2022.7.10sun
三重・いなべ市に庭のあるレストラン「NoKi(ノキ)」がオープン
6月9日(木)、三重県いなべ市に庭のあるレストラン「NoKi」がオープンしました。庭に囲まれた空間で、旬の地域食材を使った料理から、自然の姿を五感で味わい楽しむことができるレストランです。
木陰で過ごすような、緑を望む心地よい空間
住宅の庭づくりに従事してきた株式会社GARDENARTが、三重県いなべ市に開業したレストラン「NoKi」。庭の中にレストランがあり、どこに座っても草花や木々の姿を眺めることができる、心落ち着く空間です。専属の職人が庭の草花や木々の手入れを行っているため、いつでも四季折々の草花や木々が楽しめます。
旬の地域食材を生かした四季折々の料理
「NoKi」で味わえるのは、旬を大切にした地産地消の料理。地元の市場を訪れ、その日収穫された野菜や果物を仕入れ、鮮度の高さといなべの旬にこだわっています。
料理を監修したのは、料理家・中辻健太氏。イタリア・ピエモンテ州で本格的なイタリア料理を学び、シチリア州の2つ星レストランで修業。現在は名古屋でイタリア料理教室「IL FIOR FIORE(イル・フィオル・フィオーレ)」をはじめ、東海エリアのメディアで料理家として活動しています。
環境に配慮したサステナブルなお店づくり
「NoKi」では、環境に配慮したお店づくりも意識。地産地消に貢献するほか、廃棄食材を使って染めたエプロン、バナナペーパーで作られた名刺、子どもが安心して使える竹繊維でできた食器などを使用しています。
丁寧に手入れされた素敵なお庭を眺めながら、地元の旬な食材を使った料理を楽しめる、庭のあるレストラン「NoKi」。木陰で過ごすような心地よい空間で、旬を味わいにぜひ足を運んでみてください。
NoKi(ノキ)
- 問い合わせ
- 0594-37-6812
- 住所
- 三重県いなべ市大安町石榑東2443-5
(株式会社GARDENART敷地内)
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 水曜、第1・3木
三重・いなべ「nord(ノール)」で、旬を感じるフレンチを味わって
2020年10月、空気の澄んだ山間にあり、近頃盛り上がっている注目のエリア・三重県いなべ市に新しい店「nord(ノール)」が仲間入りしました。こちらの店は、県外からの客足も多く、休日には行列ができる「上木食堂」の姉妹店。無農薬・自然農法で育てる自社菜園「八風農園」の野菜をふんだんに使った、カジュアルなフレンチを味わえます。 三重・いなべ「nord(ノール)」で、旬を感じるフレンチを味わって 大地の恵みあふれるご馳走プレート ランチセット(1350円~)は、前菜のオードブル、スープ、パンのセットに2種類からメインを選べます。写真右は「Aセット」メインの一つ「さくらポークスネ肉 赤ワイン煮込み」。前菜のオードブルは月ごとに、選べるメイン料理は毎日変わります。 「イエロースティック人参」や赤いジャガイモ「ドラゴンレッド」など、普段レストランで出てくることは少ない、珍しい野菜が出てくるのも特徴。コースを通して、デリの品数や野菜そのもののおいしさ、コストパフォーマンスの高さに終始驚かされます。 クリーミーな生地に、ドライフルーツやヌガーを加えたアイスケーキ「ヌガーグラッセ」。 冷めてもおいしいおかずを中心に詰め合わせた「デリカッセン」(2000円)は、テイクアウトができ、ピクニックやキャンプにぴったり。 木を基調にした、開放的な店内 三角の屋根が目印で、系列の「上木食堂」やギャラリー「岩田商店」から徒歩圏内に位置する「nord」。 ロゴをよく見ると、フランス語の「nord」が意味する「北」の文字があります。 高い天井にオープンキッチンがとても開放的です。カウンター席からは、調理の様子を見ることも。 オープンキッチンで腕を振るうのは、名古屋の人気店で経験を積んだ店長の西山さん。