絞り込んで探す

▼ジャンルで絞り込む

▼エリアで絞り込む

    • ▼主要駅で絞り込む

    • ▼区で絞り込む

「TRIP BASE STYLE」で新しい旅に出よう! Vol.10 風光明媚な山々に囲まれた、古代ロマンの街へ!「奈良・天理」
#おでかけ

2022.6.15wed

「TRIP BASE STYLE」で新しい旅に出よう! Vol.10 風光明媚な山々に囲まれた、古代ロマンの街へ!「奈良・天理」

ドライブ好きが必ず立ち寄る道の駅に近接して建つホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」。積水ハウスとマリオットインターナショナルが協働する「Trip Base 道の駅プロジェクト」の取り組みで、2020年10月から各地でオープンしています。現在は、栃木・岐阜・三重・京都・奈良・和歌山にオープンし、今後もエリアを拡大していく予定。連載第10回目は奈良県天理市。まるでタイムトリップをしたかのような日本の原風景にも出合える、のんびりとした癒しの旅を楽しんで。

「TRIP BASE STYLE」とは?
「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに、地域の知られざる魅力を深く味わう旅の楽しさを提唱している。
ポイント1 ご当地グルメを味わえる!
地元の食材を使った郷土料理は「道の駅」や近隣で。他にも、特産品やお土産も要チェック!
ポイント2 車以外の移動で街を楽しむ!
道の駅までは車で、ホテル到着後は荷物を預け、ローカル線やサイクリングで地元をのんびり散策。
ポイント3 地域の暮らしを満喫する!
祭や大自然を利用したアクティビティ、農業体験など、各地域で行われる様々な体験が可能。
ポイント4 宿泊者限定で、朝食を準備!
地元の食材や特産品を使った、各ホテルオリジナルの朝食ボックス(要予約)がスタンバイ。
詳しくはこちら!
TRIP BASE STYLE
https://tripbasestyle.com/

盆地ならではの美しい景色と、歴史・食…の魅力がいっぱい。

近くの青々と茂る山から遠くのぼんやりと霞がかる風景までを眺めていると、まるで日本の原風景に出合ったような気分に。古くは『日本書紀』や『古事記』などの歴史書にも登場した「山の辺の道」。このロマンあふれる地に2022年、新しい道の駅「なら歴史芸術文化村」がオープンした。歴史や芸術、食の文化に触れたり、ワークショップなどを楽しんだりと、交流が生まれる場所としてすでに大人気のスポットになっている。特筆すべきは、「文化財修復作業現場」が近くで見られること。これは日本初で、仏像や絵画、彫刻などが復元していく様は、ただただ感動! 余韻に浸りつつ、真新しい「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」に宿泊して、ゆったりと暮らすように過ごす時間を楽しんで。

2022年の3月にオープンし、その直後から車の列ができるほどの大盛況ぶり!「なら歴史芸術文化村」は、単なる道の駅ではないお楽しみが満載です!

奈良といえば、古墳や歴史深い寺社がいたるところにある町。万葉集の歌碑も点在しています。そんな古代ロマンを巡るのに便利な、巨大マップも。「山の辺の道」を歩いて、奈良を深く知るのもおすすめ。

この地で発掘された貴重な仏像や彫刻、絵画などを修復する「文化財修復・展示棟」は、日本で初めて、その現場を通年で見学ことができる、貴重な体験ができる場所。貴重な文化財なので写真撮影などはNGですが、展示スペースにはレプリカに実際に触れることができます。写真は3Dで作った仏像。その精密さに驚かされます。

「アートでつながる」をテーマにした、芸術文化体験棟。幼児向けのプログラムや、アーティストと交流できるワークショップや鑑賞会を実施しています。この日は、「交流ラウンジ」で、弥勒菩薩をモチーフにしたとされる土佐尚子さんの作品「弥勒と声聞」展示されていました。

また、1階「そざいきち」では、幼児向けアートプログラムとしてイタリアの教育法「レッジョ・エミリア・アプローチ」を実践。子どもたちの主体性を重視し、個性を引き出す場となっています。この空間に入れば、どの子たちも自由な感性を発揮!

