【18:00 星降る森のビアガーデン】やんばるの海・山の幸ディナー
「E-horizon コンドミニアム瀬底」から歩くこと約10分で、お目当てのディナーの店に到着。昼間は「かどや製麺所」として、「三枚肉そば」や「軟骨ソーキそば」といった、沖縄そばのメニューを提供していますが、夜は完全予約制の「星降る森のビアガーデン」としてBBQ営業の店になります。
店主は瀬底島出身で、コックとして県内のホテルで、また約15年間シンガポールや中国で自身の店を開いて沖縄料理を提供していたそうです。2018年に沖縄に戻り、国外の旅行者にコース料理の出張サービスなどもしていましたが、コロナ禍で以前のようにお客さんへ料理を振る舞うことができず、新しくこの店を始めました。
店近くにある畑で野菜や薬草、ハーブなどを自家栽培しており、やんばるの旬の食材と一緒にそれらも使用して料理を作っています。
BBQは人数や予算、お客さんの要望をもとにした、店主おまかせのコース形式。食材は店主自ら市場へ行って、状態が良いものをチェックして取り寄せるそうです。「メニューよりも材料優先」と、お客さんに満足してもらうために、店主は少しの妥協も許しません!
今回は、一人当たりの予算8500円のコースを注文しました。どんな料理が出てくるのかワクワク♪
まずは前菜から。手前にあるのは「豚タン」、オリーブオイルと塩だけで味付けした「パパイヤシリシリ」、「ゴールドバレル」のパインなどの盛り合わせ。中央は「海ぶどうサラダ 夏野菜ソースがけ」、奥は沖縄名物の「オリオンビール」です。
続いて、手前からやんばるの若鶏の「鷄レバー」、ガーリックチップが乗った「かつおのたたき」、「マンゴーとアグー豚の生ハム」が登場。
さらに、苦さ控えめの「キンキンゴーヤー」がのった「和牛のたたき」まで!前菜だけでもこんなにメニューが出てくるとは驚きです。店主のおもてなし精神に感激…!
「これも自慢のメニューです」と、店主が特別に用意してくれた「ビシソワーズ」。畑で採れたじゃがいもで作ったビシソワーズは、さらっとしていて、あっさりとしたじゃがいものうま味を感じました。器のフチに付けられた塩と一緒に飲むと、塩味が増してより一層おいしくなりました♪
ビシソワーズに添えられているのは、自家栽培のエディブルフラワーです。店主の奥さんが手間ひまかけて大切に育てています。
いよいよBBQのメインディッシュが登場!今日のラインナップは、豚肉、上カルビ、若鶏肉、かぼちゃ、へちま、しし唐辛子など。盛り付けが独創的で、見ているだけでも楽しい!
食材の味を引き立たせるために、基本的に味付けは塩やレモンのみで、油は自家製バジルを入れたオリーブオイルを使います。また、お手製のハーブティーをコンロに入れて食材を焼くことで、ハーブの香り付けになるのだとか。お肉を焼く時は「パンダンリーフ」を敷くのもポイント!タイ料理に使われることが多いハーブで、香りがとても良かったです。
大自然の中でいただく、やんばる食材のBBQに感動していると、いつの間にか夜も更けてきました。
「シメにどうぞ」と、一匹丸ごとを使った鶏ご飯が。まだコースは終わっていませんでした!沖縄の海のように広大なおもてなしの心をもつ店主。ありがとうございます!
「お口直しにどうぞ」と、最後に店主の奥さんが運んできてくれたのは、タピオカが添えられた「ジーマーミ豆腐」。ジーマーミ豆腐のほど良い甘さと、タピオカの黒糖の甘さが相性抜群でした…!
色彩豊かな食材を使ったBBQメニューはもちろん、看板ねこの「パンパン店長」も人気のよう。オリジナルTシャツもあるので、来店した際は要チェックです!
星降る森のビアガーデン
- 問い合わせ
- 0980-43-6093
- 場所
- 沖縄県国頭郡本部町瀬底59
- 営業時間
- 11:30~15:00、17:30~21:00
(夜営業のBBQ 火鍋のコースは2日前までの完全予約制)
- 定休日
- 木曜定休
- 支払方法
- カード・電子マネー不可
中部国際空港 セントレアからスカイマークで行く「沖縄の隠れスポット・瀬底島」1泊2日旅は、まだまだ続きます!次回もお楽しみに♪
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