2022.6.15wed
三重・津市のカフェ「喫茶日曜日」のマフィンで、至福のひとときを
三重県・津市の山中にオープンした「喫茶日曜日」。オープン直後から口コミで話題になり、平日でもオープン前から行列ができる人気ぶりだとか!いったいどんなお店なのか、人気の理由をリサーチしてきました!
津市の山中にひっそりオープンした、人気カフェの2号店
「喫茶日曜日」は、津市の中心部から少し離れた山中にあります。こちらは、同じく津市内で店を構える「cafe ffee-co(カフェ ヒコ)」の2号店。温かみを感じる木の壁と、可愛らしい看板たちが目印です。
敷地内には、ブランコがあちこちに。「買い物が終わるのを待っている間、子供たちが退屈しないように」との願いで設置されたものです。
広々とした店内には、約700冊の古本もあり、ブックカフェ感覚でも利用できます。本は販売もしているので、気に入ったものはぜひマフィンと一緒に連れて帰ってください。
物販コーナーでは、店頭でも使っているコーヒー豆や器に加え、地元作家の作品も販売中。
マフィンもケーキも!おすすめメニューをチェック
店内のショーケースには、おかず系・スイーツ系のマフィンがずらり。定番のものから、季節限定のものまで種類豊富です。マフィンは、イートインもテイクアウトも可能なので、手土産にもぴったり。
マフィンは、ふわふわ&しっとりとした食感が特徴です。具材やトッピングも大ぶりで、食べごたえがあります。軽食として1つ食べるのはもちろん、2つ食べればしっかりランチにもなります。
マフィンのほか、ロールケーキなども充実しています。どれも、素朴な中にも丁寧な仕事を感じるものばかり。滋賀県の作家・藤原純さんの器との組み合わせも楽しんでみてください。なお、器は物販コーナーで販売しています。
「喫茶日曜日」店主・光岡知彦さんにインタビュー
ーーオープンのきっかけを教えてください。
光岡さん 一緒に働いてくれるスタッフが、もっと働きやすい環境にしたいと思ったからです。
最初にオープンした「cafe ffee-co」でもマフィンを作って販売していたんですが、ありがたいことに毎日たくさんのお客様に来ていただいていて。それで、マフィンを作ってくれるスタッフ達が気持ちよく働けるように、いつかはもっと広い場所に移りたいと思っていました。
今、この「喫茶日曜日」には11名のスタッフがいるんですが、これだけお客様が来てくれると、メリハリやスピード感も求められますよね。だから、やりがいも感じながら働いてくれているんじゃないかなと思います。
ーー「喫茶日曜日」という店名も素敵ですね。
光岡さん ありがとうございます。日曜日って、みんながワクワクする大好きな曜日だと思います。この場所でも、そんな気持ちになっていただきたいと思って、「喫茶日曜日」と名づけました。
ちなみに、店のキャッチコピーは「話の続きをしよう」です。お一人ではもちろん、家族や友達とおしゃべりをして、リラックスした時間を過ごしていただけたらと思います。
ーー今後、お店としてどのようになっていきたいですか?
光岡さん お店をオープンした時の気持ちのまま、継続して営業していくことですね。
僕たちのお店に共通するコンセプトが、「愛と恩返し」なんですよ。マフィンひとつひとつ、お客様一人ひとりに愛を込めて接する、ということですね。
お店って、後から物語ができていくのではなくて、初めにしっかりとコンセプトや内容を固めてから始めるものだと思っています。だから、スタートするときが最高の状態。オープンしたら、その状態を継続できるように努めていくだけです。
いい空間を作って、スタッフが気持ちよく働ける環境を整えれば、お客様は来てくださると思っています。ですから、これからどうこうするというよりは、今のこの環境を保ち続けていきたいですね。「愛と恩返し」にも通じるんですが、「関わる人たちの幸せを継続していく」と言ってもいいかもしれません。
取材日も、開店直後からずーーーっと行列が途切れず、とっても驚きました。でも、実際にお店でマフィンをいただいてみて納得。お店は居心地がいいし、接客も気持ちいい。マフィンもコーヒーももちろんおいしい。一度来たら、お店に「愛」を感じて、ファンになっちゃいますね。私もまた伺いたいです!
