地下鉄「矢場町駅」から徒歩約8分にある「ジョリークロワッサン」。テイクアウト専門の店内には、数多くの種類のクロワッサンが並びます。今回、移動販売時にも人気であったクロワッサンに加えて、お惣菜やスイーツ系を新たに販売。写真は、季節のフルーツがあふれるほど入った「フルーツクロワッサン」（630円）と、「モンブランクロワッサン」（630円）。店長さんが元パティシエであったことから、中のクリームも一から手作りするなど、こだわった一品になっています。

こちらは、名古屋コーチンをふんだんに使用した「名古屋コーチンのたまごクロワッサン」（430円）と「ナスミートクロワッサン」（280円）。クロワッサンの中身の具材もできるだけ手作りをしたいと、ミートソースやタルタルソースも一から手作りをし、スタッフ全員で味の追求にこだわっています。

移動販売時からの定番商品であった、チョコ、シナモン、ダマンド、ミニ、明太チーズなどのクロワッサンも販売。焼きたてなので、サクサクとした食感が楽しめます。

「クロワッサン食パン」（840円）は、クロワッサン生地を使って食パンを製造。ふわふわの食感を出すために試行錯誤をして作られたこの商品は、バターの香りが広がる、他ではなかなか味わえない一品。可愛らしい箱と紙袋がついてくるので、お土産にも◎。

この他にも、ソーセージクロワッサン、野菜入りの惣菜クロワッサンなど約20種類ほどのメニューがそろいます。季節に合わせた新商品も検討中とのことです。

2020年10月から約半年移動販売を行っていた「ジョリークロワッサン」は、移動販売時からリピーターがいるほどの人気。すぐに売り切れになってしまうことも続いたため、より多くのクロワッサンを様々な人に届けたいと実店舗がオープンしました。

元々クロワッサンがとても好きだったという店主の兒玉さん。「自分が好きな味でなければ出せない」と、
味の追求にこだわっているそう。今回は、そんな兒玉さんにオープンのきっかけと今後のお話を伺いました。

――今回、移動販売が約半年と、早い段階での実店舗オープンだったと思いますが、何か理由があったのでしょうか。

兒玉さん　マルシェなどにも出ていたのですが、2時間ほどで完売をしてしまい、限られた個数しか販売ができなかったので、より多くのお客様にクロワッサンを届けたいと思い、このお店をオープンすることとなりました。また、店で作って持っていっていたので、日持ちするものしか作れなかったのですが、今回は出来立てをすぐ販売できるので、色々な種類のクロワッサンをご用意しています。

――このお店のこだわりは何でしょうか。

兒玉さん　通常、クロワッサンは前日に生地を作り冷凍をしてから焼き上げますが、当店では毎朝生地を一から手作りしています。そうすることで、パンの生地を傷めることなくふわふわの食感になるんです。手間はかかりますが、クオリティを下げるくらいなら、毎朝おいしいものを作りたいと思っています。

――今後はどのようなお店にしていきたいですか。

兒玉さん　店に来て家族の分も買ったり、ふらっと立ち寄ったりと気兼ねなく来られる店にしていきたいと思います。

食事にもデザートにもなるクロワッサンが豊富にそろう「ジョリークロワッサン」で、あなた好みのクロワッサンに出合ってみてはいかがでしょうか。

※掲載内容は2021年9月時点の情報です
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。