2021年3月にメジャーデビューを果たした、シンガーソングライターの門脇更紗さん。今年7月27日（水）に、記念すべきメジャー1stアルバム『ファウンテンブルーに染まって』をリリースしました。

10代の頃から音楽活動を始め、メジャーデビュー、アルバムリリースと日々活躍を続ける門脇さんに、今までの楽曲に対する心境の変化やアルバムに込めた思いなど、たっぷりお話を伺いました！

――リリースおめでとうございます！10代の頃やデビュー後に作った曲、アルバムのために書き下ろした曲など、門脇さんのこれまでとこれからが詰まった素敵なアルバムでした。今の心境を聞かせてください。

門脇さん　「めちゃくちゃうれしい！」というのが一番の気持ちです。今の時代、多分サブスクで聴く人の方が多くて、CDを手に取ることは少ないと思うんですけど、それでも引っ越しの時とかに段ボールから私のCDが出てきて、「あっ！ こんなアーティスト聴いてたなぁ」って思い出してもらえるように、音楽を形にしたいなと思っていたので、今回このアルバムを作ることができて、とてもうれしいです。CDには、写真や歌詞カードなど、サブスクにはない楽しみが詰まっているので、ぜひ直接手に取ってみてください！

――2021年の3月に「トリハダ」でメジャーデビューを果たしてから、今回のリリースまで、シンガーとしての心境に変化はありましたか？

門脇さん　年齢を重ねるごとに、何を書きたいかは変わっていくと思うんですけど、歌を通して伝えたいことが自分の中で分かってきたなと思います。「過去や未来を気にしすぎずに、‟今起きている小さな幸せ”を見落とさないようにしたい」というのが、今の私が軸にしたいテーマなんだなって、ここ数年でハッキリしてくるようになりました。このアルバムに入っている曲も、そんな楽曲が多いかなと思います。

――日々の幸せや、歌にしたい出来事はメモをしたりするんですか？

門脇さん　幸せなことはもちろん、ちょっとイラっとしたことも、思ったことはスマホでメモをするようにしてます（笑）。

――高校1年生の頃に本格的な音楽活動を始められてから、23歳になられた今年ですが、振り返ってみていかがですか？

門脇さん　夢が近づいて、憧れだったものがどんどん現実になっていく中で、色々なことが思っていたよりも簡単じゃないなぁと感じて。でも、5年前の自分からしたら、すごくビックリするようなことが叶っていたりするので、それはうれしいですね。作りたい楽曲は、ずっと変わらない感じで、テーマは“ポジティブ”（笑）。自分自身の性格もポジティブだと思います！

――今回のアルバムの「ファウンテンブルーに染まって」というアルバム名は、門脇さんのバースデーカラーから来ているんですよね？

門脇さん　今回のアルバムは、今までの私がギュッと詰まった一枚になっているので、「これが門脇更紗です！」というのが分かるタイトルをつけたいと思った時に、やっぱり誕生日かなと思い、誕生日のお花を調べたのですが、あまりピンとくるものがなくて。

その次に調べたのが、誕生日カラーで、“ファウンテンブルー”と出てきたんですが、もともと青色が好きだったのでうれしいなぁと思い、どんな色だろうと調べたら、色の持つ意味の中に“踊りと音楽・自由・個性”って言葉が出てきて。「音楽が入ってる！」というところにビビッときました。

このアルバムを聴いてくれるみんなを“門脇更紗色”に染めていきたいっていう気持ちもあるし、音楽を自由に楽しんだり、このアルバムが自分自身の個性を大切にしてもらえるきっかけになるといいなという想いも込めて、この名前にしました。

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収録曲に込めた思い