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#パン

2022.2.8tue

愛されレトロなパン屋さん〈1〉ボン・千賀【豊橋市】

焼きたての香りでやさしく誘ってくれる“昔ながら”のパン屋さん。当たり前のようにずーっとそこにある、いぶし銀の安心感がおいしさの秘密。今回は路面電車が走るレトロな町をやさしい灯りと笑顔で守り続ける、1912年創業の「ボン・千賀」をご紹介します。

懐かしいのに、新しい!昭和生まれのデザイン

豊橋駅から続く駅前大通沿い。道路の中央には、路面電車の線路が敷かれ、レトロ調のセンターポールが町をやさしく彩ります。そんな町の風景を見守り続けるのが「ボン・千賀」。創業は大正元年。初代は菓子問屋として商いを始め、後に菓子製造をスタートしました。

赤いシェードがひときわ目を引く外観。丸を装飾した「ボン」の文字にほっこり。

パンに目をつけたのは、ハイカラ志向だったという2代目の千賀文雄さん。戦後の米国で口にしたパンのおいしさに感動し、帰国後、パンの製造を始めたそう。さらに80年代の喫茶店ブームに合わせて、カフェスペースをオープン。ベーカリーカフェの先駆け的な一軒として、町の人々の憩いの場になりました。

1980年代から親しまれる喫茶スペース。黄色いソファや切り株模様の床がかわいい。

ポップな色づかいや装飾文字がかわいい袋パンのパッケージ、モダンアートのような壁紙、どこか近未来的な黄やオレンジの丸い照明など、先代夫婦の美的センスと、温かみのある空間にしたいという思いがしみじみと伝わってきます。

ファッション誌の撮影にも使われたことがある、モダンアートのような壁のデザイン。

愛してくれる人がいるから変えないために心を尽くす

現在、店を守るのは、3代目の教祥さん。「建物やインテリアなど、年季が入っている部分も多いのですが、手を入れるのがはばかられて。昔風情を好んでくださる方がいらっしゃるので、できる限り守りたい」と話していました。

遊び心を感じるパッケージは、SNSでも話題。製菓時代のルーツを感じさせる「あんパン(こしあん)」(129円)、コッペパンのような生地にバタークリームをサンドした看板商品「パピロ」(141円)は、ぜひ!

守り続ける古き良きものは、店の空気感だけではありません。パンの生地は、昭和時代から受け継ぐレシピをもとに、粉から練り、発酵、焼成まで自社で手がけています。「仕込みからすべて手作業なので、並ぶパンの数や種類は毎日まちまちです。遠方からお越しの場合などは、事前にお問い合わせを」とのこと。

総菜パンの種類は日替わり。少量ずつしか焼けないので、早くから売り切れる商品も。

栗太郎 172円
栗の形をした生地のなかには、なめらかな口あたりの栗あんがイン。シルエットもかわいい。

北海道かぼちゃクリーム 172円
やさしい甘さのかぼちゃクリームがたっぷり。おやつにもぴったりで、リピーターも多い。

チーズブレッド 172円
大きくカットしたチーズ入り。上にトッピングされた、ほど良い量のマヨネーズがアクセントに。

地元の人のソウルフードとして愛される。来店客やスタッフの笑顔が、ガラス越しに町を明るくしている。

見た目にも癒される昔ながらの「ボン・千賀」のパン。ずーっと変わらない素朴な味わいは、ほっと一息つけるような安心感を与えてくれます。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

好きなパンを選んで、ドリンクとともに。長崎の職人直伝による「長崎カステラ」(162円、イートインは165円)もロングセラー。

ボン・千賀

お問い合わせ
0532-53-5161
場所
豊橋市駅前大通1-28
営業時間
10:00~21:00頃(変更の場合あり) 
定休日
日曜定休(季節により連休あり)
駐車場
なし
カード・電子マネー
不可
アクセス
「豊橋駅」より徒歩で約5分
イートイン


※掲載内容は2022年1月時点の情報です
※価格は税込み表記です
※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。
※一部マスクを外した人物の写真は、一時的に外した状態で撮影したものです。

MAGAZINE 雑誌『KELLY』

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愛されレトロなパン屋さん〈1〉ボン・千賀【豊橋市】

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KELLY Editors

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