わせ 052-684-6157 場所 名古屋市中区大須2-6-27 営業時間 12:00~19:00 定休日 不定休 駐車場 なし 決済方法 カード・電子マネー可 Instagram @speech_nagoya アクセス 地下鉄「大須観音駅」より徒歩で約4分 ※掲載内容は2021年7月時点の情報です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。 ▼合わせて読みたい 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2021.08.26大須「古着屋yawn」-“私らしい”を叶える、 ハイセンスな古着屋探訪。-https://kelly-net.jp/enjoytoday/2021082605505547009.html今年4月でオープン3周年を迎え、「古着屋 ヤウン」がリニューアル。ラグやぬいぐるみ、ドライフラワーがあちこちに飾られ、ほど良いゆるさが漂う店内は、店舗スペースを縮小した分、ラックを取り払ってゆとりのある空間に変身しました。3周年のリニューアルで、ピンク色に塗り直した床がチャーミングです。

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WRITER

Wakana Yamauchi

Wakana Yamauchi

兵庫県出身。京都の大学を卒業後、 編集者になるために名古屋へ。ゲーム、猫、ファッション、写真が好き。自宅をリノベーションして以来、インテリアにハマっている。

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