メニューは作りたいものから使う食材を選ぶのではなく、季節が巡る度に旬の野菜に合わせ、それらを活かすレシピを考案しています。 店内では、近隣の「フライベッカーサヤ」のドイツパンや「八風農園」の野菜も販売中です。 広大な自然の中、彩りたっぷりの旬を感じるランチでお腹と心を満たしてみませんか。 nord(ノール) 場所 三重県いなべ市北勢町阿下喜2039 営業時間 11:30~15:00(LOは14:00) 17:30~22:00(LOは21:00) ※土・日曜、祝日は11:30~22:00(LOは21:00) 定休日 火・水曜 駐車場 8台 Instagram https://www.instagram.com/_n_o_r_d__/ アクセス 三岐鉄道「阿下喜駅」より徒歩で約10分 ※掲載内容は2021年4月時点の情報です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。
本屋・珈琲屋・写真館が融合した、新しい形の施設「メゾンヒガシマチ」がオープン【三重県・いなべ市】
三重県いなべ市に2022年1月、写真館、本屋、珈琲店の3店舗が併設した施設「メゾンヒガシマチ」がオープン!イベントやポップアップショップの開催もされ、店内奥には版画作家のアトリエも併設されているなど、様々なカルチャーに触れられる場所です。 モノと人とが出会える写真館 風情のある古民家の入り口を入ると、最初に現れるのが「鈴麓寫眞」。こちらは、写真家・浦田さんの写真館で、”何年経っても色あせない写真”をコンセプトに、スタジオ・ロケ撮影の受付を行っています。店頭では、自身の撮影した写真のポストカードなども販売。 店の一角には、蝋燭作家・ウラタアンナさんの作品販売スペースも。季節に合わせた素材や色を組み合わせて作られた、様々な大きさのキャンドルが並びます。 このスペースでは、定期的にポップアップショップやイベントも開催されます。 ジャンルを絞らず、様々な人にこの場所を活用してもらうことで、色んな人が集まり、新たな発見ができる場所を目指していると言います。 写真館中央の扉を進むと、次の店舗へ。 鈴麓寫眞 お問い合わせ 080-6175-2010 公式サイト https://suzuroku-photo.studio.site/ こだわりのスペシャルティコーヒー メゾンヒガシマチ廊下部分にあるのは「幻珈琲店」。こちらでは厳選した様々な産地の珈琲豆の販売を行っており、ドリップした珈琲は試飲ができます。 試飲をしながら、少し腰をかけ、来店客同士が繋がる場所だといいます。 不定期で店主さんによる珈琲講座も開催中。 幻珈琲店 お問い合わせ なし 公式サイト https://www.instagram.com/inabe_coffee_nosken/ アートの文化を残す本屋 さらに奥に進むと、陽の光が差し込む小さな部屋の中に現れるのは、本屋「granne308」。1900年代から2000年代の国内外の写真集を中心に、店主・山下さんが厳選した絵本や新書も並びます。 自身も好きだという写真集・アートの文化をこれからも残していきたいと、お世話になった写真家から譲り受けたものを中心に店を開いた山下さん。 「本の交換所」というスペースでは、持ってきた古書を置いて、別のものと交換して持って帰ることができます。 granne308 books & gallery 公式サイト https://www.instagram.com/granne308/ 原風景を形にした版画作品 廊下の突き当たりにあるのは、版画作家・小寺さんのアトリエ。アトリエ前には、作品がずらりと並び、購入することもできます。 「作品を見てもらいながら、お客さんと直接話せるのがうれしいです。」と語るのは店主の小寺さん。版画にする作品は、一度写真に撮ることで陰影を捉えているそう。様々な色を重ね、立体的に表現された作品の数々は必見です。 