喫茶日曜日(キッサニチヨウビ)
- 営業時間
- 11:00〜17:00
- 定休日
- 月・火曜
- 場所
- 三重県津市安濃町内多2881−1
- 駐車場
- 25台
- カード・電子マネー可
- 可
- 平均予算
- 昼2500円
- 問い合わせ
- 059ー261ー7770
- @kissa_nichiyoubi
2021年オープンのおいしいパン店〈1〉 【三重・桑名市】 HAKO.f
2021年にオープンした、パンがおいしいお店をご紹介。今回は、10月NEW OPENしたパン+カフェの「HAKO.f」です! オープン早々、すでにファンが多数なのは? おいしいパンが有名な「アンバーテール」と、ベーグル店「カフェ マノン」が合体!人気店がタッグを組んだということもあり、オープン早々注目の的。 ちなみにここのパンは、火・水曜は桑名産小麦など、地産地消にこだわった「アンバーテール」のパン、金・土・日曜は「カフェマノン」のベーグルが店頭に並ぶ、“かわりばんこ”も魅力の一つです。 「アンバーテール」のパンたち。「パンを通して桑名の良さを発信したい!」。 「マノン」担当の金土日曜は、ベーグルサンドやスキレットを使ったメニューが登場。 併設のカフェを含め、お店全体が明るい接客のため居心地がいい。 箱みたいなお店の中に、箱パン。まるでマトリョーシカ!? 「HOKOのハコ」シリーズ。右からレトロプリン(400円)、メロンパン(220円)、スイートポテト(400円)、クレームブリュレ(350円)、モンブラン(400円) かわいい「箱パン」は、「パンとケーキの間のものがあったら…」という女性スタッフたちのアイデアで誕生しました。ギフトにも喜ばれそうな箱パンは、営業日なら曜日を問わずスタンバイしていますが、売り切れる前に来店を。2022年は、桑名の素材を使ったグラノーラの販売や、パンメニューがラインナップされる新たなコンセプトのカフェが追加されるなど、楽しみな予定もいろいろです。 クレームブリュレ(350円)。電子レンジで30秒あたためるのがおすすめ! HAKO.f(ハコ ドット エフ) 問い合わせ050・8883・0580 場所三重県桑名市寿町3-58-7 営業時間11:00~16:00(カフェLOは15:30) 定休日月・木曜定休 駐車場1台 カード・電子マネーカード不可・電子マネー可 Instagramhttps://www.instagram.com/hako.f_/ アクセスJR・近鉄「桑名駅」、三岐鉄道「西桑名駅」より徒歩で約7分 ※掲載内容は2021年12月時点の情報です ※価格は税込み表記です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。
【三重県・いなべ市】暮らすようにめぐる あの町この町 vol.9
愛知・岐阜・三重の中から、この時期のおでかけにぴったりなエリアをピックアップ。メジャーな観光地やレジャー施設も良いけれど、静かにじっくりとまちの魅力を感じる、穏やかな散策コースはいかが? 今回の町は三重県・いなべ市。 三重県北勢地域に位置する町。中央には員弁川が流れ、自然、里山、農産品などの資源に恵まれています。近年では「SDGs未来都市」にも選ばれ、歴史を残しつつも新しい店がオープンしたり、高速道路が整備されるなど今注目の町です。 cafe+zakka fuu/12:00 アンティーク調の空間で、花に囲まれながらリラックス。 三重のあふれる魅力を探求したいと、地元食材を中心としたランチや無農薬全粒粉を使ったスイーツを提供。ギャラリーやアンティークショップが併設され、個展やマルシェ、ワークショップとしてレンタルすることもOKです。レンタルスペース「ぎゃらりーうたた」もオープン予定なので、お楽しみに。 カフェ内には委託販売のコーナーもあり、手作りのアクセサリーなどが並びます。 「気ままにランチ」(1320円)は、内容が週替わり。 cafe+zakka fuu(カフェ+ザッカ フウ) 問い合わせ 0594-74-6858 場所 三重県いなべ市員弁町東一色1760-2 営業時間 11:00~16:30 定休日 不定休 駐車場 12台 カード 不可 電子マネー 可 ホームページ cafefuu.sakura.ne.jp アクセス 三岐鉄道「大泉駅」より車で約5分 ▼車で約12分 メゾンヒガシマチ/13:30 3つの個性が集結した、カルチャー発信の場所。 「写真「本」「珈琲」を扱う3人の店主が集結し、2022年1月にオープンした「メゾンヒガシマチ」。古民家の風情をそのまま残した建物内は、各部屋がそれぞれのお店になっています。「多様な人やものが集まる場所に」と、イベントやポップアップショップも開催される予定なので、要チェックを。 900年代から2000年代の国内外の写真集を中心に、店主おすすめの絵本も並ぶ「granne308」。 