子どもたちが触れることができるのは、積み木や和紙、絵の具など様々。絵の具を手にした子どもはガラス窓に絵の具をペタペタ。家庭ではできないダイナミックな行動を通して、心や体、頭脳を育みます。

奈良県の農産物や特産品、伝統工芸を販売する「交流にぎわい棟」のにぎわい市場。約300軒もの農家と契約をし、旬の新鮮な野菜や果物を販売しています。

奈良県は林業が盛んな街なので、野菜を陳列する棚も木箱に入れて。まるで、おしゃれなマルシェのような雰囲気!

もちろん、伝統工芸品販売エリアには、奈良の木や鹿角を素材に作られた作品がずらり。器やカトラリー、奈良扇子、雑貨などバリエーションも豊か。

奈良県は、「奈良県自転車利用促進計画」を元に、観光や地域の活性化に取り組んでいる、サイクリングが楽しい街。初級から上級までのコースが整備されているだけでなく、トイレやシャワー、買い物が楽しめる自転車の休憩所が点在しているのも特徴的です。道の駅で自転車を借りて、周辺をサイクリングするのもオススメ!

「道の駅と言っても、ここは文化施設としての機能も果たしています。民間とタッグを組んだ道の駅としては、全国で16番目に登録されているんです」とは、総括責任者の福原稔浩さん。約2万1600平方メートルもの敷地に食や文化的体験、学びなどのコンテンツが目白押しですが、中でもやっぱり、全国初の文化財修復を見学できる施設は必見! ここでは、奈良でしかできないあれこれが詰まっています。

なら歴史芸術文化村
0743-86-4420(代)
奈良県天理市杣之内町437-3
9:00~17:00(施設により異なる)
月曜定休
nara-bunkamura.com/

山の中腹にあり、景色も素晴らしい「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」。

「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」は、なら歴史芸術文化村のすぐ隣に立つホテル。奈良県の条例に従った低層な作りながらも99室を備え、ゆったりとした作りが印象的です。

奥にあるキッチンスペースまでが見渡せる、奥行きのあるロビー。ランプシェードは奈良の山並と盆地をイメージした柄に。アートな雰囲気が漂う空間です。

地元の特産品や本などを置くライブラリーには、奈良の炭や平城京時代の靴のレプリカなどが置かれ、文化的歴史の深さを物語ります。

こちらは、全国でトップシェアを誇る川西町で作られる貝ボタン。海のない県でも貝のボタンが作られているのは、川西町がかつて大阪からの船便が多く到着しに賑わいを見せたため。上品な光沢とSDGsの観点からも、再び注目されているとか。

大きなベッドをセンターに、くつろぎのスペースや洗面などを配した広々設計。足元に段差がないので、スーツケースを持ち込むのも楽々で、広げるスペースも十分に確保可能。

レストランを持たないこのホテルでは、朝食ボックス付きプランで予約ができます(宿泊の8日前までに要予約)。柿の葉寿司などの地元の名物をふんだんに盛り込んだ、彩り豊かな和食のお弁当です。

フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道

住所
奈良県天理市杣之内町元山口方438-7
時間
IN15:00/OUT11:00
駐車場
あり
カード
料金
1泊1室1万4520円~(税・サービス料込)
問い合わせ
06-6743-4750(9:00~18:00)※日曜、祝日、年末年始休
公式サイト
https://www.marriott.co.jp/osaft/

宿泊滞在での文化体験後、食とお土産のお楽しみが叶う厳選2軒。

日本の食文化発祥の地と言われる奈良県。食にまつわる歴史や、深いこだわりを持つ、絶対に訪れておきたい2軒を紹介します。

こちらは1877年に創業した酒蔵。当初は御神酒「稲天」を献上していたが、次第に地酒を製造するようになり、今ではツウの間では欠かせない存在に。JR天理駅から延びる三島本通り商店街の中でも、ひと際目を引きます。

「地元でとれたものを地元で消費したい」と、奈良県産の米を積極的に使用したお酒がずらり。口にすると、奈良の風景を感じる地酒を作り続けています。また、醸した日本酒は自社直営店と特約店にて販売し、造り手と客が繋がっていることに安心感を覚えます。ここで醸造するお酒は、直営店の店頭で販売している「氷室のさと」と「黒松稲天」と特約店限定流通の「稲乃花」の3種類。味わいだけでなく、アートなラベルにも人気が高まり、多くのメディアに取り上げられています。

店頭では、原材料にとことんこだわった酒粕を使った「奈良漬け」を販売。国産素材100%で添加物不要の味わいは、芳醇な香りとうま味があります。お土産にもぜひ!