カルチャー発信の場へ それぞれの店主がそれぞれの個性を生かして店作りをしているメゾンヒガシマチ。「何かできないか」と浦田さんがふと考えていた時に、たまたま同じように場所を探していた4人が集結したと言います。 元々は和菓子屋であったという古民家を改装しているため、当時の面影が残る部分も。あえて手直ししすぎず、昔の風情を大切にしているそうです。 店主らによって塗装された外壁。「個人経営という形態ですが、この場所に集結することで自然と助け合えるようになり、お互いが刺激になっています。」と店主らは語ります。 2階部分にも新たな店舗が入店予定だといい、新たな可能性を広げ続けるこの場所から目が離せません。 メゾンヒガシマチに足を運び、様々なものや人との出会いを楽しんでみては。 メゾンヒガシマチ お問い合わせ 0594-37-5289 場所 三重県いなべ市北勢町阿下喜2696-3 営業時間 10:00~17:00 定休日 不定休(店舗により異なる) Instagram https://www.instagram.com/m_higashimachi/ ※掲載内容は2022年2月時点の情報です ※新型コロナウイルス感染症の影響で、掲載内容は予告なく変更する場合があります。公式サイト・SNSで事前にご確認ください。
【インタビュー動画】三重・いなべ市のGOOD LOCAL LIFE「上木食堂」
【東海のGOOD LOCAL LIFEを動画でお届け】三重・いなべ市の「上木食堂」 東海三県の魅力を、インタビュームービーで 愛知・岐阜・三重の地元情報を発信する雑誌『月刊KELLY』編集部が、これまで取材したお店の中から「もう一度取材に行きたい」「誌面だけでは紹介しきれなかった」お店をピックアップして紹介する、定例ムービー企画「GOOD LOCAL LIFE」。 第1弾は三重県いなべ市の「上木食堂」 記念すべき第1回目は、三重県いなべ市にある「上木食堂」の店主、松本耕太さんにお話を伺いました。 名古屋にある複数の飲食店で経験を積んだ店長の松本耕太さんは、勤めていたカフェのイベントで、いなべ市で野菜を作る「八風農園」の寺園風さんと出会います。 あるとき、寺園さんは取り壊す予定だった地元の町旅館をなんとか残したいと、かねてから「自分の店をもちたい」と言っていた松本さんに相談。松本さんはすぐに移住を決意し、2016年に「上木食堂」をオープンしました。 新鮮な季節の野菜を使った料理や、古い建物を利用した空間が話題となり、遠方からも人が訪れる人気店に。その後2人は、いなべ市の食と農を営む会社「松風カンパニー」を立ち上げ、町を盛り上げています。 なぜ「いなべ」に?店に込めた想いとは? ー「いなべ」のまちを、選んだ理由を教えてください。 松本さん:以前、働いていた名古屋のカフェで、いなべ市で野菜を作っている八風農園」の寺園に出会いました。なんとなく田舎での暮らしや、独立への憧れを話していたのですが、ある日「地元に取り壊す予定の町旅館があるんだけど、そこでお店を始めないか?」と誘われて。 彼との信頼感もあって、すぐに移住を決めました。 ー「このまちが好き」と思ったエピソードを教えてください。 松本さん:移住してきてすぐ、町のあちこちでBBQをやっているのに驚きました(笑)。農家が多いので、食材を持ち寄って、仲間同士でサクッと集まれる、距離感が好きです。 ーこのまちで、これからやりたいことはありますか? 松本さん:寺園と「松風カンパニー」という会社を立ち上げ、ギャラリーやベーカリーなど、様々なお店を増やしています。いつか食べ歩きができるほど、まちが盛り上がるといいなと思っています。 寺園さんが作る野菜のこだわりや、「松風カンパニー」立ち上げの経緯など、詳しくはYoutube動画で公開中です。ぜひ、チェックしてみてくださいね。 動画撮影・編集 :太田昌宏(スタジオアッシュ )
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