「鈴麓寫眞」では、蝋燭作家の作品や写真付きのポストカードも販売しています。 豆販売のみの「幻珈琲店」では、こだわりの自家焙煎珈琲を試飲することも! メゾンヒガシマチ 問い合わせ 0594-37-5289 場所 三重県いなべ市北勢町阿下喜2696-3 営業時間 10:00~17:00 定休日 不定休(店舗により異なる) 駐車場 なし(近くにパーキングあり) カード・電子マネー 使用については店舗により異なる Instagram @m_higashimachi アクセス 三岐鉄道「阿下喜駅」より徒歩で約12分 ▼車で約3分 いなべ菓子店 八舎/15:00 和菓子のある幸せ、豊かな暮らしを届けたい。 老舗和菓子店で修業を積んだ店主がマルシェやイベントなどでの販売を経て、2021年10月に店舗をオープン。地元の食材を使用した和菓子の中でも人気なのは、こだわりの黒糖を使った「かりんとう饅頭」だ。種類豊富などら焼きは、季節限定商品もあるため見逃せない。 チョコでコーティングした「緑」「白」は、中の黄身あんとの相性が抜群。 店頭では、おまんじゅうを詰め合わせたギフトボックスの販売も。 定番のものから、ラム酒や日本酒を使った商品まで様々な種類がそろう。 いなべ菓子店 八舎(イナベカシテン ハチシャ) 問い合わせ 090-4082-4071 場所 三重県いなべ市北勢町別名186-1 営業時間 9:00~16:00(金曜は~19:00) 定休日 月・土・日曜定休 駐車場 6台 カード 不可 電子マネー 可 Instagram @hachisha2019 アクセス 三岐鉄道「阿下喜駅」より徒歩で約8分 ※掲載内容は2022年2月時点の情報です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。
三重・いなべ「nord(ノール)」で、旬を感じるフレンチを味わって
2020年10月、空気の澄んだ山間にあり、近頃盛り上がっている注目のエリア・三重県いなべ市に新しい店「nord(ノール)」が仲間入りしました。こちらの店は、県外からの客足も多く、休日には行列ができる「上木食堂」の姉妹店。無農薬・自然農法で育てる自社菜園「八風農園」の野菜をふんだんに使った、カジュアルなフレンチを味わえます。 三重・いなべ「nord(ノール)」で、旬を感じるフレンチを味わって 大地の恵みあふれるご馳走プレート ランチセット(1350円~)は、前菜のオードブル、スープ、パンのセットに2種類からメインを選べます。写真右は「Aセット」メインの一つ「さくらポークスネ肉 赤ワイン煮込み」。前菜のオードブルは月ごとに、選べるメイン料理は毎日変わります。 「イエロースティック人参」や赤いジャガイモ「ドラゴンレッド」など、普段レストランで出てくることは少ない、珍しい野菜が出てくるのも特徴。コースを通して、デリの品数や野菜そのもののおいしさ、コストパフォーマンスの高さに終始驚かされます。 クリーミーな生地に、ドライフルーツやヌガーを加えたアイスケーキ「ヌガーグラッセ」。 冷めてもおいしいおかずを中心に詰め合わせた「デリカッセン」(2000円)は、テイクアウトができ、ピクニックやキャンプにぴったり。 木を基調にした、開放的な店内 三角の屋根が目印で、系列の「上木食堂」やギャラリー「岩田商店」から徒歩圏内に位置する「nord」。 ロゴをよく見ると、フランス語の「nord」が意味する「北」の文字があります。 高い天井にオープンキッチンがとても開放的です。カウンター席からは、調理の様子を見ることも。 オープンキッチンで腕を振るうのは、名古屋の人気店で経験を積んだ店長の西山さん。メニューは作りたいものから使う食材を選ぶのではなく、季節が巡る度に旬の野菜に合わせ、それらを活かすレシピを考案しています。 店内では、近隣の「フライベッカーサヤ」のドイツパンや「八風農園」の野菜も販売中です。 広大な自然の中、彩りたっぷりの旬を感じるランチでお腹と心を満たしてみませんか。 nord(ノール) 場所 三重県いなべ市北勢町阿下喜2039 営業時間 11:30~15:00(LOは14:00) 17:30~22:00(LOは21:00) ※土・日曜、祝日は11:30~22:00(LOは21:00) 定休日 火・水曜 駐車場 8台 Instagram https://www.instagram.com/_n_o_r_d__/ アクセス 三岐鉄道「阿下喜駅」より徒歩で約10分 ※掲載内容は2021年4月時点の情報です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。
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