2022.3.31thu
浅煎りしかないコーヒーロースター!?藤が丘の「FREAK COFFEE ROASTERS(フリーク コーヒー ロースターズ)」って?
2021年10月10日、藤が丘駅にほど近いビルにオープンした「FREAK COFFEE ROASTERS(フリーク コーヒー ロースターズ)」。なかなか見かけない、浅煎りコーヒーがメインのお店です。若き”熱狂的な”コーヒー好きたちが開いたお店へ、いざ!
駅前だけど穴場感バツグン。コンクリート調のビルの2階へ。
地下鉄「藤が丘駅」付近にそびえる、コンクリート調のビル。「本当にこんなところに?」と思いつつ細い階段で2階に上ると、お店が見えてきます。
扉を開けると、コーヒーの香りと、どこかアートな空間がお出迎え。テーブル席が4席ほどのこぢんまりとしたお店ですが、学生や若い女性、子育て中のママやコーヒー好きの大人と、幅広い世代に愛されています。
おすすめメニューを紹介!
お店のイチ押しは、なんといっても「ドリップコーヒー」。毎日、1~4種類程度の豆を用意しています。
フラスコのような容器で提供され、飲む際はおちょこに注ぐスタイル。一見、風変わりな組み合わせですが、注ぐときも飲むときも、コーヒーの豊かな香りを存分に楽しめます。
オーダーできる豆の種類や特徴は、カウンターのメニューをチェック。どれにしようか迷ったら、店頭で相談してみてください。
コーヒーのおともには、「ティラミス」をどうぞ。コーヒーが香るスポンジと、まろやかな味わいが◎。甘すぎないので、食後のコーヒーブレイクにもぜひ。
バリスタ・鈴木さんのおすすめは、「バナナブレッド」と「カフェラテ」。バナナブレッドは、オーダーが入ってから軽くトーストして、バターを乗せています。ボリュームも結構あるので、お腹いっぱいに。
「僕はもともと製菓学校に通っていたので、スイーツも担当しています。どれも、鈴木がバリスタとして働いていたロンドンやメルボルンで食べておいしかったものを再現しているんですが、その分、見た目や味がちょっと日本のものと違うこともあると思います。そこもひっくるめて、楽しんでいただけたらうれしいです!」と、店主・下川さん。
ホットチョコレートやクラフトビールも用意していているので、コーヒーが苦手な方も楽しめますよ。
コーヒーフリーク達の、熱い思いが詰まった空間。
ーお店をオープンしたきっかけを教えてください。
下川さん ”名古屋にはないコーヒー屋”を開きたかったからですね。僕は大阪出身なんですが、浅煎りのスペシャルティコーヒーを出している店は、名古屋にあまり無くて。それを出したいと思っていたころ、ちょうど同業者でコーヒー好きだった友人たちと話が合って、「一緒にお店をやろう!」ということになったんです。
ー「これぞ、この店の”FREAK”な(一風変わった)ポイントだ!」という点はどこですか?
下川さん 豆によって挽き目や抽出レシピを変えて、エイジングで一番おいしくなったタイミングで提供するところですね。浅煎りコーヒーって、煎りたては味が落ち着かないんです。「それぞれの豆が、焙煎して何日後においしくなるか」を考えて焙煎して、お店で出しています。日によっては、豆が1種類しかないこともあります。やっぱり、おいしくないものは出したくないので・・・。
鈴木さん あと、ちょっと言い方が悪くなりますが、「お客さんの要望には応えないこと」ですね(笑)。深煎りとか、シロップを使ったドリンクを出すつもりはないです。ただ、今出しているドリンクのミルクの量や温度、エスプレッソのショットの量などは、お好みに合わせて調整できます!ぜひ、ご希望を聞かせてくださいね。海外ではそれが一般的なので、日本でも浸透していってほしいですね。
それと「自分たちの味はいらない」と思っているので、定番のブレンドみたいなのを作る予定もないですね。浅煎りコーヒーって、「酸っぱくて、甘みがない」と思う人も多いんですが、きちんと淹れれば美味しくなるんですよ。だから、そのイメージを少しずつ変えてもらえるように、この店では僕たちがおいしいと思う浅煎りコーヒーしか出しません。ちなみに、エスプレッソも浅煎りで出してますよ。僕たちのコーヒーで、浅煎りコーヒーの魅力に気づいてもらいたいな、と思っています。
コーヒーは苦み重視の深煎り派!の私ですが、こちらのドリップコーヒーを飲んで、浅煎りコーヒーのイメージがガラッと変わりました!お皿やカトラリーも可愛らしく、店主さん達のキャラも立っていて、通えば通うほどハマりそうなお店です・・・!
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