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みんなに楽しんでもらって、いまの給食や子どもたちの時間が少しでも良い方向へ変化していくといい

(岩淵規プロデューサー)――今作を通して、監督が伝えたいこと、感じてほしいことってなんでしょうか?

綾部監督  一番はコロナ禍を経てということが一番大きくて、『劇場版 おいしい給食 Final Battle』までは本当にもう王道のエンターテインメントで、ど真ん中をいくということでやっていましたが、いまは給食シーンで、ただ机を並べてみんなと合わせて食べているだけのくだりでもじーんとしてしまうと言いますか、いまの子どもたちはこういうことができないという現実を突き付けられました。

そうなるつもりではなかったですが、『おいしい給食』は次のゾーンに入ってしまって、市原くんが言っていたように非常に苦しい道のりがあって、シーズン2も翌年にすぐ始動しようという話もありましたが、コロナ禍で撮影ができないと僕らは断念し、『劇場版 おいしい給食 Final Battle』も舞台挨拶が打ち切られてしまいました。この作品で一体何を訴えられるのか、簡単に答えは出ないですけど、子どもたちと一緒に考えて、大人の理論で押し付けるのではなくて、何かエンターテインメントの底力、映画の力を観てもらいたいという、僕らにできることは微々たることかもしれないけど、決して無駄ではないという想いを信じて、みんなに楽しんでもらって、よりよい方向でいまの給食、子どもたちの時間が少しでも変化していくといいなと、そういう想いでやっていました。

岩淵規プロデューサー  本当に苦しいし、悲しかったですよね。『劇場版 おいしい給食 Final Battle』が打ち切りになった時にどうしたらいんだろうって。本当にあの時は迷いました。今年はできないから来年にしようと判断して、またコロナの猛威にかかって、本当に現場は大変でした。僕も1回、一時中断しようかなと思うくらいでした。キャストさんの熱量もあって、なんとか歯を食いしばってやろうと監督とも話してここまで来たので、初日には監督と二人でこそっと見て、なぜか握手してましたね。それくらい苦しかった現場でした。市原くんなんてもっと大変でしたね。もういっぱい食べさせましたけど(笑)。最後までついてきてくださって本当にありがとうございました。

役者としていろんなお芝居をやっていきたい

(岩淵規プロデューサー)――劇場ごとにフィーチャーして質問をしているんですが、ここでは勇翔くんに聞きたいと思います。誰か質問はありませんか?

田村さん  じゃあじゃあいいですか?

辻本さん  え!いつも一緒にいるんだから裏で聞けよ~(笑)。四六時中一緒なのに、監督と市原さんを差し置いて何?はい!って(笑)。

岩淵規プロデューサー  (笑)ちなみに、田村くんの質問は何ですか?

田村さん  一番最初に挨拶をしているシーンで、市原さんがノールックで勇翔くんの顔面を止めるじゃないですか。あれって本当にノールックだったんですか?

市原さん  ノールックですね。

田村さん  おー!ありがとうございました!ここらへんにあったけど大丈夫だったかなと思って。

勇翔くん  呼吸と言いますか、お互いの信頼し合ってのシーンかなと思います。目に刺さらないように僕が気を付けるっていうのもありますし、市原さんも甘利田先生の役としてノールックでいくと、お互いの信頼ですよね。信頼関係が見られましたね。

(岩淵規プロデューサー)――市原さんは、勇翔くんについていかがでしたか?

市原さん  本当に現場にいても実直で、勇翔くんは前に出すぎず、寡黙ながらも監督からご指導いただいたことを本当に真面目にやられる方で、うまく言葉に出せないような不器用な面もあって、僕はすごく好きなタイプなんですけど、今後どうなっていきたいのかなと。

本当に現場でも太陽のような存在でいてくれて、みんなを回して明るくしてくれて、どんな時でも元気をくださって、不器用な部分も僕と近しいものを感じますし、おばあちゃん子って話も聞いたりしてて、なかなかいまは少ない地域のコミュニティでずっと育ってきたようなそういう感覚がすごく好きなので、そういう方が増えるといいなと思っているので、勇翔くんは今後どんな方になっていくのかな。