「奈良の郷愁を誘うような味わいをぜひお試しください」と、稲田酒造の店主・稲田光守さん。この地で歴史を刻み、酒造りに実直な姿で、全国にファンを広げています。

奈良県天理市三島町379
0743-62-0040
9:00~17:00
第2・3水曜定休
inaten.com

こちらは、ランチやディナー、モーニングも展開している「洋食Katsui」。天理市トレイルセンターとしての役割を担っているので、料理目的の人だけでなく、観光客や地元の人々たちが多く訪れています。

歴史上で最古の古道と言われる「山の辺の道」の中間地点にあり、崇神天皇陵などの風景を一望できます。この開放感とのんびりとした雰囲気に癒されます。

この「洋食Katsui」の店主・勝井景介さん。大阪で人気の洋食店を展開していた中、「故郷に何か恩返しがしたい!」と、この施設の立ち上げに名乗りを上げたのだとか。そして目指したのは、「元気な田舎暮らし」。レストランとトレイルセンターを併設することで、集客だけでなく雇用も生み、注目を集める場所となりました!

食材にこだわり、奇をてらわずに洋食の王道を、最高のパフォーマンスで提供してくれる料理の数々が、食通を魅了します。老若男女がリピートするのも納得!写真は、ランチで一番人気のエビフライ定食(3尾・1600円)。さっくりと揚がったえびは、大振りで食べごたえ十分。プリッとジューシーなうま味があふれます。

奈良県天理市柳本町577-1 天理トレイルセンター内
0743-67-3838
8:30~10:00(モーニング)、11:00~16:30(ランチ&カフェ)、17:00~21:00(ディナー LOは20:30)
※月曜は11:00~14:00のみ営業 月曜のモーニングとディナー、火水曜のディナータイムは休み

「奈良・天理」は、足を運んでみると想像以上の魅力が満載なエリアだということを確信。歴史や文化を深く感じられるこのエリアは、「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」を拠点に、お散歩、自転車、車と、気分で街巡りを楽しむのも素敵です。
次回(8月中旬アップ予定)は、岐阜・美濃加茂市をご紹介。お楽しみに!

※掲載されている情報は、2022年5月時点のものであり、変更となる場合があります。
※新型コロナウィルスの感染防止に配慮した撮影を行っております。撮影時以外はマスクを着用し、消毒・換気も行っております。

RANKING ランキング

TAGS #人気のタグ

MAGAZINE 雑誌『KELLY』

Please Share

「TRIP BASE STYLE」で新しい旅に出よう! Vol.10 風光明媚な山々に囲まれた、古代ロマンの街へ!「奈良・天理」

WRITER

KELLY Editors

KELLY Editors

「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。

  1. トップページ
  2. PICK UP!
  3. おでかけ
  4. 「TRIP BASE STYLE」で新しい旅に出よう! Vol.10 風光明媚な山々に囲まれた、古代ロマンの街へ!「奈良・天理」

KELLY’S
RECOMMEND
おすすめ記事

RANKINGランキング

PICK UP! 注目の記事

SERIES 連載もの

ABOUT日刊ケリーとは

"GOOD LOCAL"な、
東海のライフスタイルマガジン。

雑誌『KELLY』がお届けする、"GOOD LOCAL LIFE(地元でのよりよい暮らし)"のためのWebマガジンです。「地元での暮らしがより心地良く、自分らしく、喜びを感じる日々になりますように」。そんな思いを込めて、まちの情報を丁寧に編んだコンテンツを配信します。身近な巡り合いで、地元がもっと好きになるはず。