――先ほど、秋本さんがお話されていたように、この曲はTVアニメ『ドールズフロントライン』のエンディングテーマでもあるんですよね。アニメのエンディングテーマになった気持ちはいかがですか。

咲良さん 『ドールズフロントライン』のイメージと、そのとき持たれていた私たちのイメージがちょっと違っていて。TEAM SHACHIがかっこいいイメージって、まだ持たれてないんじゃないかなっていう状況だったんです。ですが、今回こういうお話をいただいて、私たちもめちゃめちゃ挑戦するきっかけになったし、「新たな一面を頑張って見つけるんだ!」みたいな気持ちで、みんながすごい一致団結したきっかけでもありました。あと、地上波で私たちの歌が流れる時に家族と見ていたんですけど、本当に「わ~!」ってなりました。

秋本さん メンバーみんなで見てたよね。第一話をさ、「流れた~~!」一緒に見てたよね。

坂本さん ほんとに流れるのかな?みたいな。エンディングだからもうドッキドキだったよね。

秋本さん 私はアニメが好きで、好きな作品のエンディングとかオープニングって、やっぱり必ず押さえているんですよ。毎回、ストリーミングでダウンロードもするし。だから、アニメ好きの方から私たちに新しく興味を持ってくださる方が増えるのかなって思うとうれしいです! ミュージックビデオは、海外の方からのコメントが今までにないくらい多くて、8割くらい英語でコメントがあるんですよ。その輪がどんどん広がっている感じがしています。

――「こだま」「かなた」「Today」は、ファンの皆さんの待望の音源化ということで。

大黒さん レコーディング自体は2年くらい前に録ったものなのですが、ライブでは今でもやっているので不思議な感じですね。当時はまだその歌に慣れてない感じなので、その雰囲気で歌っているのが音源化されるというのは、逆に新しくて。でも逆に、ファンの方はそれがいいって言ってくださって、やっぱりみんな焦らされてた分、うれしさがあふれ出ちゃってる感じがすごいして(笑)。いいタイミングで音源化ができて本当によかったなって思います。

坂本さん ライブに初めて来た方も、音源化をしてないから初めて聴く状態だったと思うんですけど、やっぱり聴いてから「いい!」ってなっても後々聴けなかったんですよね。この曲いいなって調べてもう一回聴いて、あの時のライブを思い出すっていう、ライブの良さが出せなかったので、すごく悔しかった部分でもありました。なので、それがやっとできるんだっていうのがうれしいです。

秋本さん しかも「こだま」に関しては、言いたいフレーズが詰まってるんですよ。「すくびどぅんどぅん すくびどぅんどぅん どぅびどぅば」ってスキャットを何回も言っているんですけど、一回聴いただけじゃ覚えられないじゃないですか。だからやっとみんな覚えられるようになりますね(笑)

――10月24日にパシフィコ横浜で行われた「“OVER THE HORIZON ~はちゃめちゃ!パシフィコ!~”」のライブ本編の映像もBlu-rayとしてフル収録されているんですよね。ライブ音源やオーディオコメンタリー(副音声)も収録されているということで、ライブに行かれた方もまた違った形で楽しめそうですね。

大黒さん たしかに、一緒にライブ映像を見ている感じの雰囲気で楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。メンバーにしか分からない、リハーサル中のエピソードを話してたりするので。配信ではオーディオコメンタリーをやらせていただいたことはあるんですけど、こういうのは意外とやってこなかったことなので新しいですよね。

坂本さん 最初から最後まで3時間フルで、みんなで一緒に見るっていうのが今までなかったよね。

大黒さん 私たちも新鮮だったよね。メンバーと見るっていうのが。

秋本さん 見る視点が、それぞれ違って面白いから(笑)

坂本さん 振りとかも「あれ? 今の、間違ってない?」みたいな(笑)

秋本さん 反省会みたいになっちゃったよね。結構、細かい部分まで喋ってるので、注目です。

――今回、アルバムの形態がたくさんあり、それぞれについてくる特典も豪華ですが、特に(ソロ仕様盤)の特典が印象に残りました。ライブでの推しカメラ映像に加えて、スマホで楽しめる「グラビアマンション」は、聞き馴染みがなかったので驚きました。

坂本さん 推しカメラは、自分が好きなアイドルさんのものをYouTubeとかで観るのが好きですね。推しがいたらずっと目で追っちゃうっていう習性は、アイドルファンの方ならみんな経験したことあると思うんですけど、それがライブだけじゃなくて映像を見られるというのはすごくうれしいんじゃないかなと思います。

大黒さん めちゃめちゃうれしいと思う。

秋本さん 一つのライブの中で、何曲か振り分けられているんですけど、本当にその曲ごとに見たいポイントを押さえてあるんですよ。だからもう、全員分見てほしいです! 普段のライブの私たちが隅から隅まで見られると思います。

大黒さん グラビアマンションは、4形態ゲットしてもらったら全員分見れるんですよ。例えば私と秋本のソロ盤を買ってくれたら、この二人のコンビARが見れたりとかするんです。なので、4パターンゲットしたら、それがペアでも見れて、全員も見れて、個々も見れちゃいます。サイズも、掌サイズや等身大サイズに変更できるので、普段はライブに行かないと会えないけど、グラビアマンションはシリアルコードを読み取ったら“ポン”って現れるので、いつでも会いたいときに会えるんです! メンバーの“わちゃわちゃ感”だったり、仲の良さとかがARを通して伝わるんじゃないかなって思います。

咲良さん 撮影時は、好きなことをしてOKだったんです。ただずっと同じ動きだとつまんないから、2人だったら、1人がマークを送って、送り返してみたいな動きをしたりとか。マンションの隣の住民が交流しているように見えるんです。

秋本さん ペアによっても全然動きが違うもんね。楽しいと思います!


次のページ…
「名古屋城路上デビュー10周年記念公演」にむけて

LINEお友だち登録

Please Share

【インタビュー】TEAM SHACHIが1st フルアルバム「TEAM」をリリース!

WRITER

KELLY Editors

KELLY Editors

「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。

  1. トップページ
  2. ENJOY TODAY
  3. インタビュー
  4. 【インタビュー】TEAM SHACHIが1st フルアルバム「TEAM」をリリース!

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。