勇翔くん  いまはグループ「BOYS AND MEN」として12年活動してきてますけど、この芸能界に元々入ろうと思ったきっかけと言いますか、夢だったのが役者になりたいと思って入ったんですよね。いろんな活動をしていく中でグループとして歌だったり、ダンスだったりやっているんですけど、役者になっていろんな作品に出て、みなさんにいろんな想いを届けたいという気持ちはずっと持ち続けています。グループ活動とは別にそれぞれのやりたいことも尊重し合いながらいま活動していますが、僕は今後個人の夢としては、役者としていろんなお芝居をやっていきたいなと思っています。

市原さん  共演させてください。

「誰かが決めたルールやしがらみに縛られて、どうしようもなくなった時もみなさんは、みなさんの道を歩いてください」と市原さんからエール!

岩淵規プロデューサー  いいですね!残り少ないお時間となりまして、最後に一言挨拶をお願い致します。

市原さん  この主題歌の『君の花』という歌があるんですが、歌詞の通りでどんな時も大丈夫だと、悲しみに打ちひしがれても、上手くいかない時もたくさんあると思います。膝を抱えて泣いた夜も僕もたくさんあります。でも乗り越えられない壁はないと思っています。誰かが決めたルールやしがらみに縛られて、どうしようもなくなった時もみなさんは、みなさんの道を歩いてください。涙で前が見えなくなったら、もしその時に転んだら、立ち上がるまで『おいしい給食』という作品と、僕らがいつどんな時も応援しながら見守っていますので、そのことを忘れずに観ていただけたらとうれしいです。

市原さん  舞台が1980年代なんですけども、密になることで、人が人をたたえて、人が人を支えていた時代です。今の学生の子に聞くと、友達の顔をちゃんと見たことがないという子がいるんですね。僕はそれがすごく悔しくて、また改めて古き良き心を、隣人の顔を知らないような地域ではなく、みんなで横に並んで、自分の居場所を伝えて、それぞれが支え合いながら守っていく人間愛というものを改めて感じていただけたらうれしいです。みなさんにとってもエールのような作品です。滑稽な姿を見せながらも我々ながら、一生懸命に好きなものは好きと胸を張って人生を謳歌している甘利田を観ながら、ぜひ皆さんにも人生を謳歌する気持ちを、人生を楽しくする気持ちをいつまでも忘れないようにしていただけたらうれしいです。そこに『おいしい給食』という作品があることを心から願っています。

そして、名古屋が拠点である「BOYS AND MEN」のこともこれからずっと見守ってください。今日はありがとうございました。

作品に込めた熱い想いが伝わってくる舞台挨拶に心打たれました。ちょっと懐かしい気持ちになったり、好きなことに真っ直ぐ向かっていく甘利田先生と神野ゴウくんの姿に勇気をもらったり、笑顔になること間違いなしです。日本中を笑顔にする給食スペクタクルコメディをぜひ劇場でご覧ください!

映画『劇場版 おいしい給食 卒業』

監督
綾部真弥
企画・脚本
永森裕二
出演
市原隼人、土村芳、佐藤大志、勇翔、いとうまい子、直江喜一、木野花、酒井敏也、山﨑玲奈、田村侑久、登坂淳一 他
公式サイト
https://oishi-kyushoku2-movie.com/
©2022「おいしい給食」製作委員会


※掲載内容は2022年5月時点の情報です。
※新型コロナウイルスや天候の影響で、開催予定のイベントは、中止・変更になる場合があります。主催者の公式サイト・SNSで事前に確認して、おでかけください。

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映画『劇場版 おいしい給食 卒業』名古屋での舞台挨拶に主演の市原隼人さん、綾部真弥監督、勇翔さん、田村侑久さん、辻本達規さんが登壇!

WRITER

Mai Shimomura

Mai Shimomura

岐阜県出身。スタジオやブライダルでの 撮影経験を6年経て、編集者へ転身。 カメラと映画が好きなミーハー女子。 素敵な出会いを写真に記録しながら、 みんなの心に届くモノを発信したい。

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