2021.12.11sat
岐阜市の街中にある「蕎麦屋こんくらい」で、そば屋酒を気軽に楽しむ!
JR「岐阜駅」から歩いて10分ほどの街中に、2020年5月にオープンした「蕎麦屋こんくらい」。そば屋で10年にわたり腕を磨いた大野さんが開いたお店です。
肩ひじ張らず自由に、おいしいそばを楽しんでほしいと、外観や店内はまるでカフェのような雰囲気に。メニューもそばだけでなく、だし巻き卵や板わさから、牡蠣やねっとり焼き芋の天ぷらなどの季節のおすすめまで “そば前(つまみ)”も充実。
自然派ワインや日本酒なども取りそろえ、そば屋で気軽に飲んで楽しむという、“そば屋酒”のスタイルを岐阜の街中で提案しています。
今では、地元の高校生から80代の方まで幅広い年代の人が、そばやそば前を楽しみに訪れる「蕎麦屋こんくらい」の店主・大野さんに、お店を開いた想いやおすすめのメニューなどを教えてもらいました。
旬の食材を生かした、ここだけでしか味わえない一品を
――岐阜市の街中で、そば屋を開いた想いとは?
そば屋というと、どこか堅苦しいイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、東京をはじめ関東では、“そば前”というおつまみが充実していて、そば屋で一杯楽しむというスタイルが根付いています。
そんな気軽に楽しめる“そば屋酒”のスタイルを提案できたらと、岐阜の街中にお店を開くことにしたんです。
――そば前の中で、おすすめや人気のメニューは?
秋から冬の時期は、岡山県産のプリプリの牡蠣を使った天ぷらや、安納芋や紅はるかなどのねっとり焼き芋の天ぷらがおすすめ。
また先日、春の七草の一つであるセリをそばのだしで茹でたら、シャキシャキで独特の風味があってとてもおいしかったので、新メニューとして「鴨と根セリの鍋」を準備中です。
そばのだしを使っただし巻き卵や、きつねそばのお揚げ、板わさ、鴨の鍬(くわ)焼きなど、そば屋ならではの定番ももちろんありますが、それらに加えて、季節の食材を生かしたここだけでしか味わえないそば前やそばを出せたらと、常に新しいメニューを考えています。
二八の喉越しの良いそばを、4種のカツオから取っただしで
――そば自体の特徴について教えてください。
だしは4種類のカツオを使って取り、さらにざるそば用のだしは、“追いがつお”によって香りを高めています。そばはだしと一緒にすすったときに、だしの濃厚なうま味や甘味が引き立つよう、二八の喉越しの良い細麺を選択しています。
そばについても、「牡蠣の天ぷらと蕎麦」や「牡蠣せいろ蕎麦」など、旬の食材を生かした期間限定メニューを用意しています。夏には、定番のだしでざるそばを味わったあと、冷製スープをだしに加えて味変して楽しむ「冷製スープとざる蕎麦のセット」なども提供。
これからも、蕎麦屋こんくらいでしか味わえない遊び心あるメニューをお届けできたらと思っています。平日ランチの「サブスク」も用意していますので(詳細は下記公式サイトで)、ぜひ気軽に来店していただけたらうれしいです!
蕎麦屋こんくらい(ソバヤコンクライ)
- 場所
- 岐阜県岐阜市金宝町1-9-2 後藤ビル1F
- 営業時間
- 11:30〜14:00 18:00〜21:00(金・土曜は〜22:00)※日曜はランチのみ
- 定休日
- 水曜定休
- 駐車場
- なし
- 問い合わせ
- 058-207-4123
- https://www.instagram.com/konkulai/