店内入ってすぐのカウンター席に沿って奥へ進むと、ゆとりのあるソファー席があり、天井も高く、開放的な空間が広がっています。全体的に茶色の落ち着いたトーンの家具でまとめつつ、赤、黄色、緑など、クッションや絨毯で差し色を取り入れ、レトロな雰囲気を演出しています。

17：00からは、お酒やおつまみも提供する「夜喫茶」に。店内の灯りを少し落として、各テーブルにはアンティーク調のオイルランプが置かれ、一気に雰囲気が変わります。

昔ながらのシンプルな味付けを再現し、麺も水分を多くして仕上げています。ねちっとした食感がクセになります。ソースには、ケチャップを多めに使い、名古屋ならではの味の濃さを生かしつつ、セロリ、にんじんなどの野菜をじっくりと煮込み、さらに素材のうま味を引き出しています。

固めの弾力が特徴のプリンです。卵の優しい甘みとカラメルのほろ苦さ、クリームが口の中で溶け合います。

クリームソーダは全4種類あり、単色とグラデーションを選択できます。シュワっと爽やかなソーダに濃厚なバニラアイス、ちょこんとのったチェリー。王道クリームソーダに心躍ります。

スパイスから調合し、15種類をブレンドしています。手間暇かけてじっくり野菜を煮込んでうま味を引き出し、隠し味にナッツを加えた、自家製のキーマカレー。

店長の谷本さんがハーブセラピストということもあり、ハーブティーのメニューも充実しています。ティーカップは、専属のデザイナーが各地で買い付けた一点ものばかり。

店長の谷本さん

ーお店をオープンしたきっかけは？
店長・谷本さん「『喫茶周』という店名は、たくさんの人にこの空間で巡り合ってほしいという想いが込められていて、そういう場を提供したいということからオーナーがオープンしました。『フュージョン（融合）』をコンセプトに、昔ながらの喫茶店を追求しつつも、内装やインテリアで今風のおしゃれな空間にし、様々な世代、性別の方に訪れていただくことを考えています。ランチは喫茶店、夜は照明を落としてバーのようにするのも、「融合」の一つです。」

ー今後どのようなお店にしたいですか？
店長・谷本さん「このお店の良いところは、誰でもゆったりくつろげることだと思います。それぞれが、自分の時間を自由に過ごしてほしいです。コロナ渦で、注文を機械でしたり、お客様とスタッフの接点が減っている気がします。私自身、話すことが好きなので、スタッフとお客様とが交流を深め、地域の方に愛されるようなお店にしていきたいです。」

※価格はすべて税込
※掲載内容は2022年3月時点の情報です。
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