さっそくアクティビティに参加して、「裏国際通り」を探検♪
観光に訪れると、まず行く「国際通り」。今回は、OMOのサービス「GO-KINJO」を利用して、裏国際通りを案内していただくことに。ナビゲートしてくれる「OMOレンジャー」は、すっかり街のアイドル的存在になっている本田さん。頼もしい!
「この階段を上ります!」と本田さん。観光客だけではスルーしそうな、かなりレトロな建物「水上店舗」へとすすみます。
「ここはかつて、ガーブ川という川だったのですが、よく氾濫することから、その上に建物を建てて商売が行なわれるようになりました。」と、戦後の復興時の写真とともに、説明をしてくれます。
「水上店舗」をぶらり。まるで学校の廊下のような中に、アトリエや雑貨屋、居酒屋などが点在しています。「若い世代の人たちが手掛けたお店があるのを見ると、歴史を残そうとしている感じがして素敵ですね」と編集長。
水上店舗から商店街へ。カラフルさが目を引くお店「ギャラリー dau」に立ち寄ります。取り扱うのは、琉球ガラス。カラフルでどことなくぽってりとしたフォルムも愛らしいのが特徴です。
戦後の物資不足から職人が知恵を絞って、技術を高めながら発展させたと言われる琉球ガラス。この店でも、再生ガラスを利用した独特な色合いや、小さな気泡など特徴的なものがそろいます。
「琉球ガラスは、工芸品としての歴史は長くはありませんが、急激に発展しています。色やデザインもどんどん進化しています」と店長の知念さん。琉球ガラスの魅力をもっと知りたい人はぜひここへ!
次に足を運んだのは、創業60年の乾物屋「松本商店」。かつお節の消費量が全国平均の3倍と言われる沖縄の数ある店の中で、県内の飲食店のプロにも愛される店です。店頭にはかつお節がてんこ盛り! 沖縄各地で収獲するかつおを扱い、あっさりとした雄節と、コクのある雌節、もちろん両方そろっています。
家ではかつおが削れない…という今時のライフスタイルの人に向けた商品も多数販売。削り節はもちろん、粉末などもバリエーション豊富なので、だしの取り方や使い方もぐんと広がります。
「削りたての鰹節のふんわりとした食感と香りは格別ですよ。店頭で削ることもできるので、気軽に声をかけて」と2代目の松本さん。
続いて、じーまみ豆腐の専門店「花商」さんへ。じーまみ豆腐とはピーナッツで作られた豆腐のことで、約500年前から宮廷料理として扱われていたとか。ここではその味を、丁寧な製法と無添加、手作りにこだわって作っています。
その結果、この店のじーまみ豆腐は某機内誌で「沖縄イチ!」と称されたほどの商品に! 個包装されているので、お土産にも最適です。
スプーンですくってみると、もちもち&プルプル! 凝固剤ではなくタピオカ粉を使用しているのでピーナッツの香りがぐんと引き立っています。みたらし団子のような甘じょっぱくてとろりとしたソースもベストマッチ! 「食事にもおやつにもなる味。濃厚な風味ととろける食感がたまらなくおいしいです」と編集長。
「その日に仕入れたピーナッツに合わせて手作りすることで、安定のおいしさを実現しています」と、花商の女将・花城さん。商品のこと、街のこと…などを気さくにお話してくれます!
むつみ橋商店街、市場本通り、新天地市場本通り、太平通り…と、沖縄のローカル商店街を歩き、途中にはお昼から賑わう「千べろ」のエリアを通過して約1.2km。迷路のように入り組んだ小路に残る、昔ながらの風景と、街の朗らかで温かい人柄に触れられる「裏国際通りさんぽ」(参加無料)も終了。気に入ったお店に再訪できるよう、最後にQRコードでマップを取り込めるのはとてもありがたい限り! もう、沖縄ツウになった気分です。
……「独自の切り口が楽しい! 行きたくなる「首里城講座」」へ続く
WRITER
Yoshimi Horii
『KELLY』編集長。星野リゾートをこよなく愛する。国内外の施設を制覇するのが夢!
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