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岐阜・揖斐川町「ハートkoyaカフェ」で美しい茶畑を眺めながら、こだわりスイーツに舌鼓
#カフェ

2022.7.27wed

岐阜・揖斐川町「ハートkoyaカフェ」で美しい茶畑を眺めながら、こだわりスイーツに舌鼓

岐阜県揖斐郡揖斐川町の美しい茶畑を眺めながら、現地で採れる「春日茶」を使用した手作りスイーツを楽しめる「ハートkoyaカフェ」。店内にあるハート型の窓がSNS映えすると、2021年4月にオープンして以来、遠方から多くの人が足を運びます。

標高300m!茶畑に佇む隠れ小屋カフェ

東海環状自動車道「大野神戸IC」から車で約30分、山道を登っていくと現れる一面の茶畑。この辺りは「春日茶」と呼ばれる茶葉を栽培している広大な茶畑と、背景の山々が相まって美しい景色を作り出すことから「天空の茶畑」や「岐阜のマチュピチュ」と呼ばれており、多くの人がこの景色を一目見ようと訪れます。

そんな「天空の茶畑」にひっそりとたたずむのが「ハートkoyaカフェ」。この土地で作られる「春日茶」に魅せられた店主が、この茶畑にやってきた人たちの憩いの場となるカフェをオープンさせたのが去年の4月。今では、このカフェを目的にやってくる人たちも多いそう。

こちらの小屋カフェが有名になったきっかけの一つが、このハート型の窓。もともと壁だった場所を「ハートの窓を作ったらかわいいのでは?」とくり貫いたところ、SNS映えするとたちまち話題に。家族や恋人、ペットとともに記念撮影をしに来るお客さんが増えたのだとか。

さっそくテラスへ出てみると、茶畑を一望できる横並びの席が。山間を吹き抜ける風から、ほのかなお茶の香りがしてとても気持ち良いです。

丘を降りて茶畑の方へ歩いてゆくと、天気の良い日には、山の向こう側に岐阜市の街並みが見えます。ぜひ大自然に囲まれながら、ウォーキングを楽しんでください。

手作りと無添加素材にこだわった優しいお茶スイーツ

「黒糖 春日茶ラテ(ホット・アイス)」(500円)

黒糖・春日茶・ミルクフォームのキレイな3層が美しいラテは、アイスとホットを用意。まずはそのまま一口、お茶の風味を味わったら、黒糖を混ぜて甘さを調整しながら飲むのがおすすめ。

白玉団子は、団子もあんこも全て店主の手作りで、小豆本来のほくほく感が残っています。団子をすくうスプーンは、野菜で作った無添加のお菓子で、食後にスプーンまでいただけます。

「ひんやり自家製アイス」(880円)

春日緑茶と春日ほうじ茶の2種類のアイスに濃厚な抹茶ソースをかけた一品。ほうじ茶は、店主自ら春日茶を焙じて作っています。サクサク食感の茶葉の天ぷらと、アイスの甘さが絶妙です。

付属の濃厚な抹茶ソースをかけてアフォガード風に。「無農薬で作られる春日茶に合わせて、スイーツに使用する材料も全て無添加のものや、身体にやさしいもので作りたかった」と店主。どれも無駄な甘味や、しつこさのない、素朴で飽きの来ない味わいです。

その他にも、春日茶を使用したメニューがたくさん!実家が揚げ物屋をやっているという店主が考案した「春日茶ボールコロッケ」(600円)をテイクアウトして、散歩をしながらおやつとして食べる人も多いのだとか。

お茶の魅力を伝える、村の交流の場に

もともとは、茶畑を散策に来る人たちの休憩場所として作ったというこの小屋が、「春日茶」の魅力にほれ込んだ店主の創意工夫により、多くの人が訪れる人気カフェに。取材当日も、バイクのツーリングや、ドライブに来た若いカップルなど多くの人が訪れていました。

お店では、この地域で採れた新鮮な「春日茶」を購入することも可能です。茶葉本来の渋みもありつつ、香り豊かで飲みやすいので、お家でのティータイムや、ちょっとしたお土産にもぴったりですね。

EDITOR IMAI

小屋からの絶景や、やさしい味わいのスイーツはもちろん、村に訪れた人と挨拶を交わし、丁寧に案内をする店主の人柄に、心までほっこりと癒されました。都会の喧騒から離れて、ホッと一息、自然に囲まれる至福の時間を過ごしてみては。

ハートkoyaカフェ

場所
 岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合1620ー1
問い合わせ
 090-7313-0471
営業時間
 9:30~17:00(LOは16:30)
定休日
 火曜日
駐車場
 7台
支払い
 カード不可・電子マネー可
Instagram
 @heartkoyacafe

※掲載内容は2022年7月時点の情報です
※価格は税込み表記です

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Kanon Imai

Kanon Imai

座右の銘は「百聞は一見に如かず」。気になったら、まずは体験する派な編集部員。趣味は読書とジョギングで、猫は目に入れても痛くないほど好き。

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